活動データ
タイム
05:08
距離
5.8km
のぼり
550m
くだり
550m
活動詳細
すべて見る※ご注意:過去最高の長文駄文になってしまいました。興味のない部分はすっとばしちゃって下さい。 ある日、従姉から着信。 「あんた車、大きいがに変えたとね~。あたしら九州に用事があるき、あんた積んでってくれん?」 普段ならふざけんなと即ギリするパターンだが、 「7月31日の夜中のフェリーで行くなら積んでっちゃるけど…」 「うん、それでええで♪」 「マジで?」 それから怒濤のスケジュール調整と仕事の前倒しが始まり、全ての目処がついたのは夏の陣締切直前だった。 当日フェリーの船内、従姉親子はぐっすり眠っている。 自分は目が冴えてどうにも眠れない。 どうしても登ってみたかった黒髪山、はるさんも参加する夏の陣、そして白水ダム。 お楽しみてんこ盛り、これで眠れる訳がない。 ●カルピス原液のように濃くて長い1日目 ■来ました!黒髪山 黒髪山は、昨年こっこさんに教えて頂いてからずーっと気になっていた山。 そこに今回の話、そりゃもう山に呼ばれたとしか思えない。 従姉親子を送り届け、待ち合わせ場所の竜門ダム登山口駐車場へ車をぶっ飛ばす。 今回、ご一緒するのはゆりさん、みそさんと聞いてので、たぶんKOYANAGI117さんも必然的に来るんだろうななどと勝手に思っていた。 駐車場に着くとゆりさん、みそさん姉妹と僕に選択肢は無いですよ的なKOYANAGI117さんが笑顔で迎えてくださった。 そして、その傍らでYAMAP Tシャツを着た人の良さそうなおじさんが山行の準備をしている。 えーーースロさん!? いいんですか!夏の陣幹事がふたりとも! 初っぱなから嬉しいサプライズでいよいよ黒髪山を目指す。 最初から黒髪山しか頭になかったためか、青螺山から縦走するはずが出だしでルートミスをしたことが判明。 急遽、黒髪山に登ってからその後の予定を決めることに。 しかし、このことが結果オーライの出会いへと繋がっていくから面白い。 元気なゆりさん、明るいみそさん、優しいKOYANAGIさんの四国遠征チームWithマシンガントークのスロさんとともに緑の登山道をまったりと歩いていく。 植物相豊かな森の登山道、味のある手書きの案内板や大岩など、皆さんのレポで見た場所に自分も来たんだと胸が躍る。 そして、ついに有田焼のプレートとご対面。 これですよこれ! ずーーっと生で見てみたかった! 当然、しばし撮影タイムが始まる。 山頂から青螺山に縦走するのは時間的に無理そうだったので少しだけ鎖場を体験させてもらって、見返峠から下山をすることになった。 途中、黒髪山に詳しいおじいさんに雄岩雌岩が正面に見える絶景ポイントに案内してもらい、テンションアップでまたまた撮影タイム! みんな知らなかったポイントだったらしく、本当にいい日に登らせてもらった。 お楽しみのランチは見返峠の広場で取ることに。 自分はコンビニで買ったサンドウィッチとノンアルという寂しいメニューだったが、ゆりさんより冷やし中華のお裾分け。 これが今の時期にはぴったり! デザートにいただいた桃のコンポートは甘すぎず絶品! 何でもレモンを多く使うのがポイントだとか。 なんて贅沢な山メシだ。 後の予定に合わして早々に下山すると、よっしーさんに駐車場でばったりお会いし、更にえーじさんとも立ち寄った温泉で遭遇! バテバテの自分に合わせてもらったった少し物足りない行程になってしまったが、予定通りのルートで登っていたら絶景ポイントはもちろん、おふたりとの嬉しい出会いもなかっただろう。 終わりよければ全て良し! ここで、ゆりさんとお別れして夏の陣に参加すべく博多へと車を走らせる。 ■遅れました!夏の陣 割と余裕を持ってホテルに到着。 ここで夏の陣会場の地図を確認し歩いていけるか時間を逆算してみる。 が、この地図自体がが間違ってプリントアウトされたものとはこの時点では知るよしもない。 開始時刻に十分間に合いそうなので(地図が間違ってるけどね)博多の街を散策がてら歩いて行くことにした。 山から一転、大都市の雰囲気に圧倒されながら目的地に到着。 よし!この時間に店に入れば目立たずシレッと紛れ込めそうだなどとほくそ笑みながら辺りを見回す。 ない。 目指す店の看板がない。 えーー!この歳で迷子かーー! 言えん、そんな事恥ずかしくて言えん! あっちへウロウロこっちへウロウロするが遂にタイムオーバー! やむなく連絡、急いでタクシーに飛び乗りみそさんに案内していただいた。 もうすでに宴は始まっている。 うわー、せっかく参加させてもらったのにやってもうたあ。 恐る恐る部屋に入ると、みなさんの歓声と拍手。 調子こいて道に迷った挙げ句、遅れてきた四国のおっちゃんは大感激です! 会場には、はるさんやとっさんをはじめ、自分がYAMAPを始めた頃からレポを拝見させていただいる方々が所狭しと並んでいらっしゃる。 うれしいことに沢山声を掛けていただいて色々とお話させてもらった。 何だか何十年ぶりかのクラス会に参加したような錯覚を起こしてしまいそうになる。 そして、はるさんからも声を掛けていただき、色々とお話をさせていただいた。 