活動データ
タイム
07:02
距離
10.7km
のぼり
977m
くだり
977m
活動詳細
すべて見るこの夏からすっかり道志の裏丹沢の様々なルートにはまっていますが、今回はルートマップにない新たな尾根道を探して歩くことにしました。地図とじっくりにらめっこすると、加入道山西尾根より少し北側の尾根で、直接加入道の山頂に出られる尾根があるのを見付けました。同じように、加入道山西尾根より一つ南西側の尾根を進んで白石峠に直接出られる尾根も見付けました。このどちらかと、これまで未踏だった前大室から始まるヤケハギ尾根からすぐに分かれる田代沢ルートを使って、一周して戻る作戦です。 朝、せっかく5時7分に家を出たのに、すぐに忘れものに気付いて戻り、改めて5時15分に出発しましたが、保土ヶ谷BPに乗る手前でスマホを忘れたことに気付き、Uターン。これで再々度出発したのが5時50分になってしまい、この時間の遅れは国道246号では渋滞する時間に差しかかるので、マズいことになりましたが、渋滞はそう酷くなく宮ヶ瀬を抜けて道志みちに入ることができました。それでももう相当遅い時間になっていました。 登山前に、まずは田代椿林道に入り、前々回にしっかり使えることを確認した大室山北尾根の椿ルートの入口に手製道標を掛けに椿沢の林道を走り、それを済ませておきました。その後、田代椿林道を抜け、続けて田代林道に入って田代沢ルート入口を横目に、一旦道志の湯の方に出て、加入道山西尾根の南側にある尾根の取り付き点を確かめておきました。ただ、そちらは田代沢ルートからちょっと距離が離れているだけでなく、林道の登り下りが結構あって、車を林道のどこかに置いておくとしても帰りが大変そうですから、今回は林道歩きが多少なりとも短くて済む、北側の尾根を使うことにしました。一応これを「加入道山北西尾根」として、正規ルートの「加入道山西尾根」と区別しておきますが、実はその間に純粋な「西尾根」に相当する尾根道もあります(旧道なのかな? 歩けるのかどうかは分かりませんが)。 それはそうと、帰りのことを考え、林道の一番高くなったところにある路肩に車を止め、まずはそこから少し下ってから左に折れる支線林道に入って登り、「加入道山北西尾根」の尻から直登しました。この尾根道は最後まで登りだけで、途中かなりの急勾配が3箇所ありましたが、比較的新しい踏み跡もあったのはちょっと意外でした。森の中の登り一辺倒のルートなので、これと言って見所はないです。天気予報通り登り区間で晴れてくれましたが、山頂に近い頃にはもう雲が出てきて、結局遠景はほとんどダメでした。 反対に正規ルート扱いの田代沢ルートは、下の沢の区間で曖昧な箇所が多く、一応リボンは申し訳程度にありましたが、ルートファインディングは必須になりますね。下の入口箇所も何ら記されておらず、結局のところここもバリルートと考えた方が良いでしょう。 なお、ヤケハギ尾根の分岐の「前権現」は、7月に歩いた時には祠の屋根だけがべたっと落ちていましたが、今日歩いたらちょっとビックリ。真新しい祠にリニューアルしていました(^∇^)v 【コース情況】 加入道山北西尾根は林道からの取り付き点が不明瞭ながら、尾根の尻ははっきりしているので、しっかり読図していれば問題ないでしょう。ただ、この尾根道は急勾配の区間が複数出てきますので、下りではなかなか使いづらいかも知れません。当然のことながらマーキングは全くありませんが、下の方は林業関連のピンクリボンがちらほら見られます。踏み跡は中間地点で消えますが、後半ではまた見られるようになります。その上の方は土質が緩く滑りやすい上に急勾配なので、滑った足跡が見えました。 甲相国境尾根は全く問題なし。紅葉はまだちらほら色付き始めた程度で、これからと言う感じでした。 田代沢ルートはヤケハギ尾根の分岐にある「前権現」の屋根だけ残っていた祠が一新されて、きれいなものが置かれていました。そこから西に下る区間は急勾配で、細かいつづら折れ+長めの切り返し+緩まったところでのストレートが繰り返されます。その後涸れ沢が左に見えてくると、ほどなく水流が現われて、これを4~5回渡渉しながら下ります。マーキングが申し訳程度に出てきますが、見落としやすいので要注意です。最後の渡渉ポイントは『西丹沢登山詳細図』では「×←」となっていますが、別段何ら問題なく渡渉できて、目の前に林道終点の広場があります。その林道を下ると「養老の森」となった表示があり、田代林道には集落の近くに出られます。道志の湯方面に戻る際は、ここを使うとショートカットできます。 なお、P1261付近で両足かかとにテーピングのためにしばらく座って休んでいます。昼食は加入道山避難小屋で取りましたが、後からいらした方とついつい丹沢談義に花が咲いて、長居してしまいました。
活動の装備
- ニコン(Nikon)ニコンF
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