初めて蔵王山に登り、山の神様仏様にご挨拶してきました

🎵南に吾妻　西飯豊　東はるかの蔵王山(さん)　見渡す峰もおごそかに　ゆかしい小松小学校　心はすなお　元気よく　太陽めざす友達よ　のびよう　のびよう　たくましく🎵　これは「山形県の南部」と彼の小説にもよく登場する郷里の大先輩、尊敬する井上ひさしを生んだ我が町の小学校校歌。 日本百名山が3つも出てきてなんて贅沢。(北西の朝日は大人の事情でないのか？)　曲はマーチ風　「元気が出るけど山ばっかり出てきて変な歌」というのが当時の率直な感想。 　月日は流れあれから50年、お山の期待に応えて横にのび、貫禄十分となりました。実は山登りするようになったから、最近になってこの歌のスケールの大きさとすばらしさに感銘を受けています。ちーと感じるのが遅い！パクチー 　ちなみに2番は🎵世界の人と手を組んで平和日本を担う子がなかよくあそびよく学ぶ楽しい小松小学校🎵(後略)」と謳っているのです。これまた凄い！だから今でも歌えるのか。中学、高校の校歌はこ難しくて(失礼)うろ覚え。 　 その蔵王といえば、昨年まではいつまで有料かと道路に文句を言い、Tシャツ短パンサンダルの定番スタイルで、お釜に一喜一憂し、刈田岳で息上がる。これが夏休みの恒例行事。しかし目の前に見える主峰熊野岳にはただの一度も登ろうとは思わなかった。冷静に考えると、スキーと遠足は別にして、山形市民であるにもかかわらず、30年近く宮城蔵王に浮気して一度も山形蔵王に登ったことがないことが発覚。これは一大事、ということで前置きが長くなりましたが、今回慌てて山形から蔵王に登り、蔵王大権現様、熊野権現様、大黒様、地蔵様にこれまでの非礼を詫びご挨拶してきました。 　 中央ロープウェイ鳥兜駅からスタートして熊野岳まで登ってきました。のぼりは紅葉に見とれてそこそこたちどまり、なかなかペースが上がらず。晴天とまではいきませんでしたが、紅葉も鮮やかで風もなく蔵王にしてはまずまずのお天気。本当に登ってよかった。来年も来るぞ❗ いつものように心地よい疲れで酒を呑みながら書いてるうちに、ふとはじめて蔵王にきた日を思い出し、古いアルバムに当時を見つけました。