不躾な質問や自分よがりの意見にも真摯に耳を傾け答えてくださる。 話しの中で、ふたりとも同じように感動していたのが「YAMAPはコメント欄が荒れない。」 以前に赤字社員さんもコメントの中で書いていらっしゃった事だが、これはネットの世界では希有なことではないかと思う。 確かに平均年齢が高く成熟された方々が多いのも要因のひとつだと思うが、それ以上にYAMAPというフィールドを大切にされている方が多いのではないだろうか。 夏の陣に参加されている方々と共に楽しい時間を過ごし強くそう思った。 宴は盛り上がったまま終わりを迎える。 帰り際にはるさんからNEW YAMAP Tシャツのお土産をいただき感動!本当にありがとうございました。 大変嬉しいサプライズで夏の陣は終わった。 だが、宴はまだ終わらない。 2次会へと突入し夜は更けていく。 大丈夫か?このレポ。突撃宴会レポートになってないか? 夏の陣ではほとんど話しもできなかったので2次会ではとっさんとじっくり話しをさせてもらい、改めて楽しい時間を過ごさせていただいた。 次の日、大阪でアキラマンさんたちとのコラボを楽しみにしているようすを見て、本当に地域を越えた交流が始まってきたんだと実感。 濃くて、長い一日目が終わった。 一日目の最後に、舞い上がりすぎて活動レポに写真をアップしていいか聞き損ねてしまい、夏の陣の写真が極端に少なくったことをお詫びします。 空気も読まず、割り込んできた四国の馬の骨を斯くも暖かく迎え入れてくださった九州YAMAPの皆様ありがとうございます。 閑話休題:今やYAMAPの人気者マダりんと赤字社員さんとの初対面、初からみでどんな化学反応が起こるのか! 多くの方が楽しみにされていたと思いますが、いたって普通でした(笑) ●日本一美しいダムと素晴らし滝と流しソーメンの2日目 ■会えました!白水ダム 2日目はスロさん、H.Yさん、りこさんの案内で白水ダム見学をすることにって、スロさん!2日間ともご一緒してくれるなんて、どんだけいい人なんすか。 ※ここからは、登山にまったく関係のないダム好きの煩悩爆裂レポなので興味のない方は流してくださいr(^_^;) ダム好きの自分にとって、白水溜池堰堤は絶対見ておかなければならないダムのひとつ。 通称白水ダムと呼ばれているが日本のダムと呼ばれる建築物の定義は堤高15m以上のものとされているので、堤高14.1mの白水溜池堰堤はダムとは認定されていない。 竹田市と緒方町を流れる用水に使われる堰堤で、1999年に近代化遺産として国の重要文化財に指定されている。 設計・監督は大分県農業土木技師の小野安夫氏で人々の田畑を潤そうという熱い思いを持って1934年から4年半の月日をかけ、1938年9月30日に竣工。 溜池の側壁は傷みやすいので左岸は階段状の石壁づくり、右岸は円周上を曲線状の石組みという左右非対称のつくりで増水時に左右岸に沿って流れる水が正面の水を挟撃して勢いを弱める仕組みになっているそうだ。 その仕組みを流れる水が作り出す景観は、水田で見かける白鷺が羽根を広げたように美しい。 都市環境評論家で橋梁研究者の伊藤孝氏は日本一の美堰堤であると公言している。 いいちこのCMでも流された美しい姿を間近で見られる日が来るとは! ダムに興味のない方でもこのダムを前にすると驚嘆の声を上げられずにはいられないだろう。 夢中でシャッターを切りまくるが腕の未熟さに歯がみする。 くっそー自分の腕では魅力の100分の1も伝えられない。 もっと写真、うまくなりたい! ひとしきり撮影したあと、白水滝に行きませんかと誘われる。 人工の美を楽しんだ後に自然美か! 行きましょう! 白水滝も名瀑美爆のひとつらしく、一眼を持った方が大勢いらっしゃった。 事情をよく知らなかった自分はツァイスレンズとはいえ、コンデジを持ってきてしまった。 すみません。 遊歩道をまったりと歩いていくとキレイな沢や流れが美しい、しばらく進むと明らかに音が変わった。 想像以上に大きく美しい。 おまけに滝壺には下流の流れや景観を守るために威勢構の役目を副ダムのような構造物が造られていた。 自然と人工建造物のコラボに目がない自分にとってまたとないポイント。 一眼を持ってこなかったことを更に激しく後悔した。 滝鑑賞を終えて降りてくると丁度お昼時、ドーナツ状のアクリル容器の中を勢いよく流れる水流を発見。 どうやらソーメン流しらしい。 ここへ来て風情がないがミスマッチさが面白いと昼飯はソーメンに決定。 九州遠征以来、久しぶりに会う3人とまったりした時間を過ごさせていただきました。 特に前回あまりお話しできなかったH.Yさんと色々お話できたのは嬉しかった。 さて、前回同様楽しい時間は早く過ぎるもの、もうフェリーの時間はタイムリミット寸前。 また再会を期してお別れです。 ありがとう九州。 また来ます。 長文駄文に最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。 さて、次はどんな山だろう。
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