活動データ
タイム
09:25
距離
13.9km
のぼり
2316m
くだり
2324m
活動詳細
すべて見る秋晴れの劔岳。 自分の中では人混みの激しい別山尾根より、急登で標高差はあるが早月尾根からのアプローチが合う。 昨年は素晴らしいSunsetを望み、小屋でのんびりと一泊して登ったが、今回は日帰りすることにした。 午前3時発の計画であったことから、前日の夕方に馬場島に入り車中泊。高速を降りて県道333号を走っていると雨が... 予報では明日は晴れだったが、徐々に強く降る雨に不安が過ぎる。18時過ぎに馬場島に到着し、登山口近くに車を停めて明日の身支度を済ませる。スマホのアラームを2時にsetして早々に就寝した。 目覚ましに無理矢理起こされ、外を窺うと星空。本来ならテンションも上がるはずだが、早月からの日帰りは初めてで体力的な事を考えると少し億劫になる。 ちらほらと劔岳を目指すと思われる登山者が自分の車の前を通り過ぎていく... 「よし 行くか!」 ≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪≪ 《工程/感想》 ⚫︎馬場島登山口 3:00 → 早月小屋 5:46 (166min) 登山口スタート直後、いきなり急登階段が続く。昨夜の雨で泥濘みもあり、靴は泥々... 途中からミストのような霧で湿っぽい感じだったが、どうやら雲の中を歩いていたらしい。 黙々と登り続けて5時半くらいになると、辺りが明るくなってきた。ふと後ろを振り返ると... 素晴らしい雲海に溜息。これだから山登りはやめられないのだ。 5:43、早月小屋手前の森林限界を超えたところに出ると、目前に劔岳... 昨年もそうだったが、嫌になるくらいの長い急登を登りきって現れた劔は感慨深かったことを憶えている。 小屋は今月の3日で終わっていたが、小屋番さんが片付けをしていた。小屋番さん曰く、この時季にしては暖かいらしい。寒い年は小屋前も凍っているくらいで、山頂へ向かうのは無理だとか... ⚫︎早月小屋 6:00 → 劔岳 7:58 (118min) 小屋からの雲海を眺め終え劔に向けて出発。2,600mの標識辺りの日陰は霜柱... 少し進むと凍った足場で足を取られた。躊躇したが凍った箇所はその後は無く、逆に陽が射すと暖かくなってきたので進むことにした。 順調に登ってきたが、流石に2,600mあたからは酸素濃度の低い影響が... 休み休み登り、漸く別山尾根との分岐に着いた。 ⚫︎劔岳 8:13 → 早月小屋 9:52 (99min) 山頂は秋の陽気で暖かく、コンビニで買ってきたおにぎりを食べようと思っていたが、徐々に混雑してきたため下りることにした。 下りかけて暫くすると違和感が... 足に負担を掛けないようにと、今回はトレランシューズを履いてきた。そのせいか異様に滑ることに気がつく。今更どうしようもなく、慎重に下りるがやはり滑る... 軽いため足への重量的な負担は少ないが、この様な山には勧められない。 陽が高くなるに連れて気温も上がり、汗ダクになるくらい。漸く小屋に着き、表のベンチで朝食を摂ることにした。 ⚫︎早月小屋 10:06 → 馬場島登山口 12:26 (140min) 靴に違和感を持ちながら下山。 登りは然程気にならなかった根っこだらけの山道に悪戦苦闘。何度も転びかける。 標高1,800mくらいから紅葉がちらほら。柔らかい靴で登ってきた影響で足に痛みがあったが、美しい紅葉に癒される。 元々下りは苦手なのに加え、根っこや木段の急坂が続く早月尾根はやはり手強かった。 登り累計(休憩含) : 298min (4時間58分) 下り累計(休憩含) : 253min (4時間13分) ※山頂休憩除
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