ナッチョ、天ヶ岳:小出石⇒ナッチョ⇒百井⇒天ヶ岳⇒しゃくなげ尾根⇒小出石

2017.11.05(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 27
休憩時間
38
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1102 / 1122 m
10
1 23
2 15
32
1 29

活動詳細

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 京都北山の東端、ナッチョと天ヶ岳を周回ルートでまわってみました。起点は、京都大原の小出石集落奥の国道477号線沿い。天ヶ岳登山口の少し奥に駐車しました。駐車スペースの少ない477沿いでは、ここは貴重な場所です。ここからのナッチョへの登りは、以前一度トライしながら、雨がひどくなってあきらめたコースです。また、ナッチョから百井へは、以前一度林道を通って下っていますが、今回は林道を通らずに、YAMAPの地図に出ている赤い線のルートを使ってみました。  これは、基本、ナッチョと天ヶ岳をつなぐ尾根上の道で、この尾根は京都に下る高野川と琵琶湖に入る安曇川の分水嶺でもあります。南西その後、西へのコースで、一度国道477号線を横切り、その後また西、その後南西に、断崖の縁を伝うようなルート。やがて、国道477号線の百井峠手前から上がってきた一般登山コースと合流します。しかし、これが一筋縄にはいきませんでした。踏み跡はほぼ無く、薮がうるさい上に、登り下りも多く、さらに先日の二回の台風で倒木の続出。二度ほどコースロストもあり、YAMAPのコースタイムでは、国道までが20分、国道から一般登山道との出合いまでが25分となっていますが、それぞれ55分、70分くらいかかってしまいました。倒木がなくても、コースタイム通りで突っ切るのは、ちょっと無茶じゃないかな?お急ぎの方は通らないように、でも、アドベンチャー好きの方や、ルート探索の練習にはなかなかGoodなコースですよ^^;。  天ヶ岳からは、コースタイム135分のところを90分で、しゃくなげ尾根を下って駐車地へ。ここで、さっきの遅れをだいぶ取り戻しました。一般登山道は、ハイウェイに思えてしまいます。これでなんとか暗くなる前の15:30に登山口に下山。でも、16時になると鬱蒼とした杉林の多い山中はもうじゅうぶん薄暗くなる季節ですので、時間配分には要注意ですね。

天ヶ森(ナッチョ) 今回の駐車ポイントです。この辺のR477は、車をとめにくい道なのですが。しゃくなげ尾根登山口の少し西に、このような路側帯の広いところがあって、3台は余裕でとめれます。
今回の駐車ポイントです。この辺のR477は、車をとめにくい道なのですが。しゃくなげ尾根登山口の少し西に、このような路側帯の広いところがあって、3台は余裕でとめれます。
天ヶ森(ナッチョ) げげっ。9月に出たの?いつも音を消している熊鈴を、音の出る場所に出しました。今日はソロなので、この表示、あまりいい気分はしませんね。
げげっ。9月に出たの?いつも音を消している熊鈴を、音の出る場所に出しました。今日はソロなので、この表示、あまりいい気分はしませんね。
天ヶ森(ナッチョ) 国道を10分ほど下って、ナッチョの登山口です。「大原の里十名山」の標識があります。ナッチョはこれに入っているのに、「京都府の山 (新・分県登山ガイド)」で取り上げられていない唯一の山です。
