活動データ
タイム
03:57
距離
4.3km
のぼり
283m
くだり
279m
活動詳細
すべて見るyamajijiiさんに教えていただいた涼しい山の第二弾! 岐阜と長野の県境、神坂峠から富士見台高原を散策しました。名古屋市内は早朝から青空もわずかに覗き、これはイケるかと中央道を中津川へ向かったのですが、中津川ICを下りたあたりから大雨に。峠に近づくほどに雨が激しく霧が濃くなり、途中、ほぼ視界ゼロで立ち往生したりも…。これも教えていただいた強清水、風穴に立ち寄りながら、霧が薄くなるのを待ってそろそろと登って行きました。 神坂峠の登山口駐車場は意外にも一杯。他府県ナンバーも多く恵那山に向かった方々なのかなと思いました。 少し戻って、パノラマ登山口下の路肩駐車場に停めて、合羽を着て出発です。 左手が大きく開けた樹林帯を進みます。登山道が笹で埋まってしまっている箇所がいくつかあり、道が細く、左手がすぐ谷なので少々注意が必要でした。笹原の向こうに広がる左手の真っ白な空間を眺めながら、天気が良ければ素晴らしい景色が続くんだろうなーと思いつつ、涼しい風と霧に沈む広大な笹原という幻想的な風景に、「これも素敵だなー」と心洗われる気分でありました。 途中、見たことのない綺麗な野鳥やひきがえると出会いながら、神坂小屋(避難小屋)へ。2つある小屋の手前の方は三代目の神坂小屋だとか。初代神坂小屋には地元・中津川出身の文豪・島崎藤村の直筆による「山小屋」の看板がかかっていたそうですが、それを復元した文字が室内に掲げられていました。とても綺麗で、なんと水洗トイレまである快適な山小屋でした。ありがたい限りです。 雨の中、富士見台に登頂し、神坂小屋付近まで戻ると、大輪の山百合が。富士見台はささゆりの名所と聞きましたがすでにシーズンは終わっています。この日、見たユリはこの一輪だけでしたが、何だか得した気分になりました。 笹原の真ん中を横切って、神坂山の山頂をめざします。途中、遭難碑(昭和30年に中学生4名が落雷で亡くなられた遭難事故を偲んだもの)のあたりで、木陰に何かがごそごそ動く気配。じっと眺めていると、いきなりぴょーんっと大きく跳ねた茶色の生き物。野ウサギです! 大きな後ろ足がはっきり見えましたが、すぐに笹原の中に消えていってしまいました…。残念! でも山百合やら野ウサギやら、眺望の代わりになかなか楽しい経験をさせてもらえて、ラッキーでした! 神坂山の山頂を経て、萬岳荘へ下り、そこから車道を通って神坂峠の駐車場へ。 萬岳荘では、お盆を毎年ここで過ごすというご家族とお話をしたり、富士見台のバッジ(500円)を買ったりしながら一休み。デッキや休憩室もとても綺麗で、素敵なところでした。 晴天ではありませんでしたが、霧と雨ならではの静かで幻想的な富士見台を堪能できて、大満足でした。また天気の良い日に再来したいと思います。
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