針ノ木岳_涼を求めて雪渓へ

2015.08.02(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 53
休憩時間
1 時間 49
距離
11.4 km
のぼり / くだり
1534 / 1534 m

活動詳細

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信州も連日の35℃超え。耐えきれず、雪渓の山へ。白馬は猿倉駐車場も厳しそうなので容量の多い扇沢(針ノ木)へ。 大町市営第1駐車場は前日入山orアルペンルートへ入った車で、5時頃で満杯に近い状態。第2と有料はまだ余裕ありました。(アルペンルートへの観光客が多いんでしょうね) 雪渓の手前にある大沢小屋で、百瀬慎太郎レリーフと祠に手を合わせ、雪渓へ。 白馬大雪渓の数珠つなぎとは違い、登山者も最近のこの時期の北アルプスとしては比較的少なめ。 大沢小屋から20分ほどで雪渓に。朝早いこともあり雪渓上は涼風で快適。登山者もほどほどでさらに快適な山歩き。 登り下りともアイゼンは使いませんでしたが、雪歩き不慣れな方は特に下りでの使用をお勧めします。 ※軽アイゼンは、大沢小屋で500円でレンタルできます。 目指す頂も思いの外見事な夏空が拡がり、山肌とのコントラストも見事です。12年振りですが、この景色は変わらず素晴らしい。 山頂到達時は、先行者は2名。下る頃から若干人増えてきましたが、十数名ほど。 スバリ岳から白馬岳への後立山連峰へのうねった稜線が北へ延びています。 帰路の雪渓は、気温上がり蒸気で湿度もかなり高くなったため、登りより余計に蒸し暑く、汗が滴り落ちます。 雪も緩んで滑るため、アイゼンあった方が脚への負担も軽いと思います。 山名の由来は、峠の名称から。「針ノ木」は周辺に分布するミヤマハンノキから、 また、スバリ岳は、深い谷(すばまる)の源頭にある山から転訛して、とか。 大沢小屋と、遭難事故をきっかけに登山者の安全確保のために針ノ木小屋を開設した百瀬慎太郎の 「山想えば人恋し 人想えば山恋し」のレリーフが、登山口と大沢小屋にあり、今も登山者の安全を見守ってくれているようです。

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