【笠ヶ岳】笠新道日帰りは3つのサプライズでクリア

2017.09.21(木) 日帰り

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遠征3日目の割には体の痛みがなくついに故障かと疑いながら笠新道の急登クリアを目標に朝5時スタートし林道を小一時間ウォーミングアップに進むと左手に登山口が現れ関門のスタート、序盤は視界のない単調な上りが続きと太腿が肉離れ的にうずき出し不安を抱きながらぼちぼち進むとやがて視界が開け朝日に照らされた槍ヶ岳がドーン、ヨーロッパの古城のような風格に圧倒され視線を右へパーンしながら雲海に浮かぶ穂高の稜線をうっとり眺めてると痛みも癒えて先へ行く気力が湧いてくるから不思議だなあとアルプス病かかかっているのも気づかず進んでいると下山してきた方から「あと少しですごいから頑張って!」とエール頂きすごいってなんなんやろ?と思いながら言葉通りあと少し頑張るとそこは杓子平で視界は西側へと一変し笠ヶ岳稜線へと続く山肌が全面に現れ本日二回目の疲れ吹っ飛びサプライズでいいぞいいぞとつぶやきながらまたどんどん行くと徐々に勾配がきつくなりまたまた小屋泊から下山してくる方々に励まされながら稜線への急登を進むココが本日のキツさクライマックスポイントで息も絶え絶えに何とか稜線にたどり着く。するとそこからは笠ヶ岳山頂、いや天国へと続く尾根道に吸い込まれそうになる気持ちよさで本日3回目の疲れ吹っ飛びモードとなりあとは波に乗るように稜線を流れ山頂小屋を過ぎ最後グーッと登りきるまでノンストップで登頂。体感では一昨日の新穂高〜槍ヶ岳よりキツいように感じたがやはり山頂にいた人も同様の感想で恐るべし笠ヶ岳、気のせいか玄人っぽい人が多い、アルプスの先達に双六や西鎌尾根方面の魅力的な話をたくさん教えて頂き、やっとアルプス病に気づいたらガスが立ち込めぼちぼち行こかとなったので下山。林道出たら午後3時、この時間からも双六方面に行く方々とたくさんすれ違い後ろ髪ひかれながら戻ってきたという一日。

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