この日1座め:蓼科山 (七合目登山口から)

2015.08.08(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 18
休憩時間
2 時間 1
距離
4.4 km
のぼり / くだり
472 / 642 m
58
42
27
1 16

活動詳細

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前回の猛暑低山強行を反省し、早朝2時半出発で、yamajijiさんに教えていただいた蓼科山に向かいました。 東海地方ではすでにお盆休みに入った方も多いので駐車できるか心配しましたが、6時前に七合目登山口に着くと、鳥居の向かいはさすがに埋まっていましたが、トイレ下の駐車場の大半はまだ空いていてホッとしました(混んでたら大河原峠登山口まで走ろうかとおもっていたので一安心)。 標高約1900m、朝の高原の爽やかさを全身に感じつつ樹林帯の緩やかな道を進みました。馬返しを超え、40分ほど経ったところでいきなりスマホがダウン! 充電も受け付けず完全に壊れてしまったようです!! 急いでカミさんのスマホにYAMAPをダウンロード(山中でダウンロードできたのがスゴい!)。なので、この記録は馬返しと天狗の露地の間から、ログが始まっております。スミマセン。実際は6:18に登山口を出発しておりますので、登山口からの往復では、活動時間は約6時間、高低差は922mが正しいです。 シラビソと苔むす樹林帯の爽やかさ、急登の途中、振り返ると広がる大パノラマ。進むごとに楽しみが広がります! 将軍平の蓼科山荘でひと休み。可愛いオリジナルバンタナを買いました。きれいなトイレはチップ200円です。ここは可愛い野鳥が餌付けされ、可憐な高山植物も咲く平地で、ほっとする素敵な別天地です。が、ここから登山道は様相を変え、初心者には厳しい岩場登りが続くのです。 四つん這いになり夢中でよじ登ること30分余、森林限界を超え、いよいよ素晴らしい眺望が広がります。山頂ヒュッテの横を抜けるとほぼ山頂。岩で埋め尽くされたかつての噴火口は、岩づたいに進むため意外と歩くのに時間がかかります。山頂と三角点から蓼科神社の奥宮、方位盤と進むごと、絶景に思わず声が出ます。10時を過ぎると、山頂に到着する人が一気に増えてきましたので、名残惜しかったけれど下山を開始しました。 蓼科山荘でアイスクリームを食べ、天狗の露地に立ち寄りながらゆっくり下山。 思った以上に素敵な山でした。 …この後、諏訪湖畔の日帰り温泉をめざしたのですが、カーナビがなぜかビーナスラインを選んでしまったので、霧ヶ峰の脇をドライブする羽目に。通りがかりに車山肩駐車場に空きがあるのを見つけ、思わず駐車してしまいました。…というわけで「高低差もなく短時間で登れるから」とカミさんを説き伏せ、この日二つ目の山、車山に登ることになったのです(つづく)。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 馬返しをすぎると傾斜が厳しくなり、道もガレてきます。しかし後から考えると、ここはまだまだ序の口なのでした。
馬返しをすぎると傾斜が厳しくなり、道もガレてきます。しかし後から考えると、ここはまだまだ序の口なのでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) シラビソの樹林帯を進みます。高原の風情たっぷり。
シラビソの樹林帯を進みます。高原の風情たっぷり。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯の低層は、笹からコケへと変化してきました。何もかも美しいです。
樹林帯の低層は、笹からコケへと変化してきました。何もかも美しいです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 一見、急登を丸太が塞いでいるように見えますが、ガレた岩の落下防止と九十九折の登山道確保のために整備されているのです。
一見、急登を丸太が塞いでいるように見えますが、ガレた岩の落下防止と九十九折の登山道確保のために整備されているのです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 急登続きに心が折れそうになり振り返るとこの風景! めげる前にご褒美をくれる心憎い山です。
急登続きに心が折れそうになり振り返るとこの風景! めげる前にご褒美をくれる心憎い山です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 九十九折のガレた急登をひたすら登っていきます。
九十九折のガレた急登をひたすら登っていきます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コケや草木、見るものすべてが美しいですね。
コケや草木、見るものすべてが美しいですね。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 道が細くなり、樹上が明るくなってきました。将軍平はもうすぐ!
道が細くなり、樹上が明るくなってきました。将軍平はもうすぐ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 将軍平の蓼科山荘に着きました! 山小屋の方いわく「今日は天気が良くて良かったですね!」。
将軍平の蓼科山荘に着きました! 山小屋の方いわく「今日は天気が良くて良かったですね!」。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 青空にそびえる蓼科山頂。山小屋の方いわく「この先は四つん這いの岩登りもあるので、ストックはしまった方が良いですよ」。
青空にそびえる蓼科山頂。山小屋の方いわく「この先は四つん這いの岩登りもあるので、ストックはしまった方が良いですよ」。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 蓼科山荘、次回はのんびり泊まりたい感じです。バンダナなどオリジナルグッズもいい感じでした。
蓼科山荘、次回はのんびり泊まりたい感じです。バンダナなどオリジナルグッズもいい感じでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山荘を出るとすぐに大岩登りが始まります。これは四つん這いじゃないと無理だわ…。
山荘を出るとすぐに大岩登りが始まります。これは四つん這いじゃないと無理だわ…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夢中でよじ登り、ふと振り返るとこの風景! めげそうになるとご褒美が出る気前の良い山(笑)。
夢中でよじ登り、ふと振り返るとこの風景! めげそうになるとご褒美が出る気前の良い山(笑)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 木漏れ日がキツくなり、森林限界が近いことを感じさせてくれます。
木漏れ日がキツくなり、森林限界が近いことを感じさせてくれます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 前掛山にシラビソの縞枯れ現象が見られました。これもまた美しい。
前掛山にシラビソの縞枯れ現象が見られました。これもまた美しい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 傾斜は25度と聞きましたが、初心者には垂直に見えます。山小屋の方の「まれに滑落事故があります」の言葉が脳裏をよぎる…。
傾斜は25度と聞きましたが、初心者には垂直に見えます。山小屋の方の「まれに滑落事故があります」の言葉が脳裏をよぎる…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) めざす先、青空に月が浮かびます。頂上は近い(と思う)。
