奥入瀬渓谷

2015.08.01(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:32

距離

13.8km

のぼり

351m

くだり

157m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 32
休憩時間
6
距離
13.8 km
のぼり / くだり
351 / 157 m
4 33

活動詳細

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退職記念「東北、山と秘湯とねぶたの旅」 奥入瀬渓流 十和田湖が水源で、緩やかな流れが美しい奥入瀬は湖から14キロ下流の焼山まで遊歩道が出来ている。通常、沢は上流に向かって歩く方が見応えがある。そこで、水源の子ノ口からバスで下流の十和田湖温泉へ向かった。ここには今話題になっている星野リゾート奥入瀬がある。一度は泊まってみたい星野リゾート。見るからに高級そうな雰囲気が漂っている。遊歩道の始点を9時に出発する。下流の方はいわゆる奥入瀬とは思え無いほど、川幅も広く、ゴーロ帯もあり、川の中州には倒木も転がって、よく山で見かける川とあまり変わりばえしない。下流帯は川を見るよりも、岸辺の明るい樹林帯の中の道を歩くことが気持ち良い。この辺りはトクサが多く生えてるいる。上流に近ずくと、林の下部植物はシダ類に変わってくる。これらの説明は簡潔に看板が出ているのが嬉しい。そう、あくまで簡潔という所がミソである。奥入瀬らしくなってくるのは、バス車が止まり観光客で溢れている石ケ戸あたりからだ。 奥入瀬といつも山で見かける奥多摩あたりの川とどこが違うのか? それは緩やかで川の流れの両岸まで林がきていることだろう。また川の中の岩や倒木に苔や若木が生えて、両側を水が静かに流れている。これは一見有りそうな景色だが、しかし普通の山で見る川にはあまりない。普通は流れの両側は砂地や石ころまたは岩肌があり、所々に大雨で流れてきた倒木がひっかかっている。奥入瀬の何が違うかというと、要するに川が荒れてい無いの一言に尽きる。その理由が途中の看板に説明されていた。大きな要因は、ズバリ大雨による増水が無いということだ。雨が降れば増水するのが当たり前と思えるが、奥入瀬には十和田湖が貯水槽代わりとなっていること。また上流に枝沢が無く、支流からの水集めて増水する事が無いらしい。つまり、水量が常に一定という事が奥入瀬を優しい景観にしている。その証拠に、途中の自動車道路が川の流れのわずか1m上を走っている。普通こんなに所に道路が有れば、大雨の増水で車道は石ころと流木で溢れ、路肩も破損してしまう。また、14キロにわたる奥入瀬の標高差はわずかに200mと穏やかな傾斜も優しい景観を生む要因だ。などと、説明書きを見ながら、フムフムと納得する。そうこうしている内に、14キロの遊歩道を四時間半で歩き通した。写真や動画を撮りながら歩くと、ペースが狂い、結構きつい散策となった。 今日の宿は♨️酸ケ湯温泉だ。この時期に空室があるはずも無く、酸ケ湯温泉キャンプ場に泊まることにした。酸ケ湯温泉のヒバ千人風呂はあまりにも有名だが、思ったほど広く無く、一昨日の藤七温泉の露天風呂にはかなわない。ここに2日いて、八甲田を満喫して、その後は弘前に三連泊の予定。いよいよ第二部である夏祭りの部に入る。

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