長かった…剣山(日本百名山)登頂

2015.08.04(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 41
休憩時間
2 時間 18
距離
19.7 km
のぼり / くだり
1869 / 1872 m

活動詳細

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◇今回のルート  奥祖谷2重かずら橋~丸石分岐~丸石~次郎笈~剣山のピストン縦走(ピストン縦走:約20㎞)  参考タイム  往路標準約4時間35分(約25分早着)  復路標準約3時間45分(概ね標準通り) ◇前回の教訓と新たなルートの設定  前回の断念から、夏山のピストン縦走で同じルートを辿れば再び失敗する可能性があったため、そこそこの縦走距離で確実に剣山へ行けるルートはないだろうかと「山と高原地図」とのにらめっこ。  奥槍戸からのルートでは、行くまでの時間がかかり過ぎるし縦走路完走が一部途切れる形になるなど、あれこれ考えた末、徳島県側の奥祖谷2重かずら橋からの行程ならベストと判断。  早朝登山するために前日の内に自宅から車を走らせ、かずら橋直近の駐車場で車中泊をすることにしました。  道路も国道32号線から大歩危経由の道路がスムーズに走れました。(豊永からの場合は、道幅が狭くて神経を使います。) ◇山行の内容 〇奥祖谷2重かずら橋~丸石分岐  巻道の急登がありますが、登山道が整備されており夏山の登りには涼しく登れます。  途中、豊富な水場も何カ所かあり、汗を流せるなど至れり尽くせり。  かずら橋を渡っての登山なので趣があるも、入園料500円を払う必要があります。  この入園料は、かずら橋の架け替えに充てられるとのことなので、損はしないと思います。 〇丸石分岐~丸石~次郎笈  丸石までは軽快な尾根歩きが出来ます。  丸石から先は一旦高低差100m下りて再び高低差300mの登り返し、特に次郎笈直前のトラバース分岐からの次郎笈山頂への距離400mがすごい急登で心が折れそうになりました。  このルート中にシコクフウロの群生場所があり、登りで滅入りそうな気持ちを励ましてくれました。 〇次郎笈~剣山  一旦高低差100mの登り返しで、どちらも山頂直下は急登。  山頂直下以外は、なだらかな尾根歩きが出来ます。 〇各山での展望  流石は四国、西日本の高峰。  登った後で周りの景色を見ると、登頂への充実感が増すこと間違いありません。 〇貴重な水場 ・次郎笈下の湧水   次郎笈のトラバース道にあります。   石清水なので、美味くて冷たい。   水の補給には申し分ありません。 ・剣山御神水   大剣神社から約90m下りた場所にあります。   安徳帝の剣をこの水で洗い、奉納したという言い伝えあり。      ◇登った山の標高  ☆剣山  標高1955m(日本百名山、四国百名山)未踏峰  〇次郎笈 標高1930m(四国百名山)未踏峰 ◇山行の感想  やっと3度目で剣山と次郎笈を登頂。  剣山へ登頂した際に大声で『やった~』と言ってしまいましたが、ちょうど山頂で休憩中のおばちゃん5~6人グループから拍手してもらいました。  本当に長かった・・・。 ≪山で出会った方コーナー≫ 〇30~40代の単独男性  丸山避難小屋付近で出会う。  聞いたところ見ノ越から登られ、剣山ヒュッテで1泊。  本日は白髪避難小屋で小屋泊をするとのこと。  最終目的地は三嶺、ゆったり山行でうらやましく思えました。 〇徳島市内からの家族グループ  剣山と次郎笈の間で出会う。  このグループの方の話では、御神水は水を循環させているが次郎笈下の水場は石清水で全く違うと教えていただいた。  地元の方なので素直に聞き入れて正解だったような、どうだったのか? ※ほか多数の登山者(老夫婦や山ガール、子供連れ)など多かったが、夏山焼けで地元の人と間違われ、ここ行けばどこへいくのか等、結構道を尋ねられました。  山地図を基に説明できたので、良かったかな。     ≪登山情報≫  特にありません。 ≪帰路時の立寄り≫  ありません。 ≪ゴミ回収コーナー≫  ところどころ登山道にアメの空袋があり回収。  一番残念だったのは、剣山頂上の見晴台下に焼きそばの食べガラのプラスチック容器が捨てられていたこと。  植生保護で下りて拾えなかったが、ちゃんとゴミは持ち帰ってもらいたいと切に思ったところです。 四国百名山27座目(2座追加) (うち日本百名山2座、日本200名山2座、日本300名山3座を含む)踏破、続く・・・ 

