活動データ
タイム
02:54
距離
5.1km
のぼり
436m
くだり
472m
活動詳細
すべて見る4日は天候が崩れる予報だったのにその気配がなく、甲府に近い兜山と併せて登ることにしました。大蔵経寺山は甲府盆地の縁、石和の北側にあり標高715.6mながら山梨百名山のひとつです。麓にある大蔵経寺(だいどうきょうじ)が所有する山で殺生が禁じられています。 大蔵経寺は722年に行基が創建し、足利、武田、徳川に保護され江戸時代までは興隆したそうで、庭園と枯山水もあり、文化財も数多く残されているそうです。(http://www.daizokyoji.org/) 北斎の富嶽三十六景・甲州伊沢暁は大蔵経寺山から眺めた富士山と石和宿を描いたとされ、古くから富士山のビューポイントだったのでしょう。 今回は大蔵経寺の墓地左側のコンクリートの急坂を少し登ると数台駐車でき、猪除けのゲートがあります。中腹まで九十九折を登り、舗装が切れる所が見晴し場所で、北斎の写真が掲げられています。霞んでいましたが、富士山が見れました。 さらに暫く登り右側に道標があり、山道に入ります。大きな倒木もありますが、迷うことはありません。山頂(三角点)は樹木で囲まれ眺望はありません。なぜか、最高点は少し先で、2008年年末~2009年年始に山火事があったそうで燃え残りが転がっていました。10年も経たないのに樹木の生長は早いものです。 下山は山神宮コースにしました。所処道標がありますが急坂で岩も多く、余り整備されていません。道がはっきりしない所もありましたが迷うことはないでしょう。山神宮から石段を下りず、左側に赤テープがあったので入りましたが、藪漕ぎ状態でお奨めできません。
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