活動データ
タイム
18:25
距離
41.9km
のぼり
4845m
くだり
3426m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るいつか歩いてみたい場所・・・その中の1つに南アルプス南部エリアがあります。 山容が大きく山深さを味わえる、そんな実感を得たくて荒川三山と赤石岳に行ってきました(゚▽゚*)ニパッ♪ 今回の行程は、【1日目】椹島から千枚小屋【2日目】千枚小屋から荒川三山・赤石岳を経て赤石小屋【3日目】赤石小屋から椹島、となっています。 なお、スマホのパッテリー切れのため軌跡は2日目までとなっています。 以下、長文となってしまいますが、興味がおありの方はどうぞ(*゚.゚)ゞポリポリ 南アルプス南部エリアは、アクセスがしづらくしかもアプローチが長いため歩行時間がかなり長くなってしまいます。本題に入る前に、今後行かれる方の参考にアクセスについてご案内します(*゚▽゚)ノ。 【アクセス】 まず駐車場のある畑薙第一ダムへ行く必要があります。名古屋方面からだと新東名島田金谷ICから一般道で2時間半位かかります。道は舗装されていますが、道に落石が落ちていたり、道幅が細かったりクネクネしていたりとなかなか気を使います。 そして駐車場に車を止めると登山の拠点となる椹島へ移動することになりますが、畑薙第一ダムの臨時駐車場から東海フォレストが運営するバスに乗る必要があります(もちろん歩けますが4時間位かかるようです。)。 ここで東海フォレストのバスについてご案内します(最新情報はHPで確認してくださいね(゚∇^*) テヘ♪) 【送迎バス】 送迎バスは畑薙第一ダムから椹島まで運行されていますが、このバスは登山小屋に宿泊される方を対象としており、最初乗る時に宿泊の前金として3,000円徴収されます。その時に渡されるレシートを山小屋で見せてハンコを押してもらい、下山時に椹島ロッジでハンコが押されたレシートを見せると帰りのバスに乗れる仕組みになっています。なお、帰りのバスに乗る時は整理券を渡されますので注意してください。 【運行時間】(7/16~8/31) 行き(畑薙→椹島):8:00,9:10,12:00,14:30,15:30 帰り(椹島→畑薙):6:30,8:00,10:30,13:00,14:00 大体1時間かかりますので、8:00のバスに乗ったとしても登り開始は9:00スタートになります。また帰りは14:00が最終便でそれ以降はバスが出ませんので、注意が必要です。 椹島から荒川三山・赤石岳を周回するルートの場合、バスの時間を考えると、2泊3日か3泊4日のコース設定になると思います。 ここからが、やっと山レポです(^ー^* )フフ♪ 『1日目』椹島ロッジ▸▸▸千枚小屋 椹島ロッジを出発すると暫く林道を歩き、滝見橋の手前を左に入っていきます。登山道は危険な場所はありませんが、基本的にずっと森の中をひたすら登っていきます。途中清水平で給水が可能で、ベンチがあり休憩ポイントになっています。登山道はかなりの急登というわけではありませんが、ダラダラとした登り坂が続き、しかも森歩きのためあまり視界が開けないので我慢のしどころです。千枚小屋の直前に急登がありますが、ここを乗り切れば千枚小屋に到着します。千枚小屋の周りにはお花畑があり、テラスからは富士山が望めます。 今日の泊りは千枚小屋ですが、ずっと森歩きで景色を見れなかったので、荷物を置いて千枚岳まで足を延ばしました。千枚岳からの眺望は見事で、富士山をはじめ、南アルプス北部の山々(塩見岳、北岳、間ノ岳・・・)や明日登る荒川三山、赤石岳がバッチリ見えます。明日への期待に胸が膨らみます(*゚▽゚)ノ ※千枚小屋情報!!:一泊2食9,000円。もし寝具が不要なら500円引きになります。私はシュラフを持参していたので、百枚小屋という素泊まり小屋で宿泊しました。500mlのビールは800円、350mlは600円。この百枚小屋の奥からは赤石岳が展望できるポイントになっています。 『2日目』千枚小屋▸▸▸荒川三山(東岳・中岳・前岳)▸▸▸赤石岳▸▸▸赤石小屋 今回の縦走路の目玉だけあり、距離は長いが、最高の眺望が得られるテンションMAXなルート。 日本の自然って素晴らしい!!と確実に実感できます。いくつものピークを縦走していくのでアップダウンが多く、体力的にはハードですが、景色とお花畑が疲れを癒してくれますヤッホー(ノ^∇^)ノ まず目指すは、千枚岳から荒川東岳(悪沢岳)へ。途中、急な岩場が2か所ほどあるので注意が必要です。荒川東岳に近づくと岩がゴロゴロしたガレ場になってきます。 山頂からは次の目的地である荒川中岳が大きく聳え、その奥にこれから進む赤石岳だけが見渡せます。山腹を斜めに走るトラバース道を見るとあそこを歩いていくんだなぁとやる気がみなぎってきます。山頂からの景色は素晴らしく遠くは北アルプスや中央アルプスの山並みも見渡せます。もちろん富士山も!!この景色、絶景すぎます(≧∇≦)キャー♪ 荒川中岳への道は一度大きく下り、また登り返します。ここの下りはすごく危険というわけではありませんが、結構斜度があるので気を付けてください(250m程下ります)。荒川中岳の手前に中岳避難小屋があり、ここまでくると山頂までもうすぐです。