国道を10分ほど下って、ナッチョの登山口です。「大原の里十名山」の標識があります。ナッチョはこれに入っているのに、「京都府の山 (新・分県登山ガイド)」で取り上げられていない唯一の山です。
天ヶ森(ナッチョ) 入ってすぐ。この後右の流れを渡って、左岸へ。
入ってすぐ。この後右の流れを渡って、左岸へ。
天ヶ森(ナッチョ) 小さな滝があります。
小さな滝があります。
天ヶ森(ナッチョ) 流れを渡って、右岸の斜面に取り付きます。この橋、体重制限ありそうです。なんとかクリア^_^
流れを渡って、右岸の斜面に取り付きます。この橋、体重制限ありそうです。なんとかクリア^_^
天ヶ森(ナッチョ) しばらくで、北に上がる尾根に乗ります。
しばらくで、北に上がる尾根に乗ります。
天ヶ森(ナッチョ) 先々週の台風21号で、なぎ倒された樹木がたくさん。
先々週の台風21号で、なぎ倒された樹木がたくさん。
天ヶ森(ナッチョ) 登っていた尾根から左にずれ始め、正面の東西方向の尾根道になります。この尾根は、ナッチョの山頂から東に伸びた長い尾根です。
登っていた尾根から左にずれ始め、正面の東西方向の尾根道になります。この尾根は、ナッチョの山頂から東に伸びた長い尾根です。
天ヶ森(ナッチョ) またまた台風の傷跡。
またまた台風の傷跡。
天ヶ森(ナッチョ) 尾根道と行っても、尾根芯は通らず、左山腹道です。
尾根道と行っても、尾根芯は通らず、左山腹道です。
天ヶ森(ナッチョ) ドウダンツツジの紅葉です。サラサドウダンでしょうか。
ドウダンツツジの紅葉です。サラサドウダンでしょうか。
天ヶ森(ナッチョ) しばらく尾根芯を進みますが、すぐまた左山腹へ。。
しばらく尾根芯を進みますが、すぐまた左山腹へ。。
天ヶ森(ナッチョ) 黄葉もきれい。ウリハダカエデでしょう。
黄葉もきれい。ウリハダカエデでしょう。
天ヶ森(ナッチョ) ハウチワカエデも赤を競っています。
ハウチワカエデも赤を競っています。
天ヶ森(ナッチョ) ちょっとアップで。
ちょっとアップで。
天ヶ森(ナッチョ) ずいぶん登ってきました。
ずいぶん登ってきました。
天ヶ森(ナッチョ) T字路に着きました。花折峠から途中峰、ミタニ峠を経て続くさらに長い尾根に乗ります。まずは右に行ってナッチョの山頂へ。
T字路に着きました。花折峠から途中峰、ミタニ峠を経て続くさらに長い尾根に乗ります。まずは右に行ってナッチョの山頂へ。
天ヶ森(ナッチョ) ナッチョ813mの山頂です。
ナッチョ813mの山頂です。
天ヶ森(ナッチョ) 別名を天ヶ森といいます。
別名を天ヶ森といいます。
天ヶ森(ナッチョ) 三等三角点「見谷」。標高は812.5mです。
三等三角点「見谷」。標高は812.5mです。
天ヶ森(ナッチョ) 三角点と記念撮影。
三角点と記念撮影。
天ヶ森(ナッチョ) 山頂から、焼杉山717mです。
山頂から、焼杉山717mです。
天ヶ森(ナッチョ) こっちは皆子山972m。
こっちは皆子山972m。
天ヶ森(ナッチョ) 琵琶湖大橋が見えています。京都の山なのに、県境の尾根が低いので、よく見えるんです。ということで琵琶湖からナッチョはよく見えます。帰りに写真撮ります。
琵琶湖大橋が見えています。京都の山なのに、県境の尾根が低いので、よく見えるんです。ということで琵琶湖からナッチョはよく見えます。帰りに写真撮ります。
天ヶ森(ナッチョ) 山頂をあとに、百井方面に下ります。再びドウダンツツジの巨木。
山頂をあとに、百井方面に下ります。再びドウダンツツジの巨木。
天ヶ森(ナッチョ) 青空も見えてきました。
青空も見えてきました。
天ヶ森(ナッチョ) 百井へのルート。
百井へのルート。
