アンギラス

山の先輩N氏と積雪前に登りたい山はどこだろうと相談したところ平山からアンギュラスを狙おうと意見が一致。早朝に登山口に到着、5時50分スタート。 朝日を背中に受けながら順調に１７３７mの分岐に到着。初雪が残りゼブラ模様が美しい大雪山のすがたを楽しみ比麻良山へ向かった。比麻奈山の少し手前のピークからアンギュラスへ向かう。予想よりも踏み跡はしっかりしていて出だしは順調。やがてハイマツ帯に入り枝をかき分け、枝かぶりのトンネルをくぐるなどルートの確認をしながら歩みを進めた。第1の猫岩第2の猫岩を過ぎると正面にアンギュラスが控えていた。ササをかき分けながら歩を進めると岩峰が出現、ピークに達するとその先にもう一つ岩峰がある。向こうの方が高そうなので行ってみるとここがアンギュラスの頂のようだった。ニセイカウシュッペから登頂経験のあるN氏がここに間違いないとお墨付きをいただいた。勇壮な眺めを楽しんでいると北風が強くなりガスが湧いてきた。崩れる前に下山しようということで早々に帰路に就いた。