活動データ
タイム
15:01
距離
10.5km
のぼり
839m
くだり
836m
活動詳細
すべて見る結果から言うと、第一スラブ出口の滝で撤退した。 第一スラブ出口の滝は15mくらいの二段になっていて一段目は右を行けば登れるが、水量も多く2段目がちょっと分からなかったので、2段まとめて巻こうと高巻きを始める。 その高巻きに失敗して時間がかかりすぎてしまった。 そのため、撤退を決めた。撤退は沢下降ということにした。 ここまでスケールの大きな沢を下降するのは一筋縄ではいかない。 懸垂下降でサクサク降りたいが、懸垂ポイントとなるいい場所もほとんどない。 スラブは濡れていたし下降な極めて危険なので藪に突っ込むしかなく猛烈な藪こぎを何時間やっただろうか。 ヘッデン点灯しての藪こぎは初めての経験で、明かりで照らされる範囲ではどこがベストなルートなのかもわかりづらく、ビバークかもしれない・・・と、メンバー全員の頭をよぎっていた。 しかし、ふっと、下降できそうなポイントに着き難なく沢床に降りられて後は大きな滝もない沢を慎重に降りる所まで帰ってこれた。 ビバークしないで済むと思うと急にお腹が空いてきたので休憩で食べ物とお湯をお腹に入れたときの安堵感は忘れられない。
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