ここからの景色もまた素晴らしく、富士山と荒川東岳のツーショットが楽しめます(*'▽'*)わぁ♪ 荒川中岳から荒川前岳までは割と近く、荒川小屋への分岐付近に荷物をおろせば楽です。 荒川前岳から荒川小屋を目指して進んでいきますが、途中広大なお花畑✾が斜面一面に広がっています。ここのお花畑は素晴らしく、多分お花好きな方にはたまらない場所だと思いますw(゚ー゚;)wワオッ!! お花に詳しくない私でさえ、見とれて夢中でシャッターを押してしまいました(*゚.゚)ゞポリポリ 荒川小屋へ着くといよいよ赤石岳を目指します。荒川小屋から少し急な登りがありますが、その後は大聖寺平までトラバース道を歩きます。このトラバース道は見事ですよ(*'▽'*)わぁ♪ 大聖寺平を過ぎると小赤石岳→赤石岳へと続きますが、小赤石岳への登りはかなりの急登です。目の前の斜面をひたすら登っていきます(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ- 結構登りはしんどいんですが、ふと振り返ると歩いてきたトラバース道が見えるだけでなく、グレートトラバースで田中陽希さんが直登した荒川前岳への主稜線が見渡せて、よくこんな場所歩いたなぁと感動します(゚・゚* ホレボレ 小赤石岳までくると目の前に赤石岳がドーンと聳えています。まさに大迫力!! 余談ですが、小赤石岳の直前になんと雷鳥の親子がいました(゚▽゚*)ニパッ♪ 登りでヘロヘロだったんですが、雷鳥の愛くるしさに力をもらい、最後の登りに取り付きます。最後の最後に急登が待っていますが、ここを登りきると赤石岳山頂は目の前ですピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ 赤石岳山頂からは、今日歩いてきた道が全部見渡せ、目の前には富士山が広がっています。「日本の自然というのが、素晴らしすぎます・・・」(田中陽希さん談)、このセリフをこの場所で言いたかったヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪ 赤石小屋への道は、赤石岳山頂から小赤石岳への途中にあります。尾根からは赤石小屋の屋根が見えますが、かなり遠いです・・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ。 急な下りが続いた後、沢沿いを歩いていきます。沢沿いにはお花畑が広がっていて少し疲れが癒されます。その後は長い森歩きが続き、上り下りを繰り返します。富士見平まで来ると赤石小屋まではあと30分ほど。もうひと踏ん張りしましょう!!しばらく森の中を歩くと、目の前に赤石小屋が現れます。やっと着いた・・・、 ※赤石小屋情報!!:一泊2食9,000円。テント幕営料は600円。私はここでテントを張りましたが、テン場は細く通路上になっています。因みに500mlのビールは800円、350mlは600円でした。 『3日目』赤石小屋▸▸▸椹島ロッジ 最終日は大倉尾根をひたすら下っていきます。3:30に起床。テントを撤収し、ヘッドライトを点けながら4:30に出発。緩やかな下りと急な下りを繰り返しながら下りていきます。日の出とともに、陽光が森の中へ差し込み、明るい雰囲気に変わってきて心細さが解消されました(゚∇^*) テヘ♪ カラマツとサワラの植林の中を通る九十九折の道を下っていくと、林道につながる鉄のハシゴが見えてきます。林道に出ると椹島ロッジまではもうすぐです。これで今回の長い縦走の旅も無事終了です!! 下りながらもしかすると椹島から畑薙第一ダムへの始発便(6:30)に間に合うかも、と思っていたんですが、到着したのは6:40。次が8:00なので、珈琲を飲んだり、付近を散策したりと空き時間を満喫しました。 『まとめ』 南アルプスのイメージは、山深くて山体が大きいけれどアクセスが不便。今回足を踏み入れた思ったのは、まさにそのイメージそのままでした。森林限界が高いためか森歩きの時間がながく、なかなかすっきりした展望が得られませんが、ひとたび稜線に出ると南アルプスショーのスタートです。富士山がものすごく大きく見えるほか、南アルプス北部の山々から中央アルプス、そして北アルプスまで遮るものなく見渡せます。特に縦走路が一望できる光景は本当に素晴らしいです♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!! また、山の景色だけでなく、荒川前岳と荒川小屋の中間にあるお花畑は圧巻の一言。斜面いっぱいに絨毯のように敷き詰められた光景は素晴らしすぎます(≧∇≦)キャー♪ こんなに魅力あふれる南アルプスなんですが、やはりアクセスの不便さからでしょうか、この時期の、かつ百名山でありながらそれほど混雑している感じはしませんでした。しかし、その分ゆっくり自分のペースで山歩きが楽しめるので、私は大好きな山域です。 長々と書いてしまいすみませんでしたヾ(^-^;) ゴメンゴメン すっかり南アルプスに惚れ込んだ私ですが、次は「北アルプス」へ行きます(゚∇^*) テヘ♪
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