2015.8.9-11 大雪山系縦走 旭岳〜北海岳〜白雲岳〜忠別岳〜化雲岳〜ヒサゴ沼〜化雲岳〜天人峡

2015.08.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
48
休憩時間
10
距離
1.7 km
のぼり / くだり
86 / 88 m
21
8

活動詳細

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電池節約の為、ログ取らず。 2015.8/9-11 『大雪山系縦走』 2泊3日トータル約45kmの行程の縦走。 大自然と壮大な景観、夜の星空を思う存分堪能。そして最終日は自然の脅威を身にしみる程感じた山行となった。 1日目、9回目の登頂となった旭岳は今回は通過点の一部となり、景色に浸る間もなく裏へ下山、熊ヶ岳の裾野をやり過ごし、間宮岳、御鉢平を横目に北海岳ピーク、そして白雲岳を目指し、ナキウサギが鳴きまくりの岩礁帯、雪渓を通過し白雲岳へ。遠くに見えるトムラウシ。白雲テン泊。 2日目、白雲岳テン場より、高根ヶ原、平ヶ岳、遠目に居るヒグマを警戒しながら、忠別岳、五色岳、化雲岳ピーク。アップダウンを繰り返し、大雪渓の残るヒサゴ沼避難小屋へ。崩壊した木道は出ておりアイゼンは不要。 ヒサゴ沼到着と同時に雨が降り出し、雷雨、豪雨となる。 2009年の遭難事故が否が応でも頭をよぎる。 あの遠くに見えていたトムラウシは、もう目の前の所まで来ていたものの悪天、雷雲発生により、あっという間に真っ黒い雲に覆われ、同日のトムラウシ登頂はNo Go. 3日目、2:30起床、前日と同様に昼以降に天候が崩れる予想から、安全確保、今回はトムラ断念。 天人峡ルートで下山開始。 ヒサゴ沼から化雲岳までのアップは信じられない程の快晴の朝で、目の前のトムラにリベンジ約束。 化雲岳ピークから下山開始、しかしポン化雲岳麓通過時には、トムラウシ方向から押し寄せる真っ黒い雲に頭上一帯覆われ、光と音がほぼ同時の恐ろしい程の雷と豪雨に襲われ、トレッキングポール、バックパックを身から放り離して、ハイマツ帯に身を隠す事30分。死を覚悟したのちに、雷雲通過となり土砂降りの中、移動再開。 天人峡ルートは、ポン化雲岳下部あたりより、第二公園あたりまで藪漕ぎ、ルート上はほぼ沢歩き状態、ひどい泥道、獣臭、ヒグマの足跡沢山とワイルド感たっぷりで登山道の整備はあまりされておらず、全くおすすめの出来ないルート。 すれ違う人は登山者は誰1人とおらず最後の最後に天人峡から滝見台まで上がって来た、たった一人のみであった。 この後の荒天を伝え下山を促す。 下山後、予測通り、真っ黒い雷雲押し寄せ、酷い天候となった。 同日、十勝岳山中では、土砂崩れ発生、登山者数十名が取り残される山岳事故発生。 この時期、気象変化が激しい。 ルートまとめ 8/9旭岳6:20〜旭岳ピーク8:45〜間宮岳〜松田岳〜北海岳1145〜白雲岳〜白雲岳キャンプ指定地テン泊13:00頃(12km) 8/10 白雲岳テン場5:30〜高根ヶ原〜平ヶ岳〜忠別岳〜五色岳10:30大休止〜五色岳11:00〜化雲岳12:10〜ヒサゴ沼避難小屋泊(17km) 8/11 ヒサゴ沼4:25〜化雲岳5:35〜滝見台10:15〜天人峡へ下山11:10(14km)

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