活動データ
タイム
26:32
距離
46.9km
のぼり
3768m
くだり
3748m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る10月三連休は、今年憧れた南アルプスの塩見岳からの縦走か、 いつかは歩いてみたいと思っていた北アルプスの双六岳から鷲羽岳・水晶岳の山歩きかを悩んだ結果 10/7(土)の雨予報、高速バスの空き情報から北アルプスと決定。 なんとか頑張って双六岳から水晶岳まで行いこうと決めて準備。 10/6(金)23:00毎日アルペン号で新宿発(9,400円) 10/7(土)5:30頃新穂高ロープウェイ着 登山センターで登山届けを出して雨の中をスタート 二日分のザックはさすがにパンパン ビールも入れられなかったのに重い・・・ 雨も9時には止むとの予報を信じて雨仕様ながら傘をさしてゆっくり登っていきます しかし、一向に止む気配はなく逆に激しく降る 登山道は沢と化し、汗と雨でビショビショ 低体温症に気をつけ、首にタオルを巻き行動食もこまめにとる それでもペースは上がらない 雨、ガスで気分も上がらない 途中で雷鳥のお出迎えを受けて一時はテンションがあがるものの 相変わらずの雨でやっぱり足が進まない。そして分かってはいるものの小屋までが遠い。 結局予定よりも1時間以上遅れて双六小屋に到着(二泊分2000円、水は無料) 予定よりも早く着けばその先のテント場・三俣山荘までも行こうかと考えていた自分が情けない 雨の中を、テント設営。 ザックの中はビニールで包んでいたので大丈夫でしたが 靴も服もびしょ濡れ。こうゆう時は前室が欲しい・・・。 中に入れるといろんなものが濡れていく・・・。 気をとり直して今回は頂いた栗を4個持参して初めての栗ご飯に挑戦。 結果は微妙・・・。 無洗米に芯が残る感じ・・・。栗も甘くない・・・。 家でも作ったことのない栗ご飯をネットで調べただけで簡単にできると思った自分が甘かった・・・ 結局、いつものキムチスープに栗ご飯を入れて雑炊に。 これが結果オーライ。キムチ栗雑炊を美味しく頂きました・・・。 19時ごろにはやっと雨も止んだものの月夜で星空撮影も微妙。 夜は寒くてテントの外も中も凍りました。 寝袋にカイロ二つ入れて辛うじて眠れました・・・ 10/8(日)4:00起床 5:30スタート、快晴です。 先ずは双六岳に登ります。 途中で振り返ると朝日が昇ってきます。 槍ヶ岳も穂高の山々も、最近登ったばかりの笠ヶ岳も綺麗に見えます。 目指す鷲羽岳も水晶岳もはっきり見ます。 この時、今日は遅くなっても暗くなっても水晶岳まで行こうと再確認。 順調に双六岳→三俣蓮華岳を歩いて三俣峠から三俣山荘へ 鷲羽岳も水晶岳へ続く稜線も綺麗で楽しいです。 そして歩きながらの360度の景色に圧倒されます。 最後の水晶岳の登りは急登でしたが、最終目的地まで来れました・・・。 あとは景色を楽しみながらの折り返しです。 しかし、戻るだけでは足が進まなくなりました。 写真を撮りながらゆっくり戻ります。 再び三俣峠に戻り、今日は安全にテント場まで戻れそうだと確信したときに 少し槍ヶ岳で写真を遊んで撮ってみました。。。 なかなか上手く撮れませんが、遊んでいるうちに段々と雲がかかり日も傾いてきたので 最後のひと踏ん張り、双六への巻き道をあるきます。 実感としては1時間半のこの巻き道が長かった。 17:30双六小屋に戻ってきました。 疲れた足と満足感で一人静かにガッツポーズ。 無事でよかった。最後まで歩けてよかったと思いました。 この夜、月が出るまでの30分間で星空撮影してみましたが 空が明るいのと薄い雲がかかって上手く撮れませんでした。 10/9(月) 5:00に起きたものの動きが緩慢・・・。 なんとか朝食を食べてテントの片付けへ スタート目標の8時を超えて8:30に下山開始。 今日も快晴。多くの登山者が下山していきます。 ちょうどいいスピードの下山者のペースについて省エネ走法。 初日の登山道の沢がうそのようです。 初日に見れなかった景色を堪能しながら下りました。 13:30センターに到着。下山届けを出してすぐ上の中崎温泉へ(800円) 14:55平湯温泉ターミナルへバス移動(890円) 15:50松本駅へバス移動(2340円) 松本駅のマイブーム場所でゆっくりして 20:00特急あずさで帰路に(駅ねっとで4480円) 長い3日間。日記も長くなりました。 天気も好転し最終目的地まで登れて充実した山旅ができました。 ありがとうございました。 №2017-6 「素心(そのままのこころ)」 僕らには進むべき道がある 僕らには歩むべき旅がある 僕らには登るべき山がある そんな夢をたくさん描けたらと思う その道にその旅にその山に夢を詰め込んで進んでいけたらと思う 進むには喜びや楽しさだけでなく どうしようもない苦しさに出会うときもあるかもしれない 涙をながすほどの悔しさにも出会うときもあるかもしれない もういいやと諦めるほどの痛みに出会うときもあるかもしれない 想像を絶する葛藤の末にどうしようもない絶望と諦め しかし まだ道は途絶えてはいない その先に自分の描いた道の続きがある まだ旅は終わっていない その先に自分が夢見た旅の続きがある まだ登りたい山は尽きてはいない その先にたくさんの出会いの続きがある 越えられない山はない 熱き者たちの想いはひとつ 熱き者たちの願いはひとつ けっして口に出して言わない 行動で想いを 行動で願いを伝えようとする 越えられない山はない 闘うものから発した言葉は 仲間の合言葉となり いつかはその言葉は人から人へと伝わっていく 勇気と愛が詰まった言葉は伝わっていく 越えられない山はない、と 2017/10/09 kiyo ~越えられない山はないと、自分に言い聞かせた山旅を終えて~
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