ハセツネCUO2017 初参戦でヘロヘロ完走

2017.10.08(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 7
休憩時間
36
距離
61.5 km
のぼり / くだり
5183 / 5181 m
1 31
1 18
4 9
3 27
1 44

活動詳細

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はじめてのハセツネ参戦。前半のみの試走で後半は下り基調でなんとかなると思っていたが、甘かった。暑いのと、所々滑るのとアップダウンで後半ヘロヘロ。完走しただけよしとしないと。 レース詳細:夜間の寒さを恐れて下タイツ、上も防雨の長袖シャツとしたのでスタート前から非常に暑かった。タイツは転倒時の外傷防止に必要だが、上は半袖で十分であった。私の場合心拍数がレース時に160を超えると後半ばてるが、最初から170近くになっており、暑さのためと思われた。こうなると少しペースを落としたくらいでは心拍数は落ちないので、休憩を入れないと走りきれなくなる。第一関門の浅間峠まではノンストップで行きたかったが、途中で1回立ち止まり、数分休んだ。第一関門までは4時間で到着、何とかライトを使わずに済んだ。 本当は関門で長く休まず、淡々と走りたかったが、きつすぎて気持ちが折れて、浅間峠で10分以上休んだ。 その後の三頭山までは、走れる局面もあるのだが、前が詰まっていたりして、抜かずに結構歩いた。それが休憩になって復活!とか期待したが、そううまいこといかず、西原峠でも10分休み、ここからの登りは足の筋肉がすべてつるくらいにきつかったが、西原峠で休んだ分、何とか立ち止まらず登れた。三頭山の頂上で7時間、予定より30分くらい遅かったようだが、もうすでにタイムを気にしている余裕無し。 ここからは、試走していないが、高低図では下り基調なので楽になると思っていたら、そうではなく、登りもしっかりあるし、下りはすべりやすいし、けっこう岩もあるしで全く楽ではなかった。三頭山から1時間くらいかけて月夜見の関門に到着。感覚としては15時間かかっちゃうなと言うくらい疲れていて、ここで15分くらい休んだ。水とポカリを1.5L補給してもらえるが、半分ずつボトルに入れてもらった。スタート時に3L(爽健美茶を2Lハイドレ、ポカリ0.5Lとビタミンウオーター0.5Lをそれぞれボトル)持っていた水は爽健美茶200ml、ビタミンウオーター100ml残っていて、水切れはなかったので、助かった。 月夜見から第3巻門は一番苦しかった。御前山までの登りが長いのと、大岳山の登り、下りの岩場がきつい。おそらく、疲れていなければそこまでではないと思うが、前半で体力使い切っているので、疲労倍増であった。 大岳山からは結構走れるが、ジョグ程度でしか走れず、結構抜かれた。第3関門は休まないつもりでいたが、この後まだ15kmあると思うと、心が砕けて、10分位休んでしまった。 日の出山までもたくさんのランナーに抜かれ、このままでは金比羅尾根で2時間くらいかかってしまうのではないかと、絶望的な気分であった。日の出山の夜景はスルーして、金比羅尾根に入った。1km行ったところで3人の集団に抜かれた。その後、そのグループがなかなか遠くならなくて、ちょっとずつ追いついて来たのでこのままパックに入らせてもらって、最後の舗装路まで連れて行ってもらった。おかげで、思ったより早く尾根を抜けれた。 最後の舗装路は、思ったより短く、あっという間にゴールになった。タイムは14時間2分で、三頭山までの丁度二倍で、よく言われているとおりだった。 ライトについて:以前のトレイルでガスっていてライトが全く使えない経験をしたので、今回はライトに金をかけた。ヘッドライトはレッドレンザーのMH10に純正のイエローフィルターを装着、ハンドライトにThruNite TN12を使用した。この2つは共通のリチウムイオンバッテリー18650電池が使えるのが利点である。もし電池交換をするにしてもバッテリーは一つ交換だが、乾電池式は何個か同時に替えなければいけないので時間も、手間もかかる。ハンドライトのThruNite TN12は、光量を5段階に調整できるが、中間の明るさでも十分であった。二つとも途中で理不尽に光量が落ちることがなく、使用できた。もう一つブラックダイヤモンドのストーム BD81089を腰ライトで使ったが、乾電池式だったためか3時間くらいで光量が落ちて、最終的にはロウソクくらいの明るさに落ちてしまった。これからはライトはリチウムイオンバッテリーの時代になると思われる。三頭山からガスってイエローフィルターが役に立つかと思ったが、光の乱反射はやはり発生するので、視界が完全に良くなるわけではない。ガスっているときはMH10を腰ライトにして、ハンドライトの併用がベストである。 補給食について:ゼリーは相性があるので、私はハニースティンガー エナジージェルしか使えない。ゴールド8個とジンセン(カフェイン入り)4個を持って行った。固形物がないと胃が膨らまず、空腹感がでるので、小分けのチョコレート10ヶ、ヤマザキのランチパック2ヶ(ピーナッツ、メンチカツ)を持って行った。その他、足攣り防止に塩サプリを5個持って行った。塩サプリは結構胃に来るのだが仕方ない。これらをほぼ消費し、ひどいエネルギー切れ、足攣りによるブレーキは起こらなかった。 靴:この春から、トレイルランニングシューズはイノヴェイトのX-クロウ 275 CHILL を履いている。初心者用だが、重くなくて、下りのグリップも良い。ロードも問題なく走ることができる。今回ぬかるんだ下りで何回か滑ったが、そのほかは安心して走ることができた。 全体としては、脚力、精神力不足が目立つ結果となった。そのほかの水分、補給、ライトなどの装備は合格であろう。 来年は、しっかり後半も試走をして参加したい。

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