奥越前の紅葉☆刈込池

大野でお昼ごはんのおろしそばを食べ終わったころ、ようやく雨が上がったので、やっぱり行ってみようと、三ノ峰登山口近くにある刈込池へ。 大野から九頭竜湖へ向かう道の途中、勝原(かどはら)駅がある県道へ入っていく。 すぐに駅を通り過ぎてそこからが遠かった… 約30キロ、うねうねした細い山道を、ときどき日が差して光る見事な紅葉の谷を走る。 ようやく小池公園キャンプ場についた時は2時半を過ぎていた。 ヤマップではもう一つ上に駐車場があるような？ 「ここから登ってもそう変わらんし、こちらからの方が道が平坦で楽だよ。県外から来なさったんじゃろ？2時半以降入山禁止って書いてあるけど、まだ間に合う。早う行ってきね。」と、言ってくださる人があり、急いでスタート！ 上の駐車場からの道と合流するところに橋があり、それを渡ると階段の多い急登コース。時間がないので距離の短い方、と思ったけど、そんなキツイ道を急いで行けるわけもなく…しかも誰にも合わず、日は翳ってくるし、そこらでガサッと音が聞こえるとクマかも？と恐ろしいし、もう帰ろうと連呼してツレの顰蹙を買った。 軽装で追い抜いていく人や、池から戻ってくる人に出会い、なんとか続けていく気になり、とにかく登り続けた。 たどり着いた刈込池は思ったより小さくて紅葉もほぼ終わり近く。雨上がりの夕刻、人も少なく静かで心洗われる気がした。 何枚か写真を撮って、帰りは遠回りだけど平坦な道をたくさん歩くコースで戻って来た。 途中、今から行くという観光客風のグループと何組かすれ違ったが、皆さん、大胆なのか何なのか、日が暮れるよ、と止めた方が良かったんだろうか。今も心に引っかかっていふ。