剣山 大木を使った奥祖谷2重かずら橋の入口。
大木を使った奥祖谷2重かずら橋の入口。
剣山 入口横の案内所。早朝のため未だ開いてません。
入口横の案内所。早朝のため未だ開いてません。
剣山 奥祖谷2重かずら橋の由来です。
奥祖谷2重かずら橋の由来です。
剣山 男橋です。
男橋です。
剣山 男橋、野猿の分かれ。
男橋、野猿の分かれ。
剣山 さあ渡りますよ、かずら橋。
さあ渡りますよ、かずら橋。
剣山 かずら橋上で記念撮影。
かずら橋上で記念撮影。
剣山 本当に素晴らしい橋です。
本当に素晴らしい橋です。
剣山 橋から下の眺め。
橋から下の眺め。
剣山 結構良いショットです。
結構良いショットです。
剣山 ちょっと場所を変えて撮影。
ちょっと場所を変えて撮影。
剣山 ここから奥へと登山道の始まりです。
ここから奥へと登山道の始まりです。
剣山 山道から渓谷の様子。
山道から渓谷の様子。
剣山 苔むした山道。
苔むした山道。
剣山 岩に木がへばりついています。
岩に木がへばりついています。
剣山 涼しくて良い感じ。
涼しくて良い感じ。
剣山 豊富な水場(渡歩)。汗をぬぐえます。
豊富な水場(渡歩)。汗をぬぐえます。
剣山 橋が架けられており、整備が行き届いています。
橋が架けられており、整備が行き届いています。
剣山 岩に自生している木。
岩に自生している木。
剣山 ヒメシヤラの樹林。植樹でしょうか。
ヒメシヤラの樹林。植樹でしょうか。
剣山 根本の曲がったヒメシヤラ。
根本の曲がったヒメシヤラ。
剣山 ちょうど中間地点の国体橋に到着。ここにはベンチがあり、これからの登りに備えて休憩できます。
ちょうど中間地点の国体橋に到着。ここにはベンチがあり、これからの登りに備えて休憩できます。
剣山 国体橋から丸石まで2.4㎞、剣山まで5.8㎞。まだまだ先は長いです。
国体橋から丸石まで2.4㎞、剣山まで5.8㎞。まだまだ先は長いです。
剣山 自然林の中を気持ち良く歩いてます。
自然林の中を気持ち良く歩いてます。
剣山 山道も分かりやすくて良いですね。
山道も分かりやすくて良いですね。
剣山 尾根筋に一旦でました。
尾根筋に一旦でました。
剣山 一つだけ紅葉した葉。
一つだけ紅葉した葉。
剣山 急登を登り切って丸石分岐に着きました。
急登を登り切って丸石分岐に着きました。
剣山 かずら橋への案内板。協力金が必要とのことです。
かずら橋への案内板。協力金が必要とのことです。
剣山 丸石避難小屋に到着。もちろん縦走続行です。
丸石避難小屋に到着。もちろん縦走続行です。
剣山 ヤマジノホトトギス
ヤマジノホトトギス
剣山 ヤマジノホトトギス。斑点のちょっとした違いが個性あります。
ヤマジノホトトギス。斑点のちょっとした違いが個性あります。
剣山 丸石直前からの次郎笈(右上)、剣山(中央奥)。天候が良さそうです。一旦丸石から約100m下り、その後次郎笈に向け約300mの登り返しです。(標準行程約1時間10分)
丸石直前からの次郎笈(右上)、剣山(中央奥)。天候が良さそうです。一旦丸石から約100m下り、その後次郎笈に向け約300mの登り返しです。(標準行程約1時間10分)
剣山 前回撮らなかった丸石での記念撮影。
前回撮らなかった丸石での記念撮影。
剣山 シコクフウロ。後々、助けられます。
シコクフウロ。後々、助けられます。
剣山 丸石と次郎笈途中のスーパー林道分岐にあった、古い案内板。趣があります。
丸石と次郎笈途中のスーパー林道分岐にあった、古い案内板。趣があります。
剣山 現在のスーパー林道分岐の案内板。
現在のスーパー林道分岐の案内板。
剣山 分岐から少し登った所から丸石方向を撮影。高低差が分かると思います。
分岐から少し登った所から丸石方向を撮影。高低差が分かると思います。
剣山 次郎笈への登り、まだ先は長いです。
次郎笈への登り、まだ先は長いです。
剣山 次郎笈手前のトラバース道分岐から剣山を撮影。
次郎笈手前のトラバース道分岐から剣山を撮影。
剣山 トラバース道分岐から次郎笈まであと急登400mです。
トラバース道分岐から次郎笈まであと急登400mです。
剣山 分岐からトラバース道(左)へ進むと、貴重な水場があります。
分岐からトラバース道(左)へ進むと、貴重な水場があります。
剣山 コモノギク
コモノギク
剣山 次郎笈山頂(1930m)に到着。
