車作の森 キツネノカミソリ鑑賞

大原野産からリレーする形で咲き始めた車作産 キツネノカミソリの鑑賞に向かう。 上の口バス停よりトラックイン。摂津峡方面に向かう。 鮎釣り場を過ぎ、渓谷に入ると一気に温度が下がる。渓流のせせらぎ音が心地よい。屏風岩に沿う形で右折し、萩谷方面へ向かう。すぐに現れた白滝で一服する。沢筋を進むと、道は尾根と沢に分岐。沢の萩谷運動公園方面を選び、サッカー場前に到着。ここから山道を抜け萩谷集落に入る。府道 萩谷西五百住線を下り、運動公園入口を経て、車作林道へ。林道分岐点では右手の上り方面へ。しばらくジグザグに進み、鋭くUターンする先に「車作の森保全活動」の看板が設置されている。ここから入山し、沢筋を進むと、ネットに囲われた保護地が次々現れる。 更に奥に進むと、開花し始めたキツネノカミソリ。多くの花は、個別包装状態で入念に保護されている。数輪を写真に収める事が出来る。 さらに踏み跡に沿って進むと武士（もののふ）自然歩道に合流。萩谷方面へ下る。府道に出て北大阪変電所横を通り、萩谷月見台から摂津峡方面へ。往路で沢側を選んだ分岐点に尾根側から到着、往路ルートに復帰。摂津峡では服のまま水浴びし、染み込んだ汗を流す。気化熱に冷やされながら起点に戻り、トラックアウト。 北摂近傍では2箇所でキツネノカミソリが鑑賞できます。7月終わりから8月にかけての大原野森林公園。そしてお盆前後の車作の森。 車作のキツネノカミソリは、大原野に比べると少し小ぶりで、オレンジ色が強いようです。大原野はオオキツネノカミソリで、車作がキツネノカミソリなのかも知れません。 車作でも鹿の食害から守るためネットが張り巡らされています。まだ時期が早いせいか、所々に咲いている程度です。群生というレベルまで回復するには、もう少し時間がかかるのかも知れません。