天ヶ森(ナッチョ) オレンジのハウチワカエデもいいですねぇ。
オレンジのハウチワカエデもいいですねぇ。
天ヶ森(ナッチョ) ここは、狭い道。
ここは、狭い道。
天ヶ森(ナッチョ) この後、一度林道と出合います。たいがいの人は林道で百井に下るようですが、YAMAPに面白いルートがあるので、そのトレースに沿って行ってみることに。ここは急登。
この後、一度林道と出合います。たいがいの人は林道で百井に下るようですが、YAMAPに面白いルートがあるので、そのトレースに沿って行ってみることに。ここは急登。
天ヶ森(ナッチョ) 後方にナッチョが見えてきました。
後方にナッチョが見えてきました。
天ヶ森(ナッチョ) 赤いテープが時折ありますが、踏みあとはほとんどなく、倒木も多く、なかなか進みませんでした。
赤いテープが時折ありますが、踏みあとはほとんどなく、倒木も多く、なかなか進みませんでした。
天ヶ森(ナッチョ) このカエデは真っ赤です。
このカエデは真っ赤です。
天ヶ森(ナッチョ) こんなところを進みます。
こんなところを進みます。
天ヶ森(ナッチョ) 倉庫のような大きな建物群が見えてきたら、国道は間近。
倉庫のような大きな建物群が見えてきたら、国道は間近。
天ヶ森(ナッチョ) 林道に出ました。
林道に出ました。
天ヶ森(ナッチョ) 酷道、もとい、国道477号線を渡ります。後方が百井の集落。前方は、小出石への下りです。
酷道、もとい、国道477号線を渡ります。後方が百井の集落。前方は、小出石への下りです。
天ヶ森(ナッチョ) 反対側の林道に入ります。しばらく国道と平行に進みます。
反対側の林道に入ります。しばらく国道と平行に進みます。
天ヶ森(ナッチョ) ここを登っていきます。
ここを登っていきます。
天ヶ森(ナッチョ) また、薮の中の道になりました。
また、薮の中の道になりました。
天ヶ森(ナッチョ) この峰(P731)への登りで、右に寄り過ぎ、ルートを外れてしまいました。
この峰(P731)への登りで、右に寄り過ぎ、ルートを外れてしまいました。
天ヶ森(ナッチョ) ここは、一番難しい所でした。正しくは山腹をこのように南へ急降下。案の定、尾根を直進して、コースロスト。体力もロスト😢
ここは、一番難しい所でした。正しくは山腹をこのように南へ急降下。案の定、尾根を直進して、コースロスト。体力もロスト😢
天ヶ森(ナッチョ) 古い車が谷に落ちていました。三、四十年は昔の車でしょう。
古い車が谷に落ちていました。三、四十年は昔の車でしょう。
天ヶ森(ナッチョ) 赤テープがあるとホッとします。
赤テープがあるとホッとします。
天ヶ森(ナッチョ) 登ったり下ったり、がけっこうあります。
登ったり下ったり、がけっこうあります。
天ヶ森(ナッチョ) 杉林の奥に紅葉。
杉林の奥に紅葉。
天ヶ森(ナッチョ) 右から、一般登山道が合流しました。国道477号線から、登ってくる道です。道は一気によくなりました。ナッチョから林道経由で百井に下り、さらにこのルートで登ってきていたら、ここまで45分。今日のルートでは2時間と5分。80分はロスした計算です。でも、その分楽しめました。
右から、一般登山道が合流しました。国道477号線から、登ってくる道です。道は一気によくなりました。ナッチョから林道経由で百井に下り、さらにこのルートで登ってきていたら、ここまで45分。今日のルートでは2時間と5分。80分はロスした計算です。でも、その分楽しめました。
天ヶ森(ナッチョ) 薄霧が出て、神秘的。
薄霧が出て、神秘的。
