蝶ｹ岳ヒュッテ小屋締め

　何年ぶりかの三股コースの蝶ｹ岳無雪期登山。登山道には沢山の梯子が設置され歩きやすい。 　残念ながら11月4日は2000㍍付近から小雨、やがて雪に変わる。ヒュッテに着いてからストーブの傍に陣取り、夕食までビール、ワイン、日本酒を呑む。 　小屋締めの日にもかかわらず、宿泊者は40名弱、テン泊も幾組か有った。 　日没後雪も止み、満月の明かり風景を寒さに耐えながら楽しむ。 　二日目は快晴。月は穂高連峰の上に輝き、日の出と共に穂高連峰が焼け、クッキリとモルゲンロードが現れた。 　雷鳥を探しに蝶槍まで行ったが、天気が良いためか発見出来ず、下山した。 　大滝の分岐でアイゼン着用、最後のベンチを過ぎた所から雪が少なくなってきたので蝶沢を横切りアイゼンを外す。ところが、そこから先数ヶ所に氷に覆われた所があり、慎重に足を運んだ。