優しい地獄? 大池地獄谷

2015.08.01(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 49
休憩時間
48
距離
11.0 km
のぼり / くだり
727 / 804 m
3 34
36

活動詳細

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六甲山には「地獄谷」と呼ばれる谷が3つあります。芦屋地獄谷、大月地獄谷と大池地獄谷です。芦屋と大月は行ったことがあるので、今回はまだ未踏の大池地獄谷に行って、トリオ・ザ・地獄谷を完遂しようと考えました。暑いからやっぱり沢筋に限るし、ということで。本来なら、暑い時は高い山に行くのが一番なのですが、諸々の事情でこの夏は遠くへ行けなさそうなので、近場で涼しく山歩き、ということにしました。 こみるさんの記録を見ると、堰堤も多くなくて歩きやすそうでしたしね。 神戸電鉄大池駅から、南へ住宅地の方へ進むと「地獄谷行き→」と書いた看板があります。右に行くのが本来の道のようですが、こみるさんの記録に従って、突き当りまでまっすぐ直進しました。突き当りにも同じような看板があり、それに従って進みます。やがて信号を左折して進むと道標があり、広い道から逸れて行くとすぐにまた道標に従って右に折れ、神港学園のグラウンドのフェンスに沿って高速道路を潜ると、そろそろ山らしくなって来ます。 初めは広くて歩きやすい道を行きます。暫く行くと、徐々に流れに近づいて行き、道は河原に降りたり離れたりを繰り返します。 この辺りから気持のいい小滝が現れ出し、越えて行くのが楽しいですね。 やがて大きな堰堤が現れ、左から越えて階段を降りたところが大きな水溜りというか池になっていて、かなり深そうで進行不能です。5mほど戻ると、斜面の崩落防止ネットの端に沿って、左に登っていく高巻き道があり、何とか池を越えたところに降りることができます。 ここからまた暫く流れを遡ると、一際存在感のある滝が現れます。大池地獄大滝です。道は手前から大きく巻いていますが、滝際右側が登れそうだったので登ってみました。濡れた岩は滑りやすいですが、何とか登りました。気持いいです。 ここから先も、道は流れを渡ったり巻いたりしながら行きますが、この辺りからはずっと川床を進んで行くことも出来ます。もちろん私は面白くて気持の良い方を選びます。 ほんとに色んな表情の小滝が連続して飽きません。そんな中、とある小滝の滝壺を調子に乗って跳び越えた先の石がズルッと滑り、え? まさか、と思った瞬間、完全に後ろに体重が掛かっていた私は滝壺にお尻からJAPA〜N! 思い切りずぶ濡れになりました(>_<) オーマイガー。 トレッキングパンツのポケットに入れていたiPhoneをすぐに出して乾かし、ついでにお昼にしました。幸いiPhoneは無事のようでした。濡れた身体も、この季節却って気持いいくらいですね(負け惜しみ?)。 それからも、懲りずに出来る限り川床を歩きながら、最後の連続した小滝の際を登ると、やがてノースロードとの合流点です。記念碑台方面に進み、記念碑台から神戸ゴルフ倶楽部を通って六甲オリエンタルホテル横から天狗岩へ。南尾根をゲキ下りして、寒天橋へ降りて来ました。 大池地獄谷は、他の地獄谷ほど傾斜が急ではなく、小滝が連続するそれはそれは楽しい谷でした。3つの中では最も優しい地獄と言えるでしょう。道も道標もしっかりしていて迷う心配もないし、技量に応じてコースを選べるので、多くの人が楽しめる、いいコースだと思います。 JOYFUL HELL? なお、バッテリー切れの影響で終了時刻が遅くなっていますが、実際は15時頃です。

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