捜索隊の皆様　お疲れ様です

念願の御嶽山に登ることが出来ました。 私の家からは御嶽山の裏側に当たる濁河温泉の登山口は遠いのでこれまで行ったことがありませんでした。ちなみに「にごりごおんせん」と読みます。 温泉近くには高地トレーニング施設があり、早朝から陸上のトレーニングをしている人がかなりいました。 明るくて広い駐車場には20台ほどの車がありましたが、まだ余裕がありました。 登山届とバイオトイレ、わかりやすい案内地図があり、テンションが上がります。 登山道はよく整備されてあり、歩きやすいです。 五の池小屋までの4.2ｋｍを100ｍ毎に看板があるのも励みになります。 思ったほど暑くもなく、森林限界を超えるとガスの中で何も見えません。 時々隣の摩利支天山は見えます。 途中で小学生の姉弟と祖父母で登っている人を抜かしました。 登りでは他には誰とも会いませんでした。 五の池小屋を超えて継子岳あたりを歩いている時に数人と出会いました。 ガスが切れるときれいな稜線が見えます。 緑がいっぱいでテレビで見る剣ヶ峰の山頂とは別の山のようです。 しかし山小屋のすぐそばに通行止めの看板があり、そこから先へは進むことが出来ないという現実があります。 継子岳付近もお鉢巡りのように一周周ることができます。 再び五の池小屋に戻ってくると捜索隊の方がたくさん休んでいました。 岐阜県警を中心として消防の方もいらっしゃるようです。 それほどきついルートではないですが、ここまで歩いて登ってきて、さらに剣ヶ峰までは2時間近くかかるそうです。それからの捜索はさぞ大変だろうと思います。 今日は10時台で捜索中止だそうで、下界にいると「なんで？」と思う人もいるかもしれませんが、今日もガスで何も見えず、数日間午後からは雷が鳴っているそうです。それだけ厳しい環境だということですね。 五の池小屋にいると途中で抜かした子供たちグループが登ってきました。 他の観光客もおらず小屋の中でしばらく談笑していました。 自分の子供と登山をした時のことを思い出したり、去年亡くなった私の父と私の子供たちも一緒に登山をさせてあげたかった、などと色々思いました。 捜索隊が下山したのに続いて私も下山しました。少し歩くと別の隊の20人ほどが登ってきました。皆さん頑張って是非行方不明の方を見つけてあげてください。 涼しいことで知られている開田高原まで下りると30度近い気温でしたが、御岳山は20度に満たずとても気持ち良かったです。