南アルプスの女王に拝謁 〜 仙丈ヶ岳

2015.07.31(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 29
休憩時間
24
距離
9.5 km
のぼり / くだり
1134 / 1170 m

活動詳細

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平日の1日休みを利用して、仙丈ヶ岳に登ってきました。睡眠不足をおして3時間あまりドライブし、なんとか仙流荘から平日の始発の林道バス(06時05分)の便に乗り込むことができました。平日とはいえ、5時40分到着の時点ですでに長蛇の列が。バスは複数台用意されますので、乗り損なうことはありませんが、列の後ろの人はちょっとだけ遅れて出発(私の場合は06時15分)することになります(列の最初は5時50分繰り上げ出発してました)。標高1000mから2000mに一気にあがる45分ほどのバスライドを経て、北沢峠から登山開始です。本格的な登りは二号目からで、だんだん傾斜が急になってきます。五号目の「大滝の頭」で二つにルートがわかれますが、小仙丈ヶ岳を往路にとるほうがきつめなルートです。情けないことに、小仙丈ヶ岳にたどり着いた時にはバテバテになってました。しかし、往路か復路、このルートを必ず選ばれることをお勧めします。小仙丈ヶ岳から見る仙丈ヶ岳は、一瞬言葉を失うほどの美しさです。今回、ガスがかかる前に見ることができて、本当に幸運でした。 小仙丈ヶ岳からは尾根を伝って仙丈ヶ岳の頂上に至りますが、小仙丈ヶ岳までの急登のきつさを克服できたら、最後まで頑張れるはずです。言うまでもなく、頂上からの眺めも(ガスってなければ)素晴らしいです。復路は、馬の背ヒュッテから薮沢小屋を経るルートを選びましたが、なかなか気持ちのいい道で、こちらを往路にして登ってこられる方もたくさんいました。 南アルプスは文字通り「南」にあるので、日差しの強さは想像以上です。気をつけてください。低山ほどではないですが、羽虫の襲来にも準備を。ザレ場の多いルートなので、底のしっかりした靴を。あと、小仙丈ヶ岳ルートには水場はありません。仙丈小屋直下の水場で補充してください。とにかく女性的な美しい山です。運よく全貌を見ることができ、忘れられない体験になりました。

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