活動データ
タイム
11:46
距離
33.4km
のぼり
3670m
くだり
1821m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年の夏山”前半戦”のハイライトとして北アルプスへ行ってきました(゚▽゚*)ニパッ♪ 訪れた場所は黒部源流エリア。3年連続で足を運んでいるお気に入りの山域です。 この山域の魅力は、縦走するとおそらくほぼ全ての北アルプスの峰々が楽しめる、その眺望の良さにあると思います。 今回は、 【1日目】新穂高▸▸▸鷲羽岳▸▸▸水晶岳▸▸▸水晶小屋 【2日目】水晶小屋▸▸▸黒部五郎岳▸▸▸黒部五郎小舎 【3日目】黒部五郎小舎▸▸▸三俣蓮華岳▸▸▸双六岳▸▸▸新穂高 というように2泊3日の山旅を予定していたんですが、山旅中に大幅な計画変更を行うことになってしまいました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【1日目】『とっても遠い水晶岳』 昨年鷲羽岳に登った時に、鷲羽岳のさらに奥に岩がゴツゴツした黒っぽい山がありました。それが水晶岳です。本当は昨年登りたかったんですが、その時は空模様が怪しかったので断念しました。 今回は昨年のリターンマッチです。 新穂高から双六小屋までは特に危険な場所もなく、歩きやすい登山道が続きます。秩父沢、シシウドヶ原を経て鏡平山荘へ。鏡平山荘近くにある鏡池からは槍ヶ岳がよく見えます。鏡平を過ぎると、弓折乗越を超えて双六小屋へ向かって登っていきますが、弓折乗越から双六小屋までの稜線歩きは私のおすすめポイントです。右手には槍穂高連峰が悠然と聳えていますし、左手には丸みのある双六岳が、そして正面にはコルの部分に建っている双六小屋とその向こうに聳える鷲羽岳の姿が何とも言えません。 双六小屋から三俣山荘までは巻道ルートをチョイス。この道は結構アップダウンが多く、巻道という名前の印象以上に疲れます。合流地点から三俣蓮華岳山頂までは20分ほどの距離ですが、今日は先を急ぐのでスルーします。 三俣山荘に着くといよいよ鷲羽岳への急登が待っています。ガレ場、ザレ場が続き、かつ浮石が多いので注意してください。九十九折の急坂を上り詰めると山頂です。鷲羽岳山頂からは、常念山脈や槍穂高、水晶岳、黒部五郎岳、薬師岳と非常に素晴らしい眺望が楽しめます。鷲羽岳山頂の標識がリニューアルされていてしっかりした標識が建てられています。昨年登った時は味わい深い標識が設置されていました(笑) 鷲羽岳から水晶岳までは稜線歩きが続きますが、鷲羽岳を一度大きく下ってから、水晶岳に向かってじりじりと登りが続いていきます。ワリモ岳山頂を巻くようにつけられている登山道辺りが少し危険個所っぽいですが、ロープが張られていて足場もしっかりしているのでゆっくり進めば問題ないと思います。 ワリモ北分岐からは稜線の西側を進んでいき、少しずつ高度を上げていくと水晶小屋に到着。ここでザックをデポし水晶岳を目指します。 水晶小屋から水晶岳までは40分ほどの距離。見た目通り岩がゴツゴツしていてハシゴが2か所ほどあります。水晶岳の名前の由来となっている水晶が山頂近くの岩場でキラキラしていますが、持ち帰りは禁止です、念のため。 水晶岳は南峰と北峰に分かれており、標高が高いのは南峰(2,986m)で三角点が設置されているのは北峰(2,977.7m)です。水晶岳の山頂は岩がゴロゴロしていて、かつ狭いです。人が多いときはゆっくりするのは難しいかもしれませんね。 水晶岳山頂からの景色がまさに絶景!! 劒、立山のほか、雲の平や白馬、裏銀座の山々が広がっています。特に目を引いたのは、裏銀座の真砂岳。白い山肌がとっても美しい!! いつも山頂からあの山登ってみたいなぁ~とか考えるんですが、目の前に広がる景色が素晴らしすぎて、どの山にも登ってみたい!!と感じさせる光景でした。 今日のお宿の水晶小屋にようやく到着。水晶小屋前のテラスからの眺めがまた最高!!ご褒美のかっぱえびせんが一段とおいしく感じました(笑) 今回はかっぱえびせんのほか、みとなさんから教えていただいた森永の「ベイク」を用意していきました。こんなに暑いのに本当に溶けていない!!感(┳∧┳)動 夜ご飯はカレー。山で食べるカレーの何ておいしいこと。消灯は8時となっており、明日に備えて早めに就寝することに。 [余話] 水晶小屋にはテン場が無いので今回は山小屋泊としましたが、想像以上にどの山小屋も混んでいました。1つの布団を2人で共有しましたが、聞いた話ではどの山小屋も似たような状態のようです。
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