千畳敷カール・中岳・木曽駒ヶ岳

2015.08.01(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 36
休憩時間
23
距離
4.3 km
のぼり / くだり
465 / 466 m

活動詳細

すべて見る

今回は登山ツアーにて中央アルプス木曽駒ヶ岳を歩いた。前日夜9時半に大阪をバスにて出発。バス泊し、3時半に起床。駒ヶ根ビジネスセンターで5時に予約していただいていたバスに乗り込む。既に駐車場には多数の車がとまっており、バス停には長蛇の列。これを並ばずにスムーズに移動できるところがツアーで行く利点。ロープウェイの駅「しらび平」に到着し、標高2612mの日本最高所駅「千畳敷」に。バスもロープウェイもぎゅうぎゅうに積み込まれた。ロープウェイに乗っているうちに、空が明るくなり、とても晴れていることがわかった。心が躍る。深い緑とたくさんの滝を見下ろしながら、ロープウェイが千畳敷へ着いた。 晴天に恵まれ、素晴らしい山々を見上げて、写真やビデオを撮りまくる。駅の建物の裏側に向かうと、なんと一面に雲海が広がっていた。私にとっては初の雲海で、南アルプスの山々の向こうに富士山がひょこっと見ることができダブルの感動・感激となった。 ツアーは25人のパーティーだったので、5人1組の班を決めて点呼をしやすくし、いよいよ出発。駒ケ根神社をくぐっていく。ペースをゆっくりとってくださったので、お花畑と山と雲海とをじっくり鑑賞しながら、無理のない歩行ができた。 小休憩で岩に腰かけて見る景色は絵を切り取ったような風景で贅沢すぎ、そのまま動きたくなくなるが、そこはツアー、号令がかかれば、動き出す。八丁坂を登りきると乗越浄土という平な場所に出る。とにかく太陽の光が猛烈で、写真を撮っていても、ちゃんと撮れているのかわからない。サングラスをかける方が景色がくっきり見えるようだ。 朝早いからか、雲海もまだまだその姿を保っていて、富士山がいささか大きくなって見える。すばらしい景色。 山仲間に聞いていた険しい宝剣岳は、今回はツアーなので寄らない。宝剣山荘を横目にみながら中岳へ。 少し高度になれるまでは、息苦しさを感じたが、このぐらいになるとだいぶん慣れてくる。中岳について、また一息。 向う側に噴火した御嶽山が見え、山頂を中心に灰に覆われているのが見て取れた。中岳から少し急な下りを歩き、いよいよ駒ヶ岳へ。長野の山を登ったのははじめてなので、その広さと美しさに、逐一感動し、改めて天気に恵まれたことを感謝した。帰りはもと来た道を帰るが、八丁坂からは遊歩道の方を選択して歩く。こちらの方が、お花が豊富で千畳敷カールも美しく見えた気がした。 下山するうちに少しずつ雲があがってきており、雲海はなくなっていったので、やはり、雲海に出会うには、早朝でなくてはいけないことを改めて感じた。ツアーでなければ、晴天に恵まれても、しっかりこの雲海を堪能できなかったかもしれないことを思い、今回はツアーにして正解だったと感じた。帰りは、「こぶしの湯」という露天風呂付の温泉によってもらえた。ちょうど12時ごろ。その後、お土産屋に1件寄って、ふたたび大阪に向けてバスに乗り込む。大阪は予定時間の8時よりも随分早い6時過ぎに到着。 今回、長野の山ははじめてでやはり、山の景色が大きく広いことを感じた。ロープウェイの力を借り、余裕の登山と考えていたが、高度になれるまでは、少し息もあがり、思うよりもしっかり登山をした気がした。登山ツアーにもはじめて参加したが、とても効率よく、下調べや帰りの時間を気にしたりといった必要もなくたっぷり堪能できるので、お金に余裕があれば、また参加したいなと思った。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。