次郎笈山頂(1930m)に到着。
剣山 次郎笈頂上から剣山への縦走路。登山者が結構いました。
次郎笈頂上から剣山への縦走路。登山者が結構いました。
剣山 次郎笈の4等三角点。
次郎笈の4等三角点。
剣山 次郎笈頂上で記念撮影。
次郎笈頂上で記念撮影。
剣山 これまで歩いてきた縦走路の様子。三嶺も綺麗に見えます。
これまで歩いてきた縦走路の様子。三嶺も綺麗に見えます。
剣山 剣山への縦走路途中から振り返り次郎笈を撮影。
剣山への縦走路途中から振り返り次郎笈を撮影。
剣山 西島リフト乗り場(左)へのトラバース道の分岐です。
西島リフト乗り場(左)へのトラバース道の分岐です。
剣山 ミヤマクマザサ保護の立て看板。
ミヤマクマザサ保護の立て看板。
剣山 念願の剣山山頂で記念撮影。
念願の剣山山頂で記念撮影。
剣山 剣山山頂の様子。右奥が新設のトイレです。
剣山山頂の様子。右奥が新設のトイレです。
剣山 剣山の見晴台から西島リフト乗り場(中央)方向。
剣山の見晴台から西島リフト乗り場(中央)方向。
剣山 見晴台から次郎笈を撮影。
見晴台から次郎笈を撮影。
剣山 剣山頂上案内図。帰路は大剣神社経由で帰ります。
剣山頂上案内図。帰路は大剣神社経由で帰ります。
剣山 大剣神社。もちろん参拝を済ませました。
大剣神社。もちろん参拝を済ませました。
剣山 大剣神社から90m下った所にある剣山御神水。名水百選とのこと。
大剣神社から90m下った所にある剣山御神水。名水百選とのこと。
剣山 御神水は、祠の左下にあります。
御神水は、祠の左下にあります。
剣山 誰かの忘れ物。御神水の場所から少し下った所にありました。
誰かの忘れ物。御神水の場所から少し下った所にありました。
剣山 トラバース道からの次郎笈。
トラバース道からの次郎笈。
剣山 二度見展望に到着。次郎笈への眺めはなかなか良いです。
二度見展望に到着。次郎笈への眺めはなかなか良いです。
剣山 二度見展望から上に上がると剣山山頂へ行けます。
二度見展望から上に上がると剣山山頂へ行けます。
剣山 綺麗なトラバース道でしょ。
綺麗なトラバース道でしょ。
剣山 少し進んだ所から二度見展望を撮影。
少し進んだ所から二度見展望を撮影。
剣山 踏みしめられて綺麗なトラバース道です。
踏みしめられて綺麗なトラバース道です。
剣山 西島分岐からの剣山。
西島分岐からの剣山。
剣山 西島分岐まで戻りました。
西島分岐まで戻りました。
剣山 トラバース道分岐から剣山を振り返る。
トラバース道分岐から剣山を振り返る。
剣山 次郎笈下のトラバース道。くっきりと道が見えます。
次郎笈下のトラバース道。くっきりと道が見えます。
剣山 次郎笈直下のトラバース道にある水場。石清水なので、冷たくて美味しい。ついでに汗もぬぐえました。
次郎笈直下のトラバース道にある水場。石清水なので、冷たくて美味しい。ついでに汗もぬぐえました。
剣山 次郎笈への登りと丸石への縦走路の分岐に戻りました。
次郎笈への登りと丸石への縦走路の分岐に戻りました。
剣山 イブキノトラノオ
イブキノトラノオ
剣山 丸石から縦走路を振り返る。
丸石から縦走路を振り返る。
剣山 丸石分岐から雷鳴が、超ハイペース下山の始まりです。
丸石分岐から雷鳴が、超ハイペース下山の始まりです。
剣山 また通っても苔むして素敵な山道。
また通っても苔むして素敵な山道。
剣山 何か奇形だったので立ち止まって撮影。
何か奇形だったので立ち止まって撮影。
剣山 かずら橋上から両手離しで東の橋を撮影。
かずら橋上から両手離しで東の橋を撮影。
剣山 かずら橋を渡り終えました。
かずら橋を渡り終えました。
剣山 今日も無事に下山。観光の方が何組かおられました。
今日も無事に下山。観光の方が何組かおられました。

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    アルパイン カーボンポール アンチショック
  • モンベル(mont-bell)
    ガレナパック 30
  • モンベル(mont-bell)
    ショートスパッツ
  • モンベル(mont-bell)
    テナヤ ブーツ Men's

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