チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 56
休憩時間
2 時間 5
距離
4.5 km
のぼり / くだり
570 / 563 m
1 31
14
59

活動詳細

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 夏季トレは今回でラスト。いまだBCで来たことがない層雲峡の黒岳。 大雪山系はここ何日かで初雪の便りも聞かれ、紅葉が終わるとすぐに冬支度を始めちゃうというなんともせっかちな我らが北海道の屋根である。    いつもより早めの朝7時にスタート。もちのろんで七合目まで索道を利用、ちなみにログはリフト降り場から。(下山は五合目まで歩いたぞ) 頂上までは距離こそ短いが、なかなかの急登&岩場&積雪である。。。。どうやら昨晩も降雪があったようで、登山道はまっしろけ。後の下山時にはこれが融けてどっろどろのグッチャグチャになるのであるが。    そして黒岳名物、爆風。幸い登山道のある東斜面は風下、山の陰になるので直撃こそ少ないのだが、風が木々を駆け抜ける音で思わず身震い、念のためフリースを用意しといて良かったぁ。    約2時間ほどで登頂。覚悟はしていたが予想以上の爆風。じっと立ってられず、何度もヅラが飛ばされそうになる。 山頂の気温はプラス1℃。体感はマイナス10℃。こりゃあ寒い、大の男が悲鳴をあげるほど寒い。見渡すと、表大雪方面はほとんど雪化粧。なかでも北鎮岳は完全に冬山状態。いやぁ~早く滑りたいな!!   せっかくなので、今日から冬支度に入る石室に行ってみる。来年はテン泊デビューしたいしな。 あ、そういえば、他の活動日記で、石室で販売している飲食物が高いと文句言ってる人がいたな。物に恵まれた平地の物価感覚を山に持ち込むなんてイヤだね~。   寒いからとっとと下山しようと黒岳山頂に戻ると、相変わらずの爆風だがたくさんの人でにぎわっている。 2年前にここで亡くなった谷口けいさんに手を合わせ下山開始。 当時同日、私も黒岳に来ていたが、悪天候のため索道運休で入山できずホテルで停滞していた。  日本トップクライマーさえ呑み込む厳しい大自然、途中すれ違う軽装の登山者、てゆーかほぼ普段着の観光客を見てつくづく思う。いかなる時も山を舐めちゃいかん。  今季ラスト登山は、まさに黒岳が白岳へと変わるタイミング。また今冬おじゃまします!  おしまい 

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