活動データ
タイム
08:01
距離
6.5km
のぼり
912m
くだり
695m
活動詳細
すべて見る槍様から穂高までの縦走、第2日目です。 当日は、同行者である登山歴30年超の大先輩が「こんなに天気に恵まれた槍、穂高は初めてや」と言うほどの快晴。文句なしの青空の下での縦走となりました。^_^ 朝4時に起床。 小屋の前から色彩を徐々に変化させる空を眺めながら御来光を待ちます。 5時に西岳あたりから日の出🌅。 紅く染まった槍様や雲海に浮かぶ富士山などの景色を気がすむまで楽しみました。 大槍ヒュッテから見る槍様はおすすめです。 6時に大槍ヒュッテを出発、槍様を目指します。 大槍ヒュッテから槍様までは岩稜歩き、朝方少しボーとしてますので、怪我しないよう注意して進みましょう。 ゆっくり歩いて1時間ほどで槍ケ岳山荘に到着。ここではケイタイが通話可能でした。槍様を見上げると、既に多くの人で渋滞が発生しています。こうなることが予想されていたため、今回は当初から槍様をスルーする予定でした(槍様すみません)。次回、北鎌尾根のバリエーションルートからアタックする予定なので、それまで頂上はお預けです。 ここから南岳小屋までは比較的平坦な道のり。蒼天の下、雄大な景色を満喫しながらの稜線歩きです。アルプスが一望できてホント気持ち良かったです。 10時頃、南岳小屋到着。 南岳小屋から先は、今回の山行のメインであるキレットが始まります。 今回の山行の前に、何度か京都金比羅山、Y懸尾根でフリーでの登攀トレーニングをしていました。金比羅の方が難易度が高い核心部が多いため、キレットでも慌てず通過することができました(もちろんキレットは長いアップダウンが続くので体力は要求されますが)。 キレットの前半は岩稜帯での下りと梯子の連続です。難所はスタンスとホールドを意識して、しっかり三点確保をしながら進みます。ひたすら岩場を下り、通過した道を振り返ると堂々とした岩山がそびえています… 「よくここを通過したな~」と自分でも驚くほどでした。 長谷川ピークでは、両側は切れ落ちた崖になっているので高さへの恐怖もあると思いますが、鎖や足場がしっかり確保されているので慌てずに行けば大丈夫です。 ここでは渋滞が発生していました。 キレットに入ってからは、人が多くなり、対向者とも出くわすので、所々で渋滞しました。前を行く台湾人の10人ぐらいのパーティが何かワイワイガヤガヤと楽しそうにしていました(笑)。 長谷川ピークの後は、岩山の登りの連続です。疲れた体には堪えますが、ここまでくれば北穂小屋まではもう少しです。 最後は北穂小屋直下の急な岩場が待ってます。時に小屋から落ちてきたゴミや瓶が散らばってることがあるそうなので、注意して進みます。 13時40分、北穂小屋に到着! すぐさま小屋から目と鼻の先にある北穂高岳に向かい記念撮影、皆と健闘を讃え合いました。 ガスがなければ360度の大展望が楽しめたと思いますが、残念です。 明日に期待します。 この日は、北穂高小屋に1泊1食(8300円)で宿泊。 到着は比較的早かったですが、その後、続々と宿泊客が到着し満員に。2人のスペースで3人が寝ることになりました。 小屋のトイレは洋式、売店が朝の5時から夜の9時まで営業していたのには驚きました(学生バイトさん、お疲れ様でした。m(_ _)m )。 17時30分に夕食を済ませ、少し仮眠した後、北穂高岳で満天の星空を思う存分味わいました。 天の川もくっきりでしたし、流れ星も見えました(1時間30分ぐらい眺めてたんとちゃうやろか?)。 とても満足できた1日となりました。^0^ (星空観賞の後、寝床に戻りましたが、隣に寝ていた方のいびきがスゴクて大変でした。小屋では早く寝た者勝ちですね >x<)。
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