めざす先、青空に月が浮かびます。頂上は近い(と思う)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 岩に描かれた文字。一瞬、あと5分かと思いました。
岩に描かれた文字。一瞬、あと5分かと思いました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 森林限界を超えると傾斜がいくらか穏やかになります。風景も美しい。
森林限界を超えると傾斜がいくらか穏やかになります。風景も美しい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ああ、山頂ヒュッテが見えます! ついに!!
ああ、山頂ヒュッテが見えます! ついに!!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂ヒュッテから山頂方向。山頂はあたかも造園屋さんの岩置き場のよう。
山頂ヒュッテから山頂方向。山頂はあたかも造園屋さんの岩置き場のよう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂は360度の絶景!(実際は山頂は平らでだだっぴろいため、全方位をくまなく観るには山頂の縁をまわる必要があります)。
山頂は360度の絶景!(実際は山頂は平らでだだっぴろいため、全方位をくまなく観るには山頂の縁をまわる必要があります)。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂でギシギシ鳴いていたバッタの仲間。
山頂でギシギシ鳴いていたバッタの仲間。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂横には、一等三角点。
山頂横には、一等三角点。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 爽やかな風が吹き、絶景が広がる…。まさに別天地です。
爽やかな風が吹き、絶景が広がる…。まさに別天地です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 蓼科神社の奥宮は山頂中央部に。「登らせていただきありがとうございます。無事に下山できますように」。
蓼科神社の奥宮は山頂中央部に。「登らせていただきありがとうございます。無事に下山できますように」。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂は岩だらけなので、座る場所には事欠きません。
山頂は岩だらけなので、座る場所には事欠きません。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 方位盤から北ア方向を望む。下に見えるのは女神湖でしょうか。
方位盤から北ア方向を望む。下に見えるのは女神湖でしょうか。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) よく観ると山頂はすり鉢状になっていて、縁が少し盛り上がっています。
よく観ると山頂はすり鉢状になっていて、縁が少し盛り上がっています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂はたくさんの赤とんぼが群れておりました。
山頂はたくさんの赤とんぼが群れておりました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 名残惜しいですが、下山します。
名残惜しいですが、下山します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 下山途中も赤とんぼが頻繁に飛んできます。
下山途中も赤とんぼが頻繁に飛んできます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 岩場を越え、木漏れ日の中を進みます。
岩場を越え、木漏れ日の中を進みます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ふたたび蓼科山荘に着きました。山荘前の可憐な花。
ふたたび蓼科山荘に着きました。山荘前の可憐な花。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 草花に心癒されます。
草花に心癒されます。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 蓼科山荘の食堂内。実際はもっと明るくて素敵な感じでした。
蓼科山荘の食堂内。実際はもっと明るくて素敵な感じでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) テラスから山荘の窓際を。
テラスから山荘の窓際を。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 蓼科山荘で食べた長門牧場(麓の観光牧場)のアイスクリーム(400円)が絶品!濃厚なのにさっぱりしていて、登頂後の一休みにオススメです!
蓼科山荘で食べた長門牧場(麓の観光牧場)のアイスクリーム(400円)が絶品!濃厚なのにさっぱりしていて、登頂後の一休みにオススメです!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山荘で餌付けされている可愛らしい野鳥たちが、たくさん集まってきました。
山荘で餌付けされている可愛らしい野鳥たちが、たくさん集まってきました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 将軍平を後に、コケ蒸す樹林帯へ。日差しが強くなってきました。
将軍平を後に、コケ蒸す樹林帯へ。日差しが強くなってきました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 帰りは、天狗の露地に立ち寄りました。陸上部の合宿に来たという東京のイケメン大学生2人は眼下の白樺湖まで往復するのだとか。スゴイ!
帰りは、天狗の露地に立ち寄りました。陸上部の合宿に来たという東京のイケメン大学生2人は眼下の白樺湖まで往復するのだとか。スゴイ!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 点後の露地から見上げた蓼科山山頂。
点後の露地から見上げた蓼科山山頂。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) コケも美しい。
コケも美しい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 馬返しまで戻ってきました。登山口はもうすぐ。低層は笹に変わってきました。
馬返しまで戻ってきました。登山口はもうすぐ。低層は笹に変わってきました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 木漏れ日が美しい…。
木漏れ日が美しい…。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 途中ですれ違ったご夫婦いわく「今日は涼しいから登りやすいよ〜」。
途中ですれ違ったご夫婦いわく「今日は涼しいから登りやすいよ〜」。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 正午ごろに登山口に戻りました。駐車場はすべて一杯に。ツアーの観光バスも2台停まっていました。
正午ごろに登山口に戻りました。駐車場はすべて一杯に。ツアーの観光バスも2台停まっていました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 登山口のトイレ付近から見上げた蓼科山。また登りたい素晴らしい山でした!」
登山口のトイレ付近から見上げた蓼科山。また登りたい素晴らしい山でした!」

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