相方の裏切り・・・そして1人になった・・・

先に断わっておきますが、心臓の悪い方はこの先を読まないでください。。。 話はさかのぼること約1月前。車を買うことになり、納車の話をしていると、 USJでの納車をおすすめされました。なんでもUSJのチケットから当日の駐車場から、 その他もろもろのサービスが付くとの事。好きな人にはすごくいいサービスなんだろうなぁ と他人事のように聞いていたのです。なにせ人が多いのが極端に苦手な私。相方も同じような性格なので様子をみると他人事風なご様子。 しかし、ディーラーの方が「思い出に残りますよー」とやたら熱心におすすめしてくれるので、まぁ何事も経験とUSJ納車にしたのです。 帰り道「まぁ2人だからいけるんじゃない」「1人の人にはすすめないでしょーアハハー」とお互いの人見知りぶりをフォローしようと、なぐさめあって帰ったものでした。 2人の予定を何度も確認し、急な仕事などで納車日を変更してもらいつつ、決定！ あとは納車を待つだけ！とワクワクした気持ちでまってました。あの日までは。。。 悪魔の報告は納車予定日間近、突然襲ってきます。 「ごめん、予定入ってるの忘れてた・・・」 なんでも前から友達と旅行の予定が入ってたとか。。。　笑えませんぞ・・・ ブルータスおまえもか・・・ ・・・1人で突撃です。 悪いことは重なるもので、前の車の車検が納車前に切れるので、すでに車はありません。 電車で向かいます。西九条までは平穏にすぎましたが、電車のドアが開くとそこから先は ワンダーランドへ向かうお客様の山。 アラフォーおやじが1人、満員のワンダーランド行き片道電車にゆられます。セーラー服にマシンガン２丁かついでいる人や、なぜかKISSのTシャツを着た3人組などの猛者ばかり。しかしワンダーランドでは、そちらが通常で私が異常なのです。 なんとか電車を降り、ワンダーランドへ向かう人の流れに乗ります。 もうすこしだ、納車場までの辛抱だ・・・自分に言い聞かせて歩きます。 もちろん時計を何度も見て「まだこないのかなぁ」的なお芝居にもぬかりはありません。 命からがら納車場までなんとかたどりつきました。 こ・・・こんなはずでは・・・ 部屋の中はエアコンききまくって涼しいはずなんですが、山に登った時のように汗が 止まらない。なにせ部屋の中までワンダーランド。気づいた時には後の祭りです。 場違いな自分の存在に、部屋の端でうずくまっていると、綺麗なお姉さんが1人来てくれました。なんでも納車まで私に１対1でついてくれるそう。 かろうじて耐えていた汗腺がこの時崩壊したのは言うまでもありません。 はじめ私1人だった納車場所にもいつしか人人そして人。どうやら同じ時間に納車される方 のよう。カップルか家族連れ、御夫婦などなど、もちろん1人で来ているのは私だけなのは言うまでもありません。みなさん楽しそうじゃありませんか。 今この乗り物に乗っていただけるんですけど、乗ってみませんか？と見たこともない乗り物 を紹介され、「御冗談を。私1人ですよーアハハー」と断ろうとお姉さんを見ると、乗ってほしいなぁ的なウルウルした目にやられて、つい乗ってみますと返事をし、何やらサインもしました。ウルウルされると断れないナイスガイな私。 今思えばこのことで私の限界は超えてしまっていたようです。。。 この先の出来事は恐ろしさのあまり記憶がございません。気が付けば家のソファーで寝ていました。機会があれば実際に行って体験してみてください。ただし、決して1人では行かないように。 みんなで行くとほんといい思い出になると思いますよ(^^)/