幌尻岳 百名山最難関!チロロ林道から日帰りピストン

2015.08.13(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 1
休憩時間
1 時間 35
距離
27.5 km
のぼり / くだり
2845 / 2849 m
2 57
22
39
1 12
1 8
48
15
2 21

活動詳細

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やっと行けました! 先月の山渓で百名山最難関と呼ばれていた幌尻岳! 日高連峰の主峰、北海道では大雪山系以外で唯一の2000メートル峰です。 日高のチロロ林道からチロロ川を遡上しながらヌカビラ岳、北戸蔦別岳、戸蔦別岳を経由しての幌尻岳! 日高道の駅到着が早く、日の出前だったので軽く仮眠をしたら寝過ぎました!起きたの五時半。大至急登山口へ移動です。 情報提供していただいたベンさん☆ありがとうございました。 ○アクセス 国道274号を札幌から帯広方面へ。道の駅左折後、チロロ橋を渡るとすぐに林道があるのでそれを右折。暫く走ると砂利道になり、入林届を提出後ゲートまで走行。 ゲートから登山開始です。チロロ林道は車高短の車でない限り走行可能です。 最終コンビニは日高道の駅セイコーマート。24時には閉店です。 ○コース概要 ・ゲート~北戸蔦別岳登山口 ゲートからは暫く砂利の林道歩きです。勾配も少ないので時短の為に積極的に走ります。二岐沢取水口横が北戸蔦別岳登山口です。 ・登山口~チロロ川 静かな森林の中をすこーしづつ高度を稼ぎながら進みますが笹の藪漕ぎでズボンがびちゃびちゃに。撥水性の有るシェルズボンでしたが、濡れました(笑)追い抜いたテン泊の方々はスボンは雨具着用しておりました。 ・チロロ川~ヌカビラ岳 往路は水量も少く飛び石づたいに徒渉を繰り返します。ジャンプすると滑ってトボンの可能性大なので慎重に慎重に。目印のピンクテープが解りにくい!沢から離れるとまたまた笹の藪漕ぎです。途中にトッタの泉で水の補給が可能です。心と身体を癒しましょう☆ヌカビラ岳への取りつきがえらく長い急勾配の登坂になります。 ・ヌカビラ岳~北戸蔦別岳 気持ちの良い稜線歩きの始まりです。ヌカビラ岳を越えると熊さんの掘り起こしが所々。熊さんの密度濃そうです。 ・北戸蔦別岳~戸蔦別岳 はじめて熊さん見ました!北戸蔦別を下った按部から東側のお花畑の下に黒いうごめく物体。距離にして300メートルくらいでしょうか。こちらに気づいたのかすぐに這松に隠れて見えなくなりました。 行程はそれぞれのピークの合間に小ピークがあるので心がやられます(笑) ・戸蔦別岳~幌尻岳 稜線から左側に大迫力の七つ沼カールが見えます。復路には往路で追い抜いた方々がテントを設営してました。雪渓は完全に消えているのでテン泊の方は水の担ぎ上げが必要です。 行程は背丈位の這松の藪漕ぎです。微妙に刈られた這松が足にヒットする度にアザが増えていきました。 幌尻手前200メートルでミゾレが降りましたが汗でびちゃびちゃだったので山頂まで我慢したら雨は上がりましたが全く展望無かったのでまた来ます(笑) ・復路 北戸蔦別山頂でテン泊してる男性に山頂初ビールを一口頂きました🎵山で飲むビールは格別ですね!半分凍らせて担ぎ上げているそうです。 チロロ川が雨の影響で増水してました!諦めて靴のままバチャバチャ下りました。 ※増水すると非常に危険な徒渉に激変します。天気読みと停滞する装備は必須の行程です。日帰りの方は恐らく自分とトレランしてた男性もう一人の二人のみです。 ファストハイクorトレラン以外の方はテン泊装備のチロロ林道か幌尻山荘二泊のコースにした方が吉です。 登りは基本歩き、下りは積極的に走ったタイムです。順当にいけば11時間の行程でした。 幌尻ロングトレイル日帰りピストン挑戦されるかたは詳細注意点等お伝えしますのでメッセージ下さい(笑) 無雪ピークハント&縦走(日帰りピストン) ヌカビラ岳1807m 北戸蔦別岳1912m 戸蔦別岳1959m 幌尻岳2052m オススメ度 ★★★☆☆ 危険度 ★★★★★(雨天) 体力度 ★★★★★ ★追記 北戸蔦別岳、戸蔦別岳、七つ沼カール付近はテント設営禁止されているそうです。 特に幌尻岳周辺は特別鳥獣保護区、文化財保護法に基づいた名勝に指定されており、近年人間の置き土産(大&ティッシュ)が問題になっております。 記録の公表には皆さんお気をつけ下さい。

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