数十年ぶりの登山

福島第一原発事故の自主避難で札幌に引越してきて4年目、今年も母が訪ねて来ました。 もうすぐ78歳になる母が旭岳に登るというので、一人で行かせるのも心配だったので、数十年ぶりに一緒に登山をすることにしました。 思えば、小中学校の頃に登山が趣味の母に連れられてよく一緒に登りましたが、悪天候にみまわれたり低体温になったりしたことがあって登山が嫌いになって、高校以後は一切つき合わなくなりました。 歳のせいか、日頃の運動不足解消に登ってみてもいいかな〜と思い始めて、軽い気持ちで付き合ってみることにしました。 ところが、行ってみたらザレ場の急登続きで、登り始めから打ちのめされました。 高齢の母とさほど変わらないペースでしか登れず、なんとか山頂までは行けましたが、少し下り始めたあたりで両膝に激痛が走り、母よりもずっと遅く、歩くのがやっとの状態で下りてきました。 下りのロープウェイに間に合って本当に良かったです。