天ヶ森(ナッチョ) 鉄塔の下に出ました。ここは、以前百井峠から来たことがあります。素晴らしい眺望で知られた鉄塔です。
鉄塔の下に出ました。ここは、以前百井峠から来たことがあります。素晴らしい眺望で知られた鉄塔です。
天ヶ森(ナッチョ) 後方は比良。左から、蓬莱山、ホッケ山、霊仙山。手前にナッチョ。
後方は比良。左から、蓬莱山、ホッケ山、霊仙山。手前にナッチョ。
天ヶ森(ナッチョ) 琵琶湖。琵琶湖大橋は見えません。もう少し北側が見えています。橋は、野洲川の河口橋。
琵琶湖。琵琶湖大橋は見えません。もう少し北側が見えています。橋は、野洲川の河口橋。
天ヶ森(ナッチョ) 西を見ると、幾重にも山脈が重なっています。一番奥が愛宕山~地蔵山。一つ手前に貴船山の並び。さらに一つ手前は、鞍馬山の並びです。
西を見ると、幾重にも山脈が重なっています。一番奥が愛宕山~地蔵山。一つ手前に貴船山の並び。さらに一つ手前は、鞍馬山の並びです。
天ヶ森(ナッチョ) 愛宕山924m。手前左は貴船山・三角点峰699m。手前右が貴船山のいわゆる山頂、716mです。
愛宕山924m。手前左は貴船山・三角点峰699m。手前右が貴船山のいわゆる山頂、716mです。
天ヶ森(ナッチョ) 地蔵山947m。手前は貴船山の最高峰722mです。
地蔵山947m。手前は貴船山の最高峰722mです。
天ヶ森(ナッチョ) 天ヶ岳の山頂です。ここは三角点はありません。二度目の登頂。
天ヶ岳の山頂です。ここは三角点はありません。二度目の登頂。
天ヶ森(ナッチョ) 下山は、まず寂光院への道へ。
下山は、まず寂光院への道へ。
天ヶ森(ナッチョ) いい道が続きます。
いい道が続きます。
天ヶ森(ナッチョ) しゃくなげ尾根の入口。ここで、寂光院道と分かれてしゃくなげ尾根を下ります。
しゃくなげ尾根の入口。ここで、寂光院道と分かれてしゃくなげ尾根を下ります。
天ヶ森(ナッチョ) しゃくなげ尾根の鉄塔。ここも眺望がばっちり。
しゃくなげ尾根の鉄塔。ここも眺望がばっちり。
天ヶ森(ナッチョ) 花脊の大鉄塔
花脊の大鉄塔
天ヶ森(ナッチョ) ナッチョ
ナッチョ
天ヶ森(ナッチョ) 焼杉山717m。堂々とした山容です。
焼杉山717m。堂々とした山容です。
天ヶ森(ナッチョ) ソヨゴの赤い実
ソヨゴの赤い実
天ヶ森(ナッチョ) 結構登りもあるしゃくなげ尾根。もちろん、5月はシャクナゲがいっぱい咲きます。
結構登りもあるしゃくなげ尾根。もちろん、5月はシャクナゲがいっぱい咲きます。
天ヶ森(ナッチョ) 細い木が増えてきました。
細い木が増えてきました。
天ヶ森(ナッチョ) 最後は、植林帯の急降下。
最後は、植林帯の急降下。
天ヶ森(ナッチョ) 天ヶ岳登山口に下ってきました。
天ヶ岳登山口に下ってきました。
天ヶ森(ナッチョ) 帰途、琵琶湖大橋を渡ってから。夕空の下、ナッチョの姿が見えていました。
帰途、琵琶湖大橋を渡ってから。夕空の下、ナッチョの姿が見えていました。
天ヶ森(ナッチョ) この秀麗な峰は、比叡山。草津あたりから見たずんぐりな形とは打って変わって、素晴らしい形です。
この秀麗な峰は、比叡山。草津あたりから見たずんぐりな形とは打って変わって、素晴らしい形です。
天ヶ森(ナッチョ) 「今日のお出迎え猫さん、挙手してください。」
「はいっ、私です!」
「今日のお出迎え猫さん、挙手してください。」 「はいっ、私です!」
天ヶ森(ナッチョ) って、よく見たら上げてたのは足だったのね・・・
って、よく見たら上げてたのは足だったのね・・・

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