鈴ケ岳〜鈴北岳(さらば👋御池岳)

2017.11.13(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 50
休憩時間
1 時間 53
距離
5.2 km
のぼり / くだり
853 / 511 m
2 54
54
57
2

活動詳細

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ことごとく山行計画が潰れ続けた今秋。 山に行けなくて少々スネてた私ですが やっと!やっと❗️2ヶ月ぶりのお山〜💓 お天気良好!╰(*´︶`*)╯♡ 久しぶりの山なのでハードなのは避け、少し歩荷も兼ねながら 『紅葉の落ち葉などを踏みしめながら、のんびりと御池岳を歩こうね。』をモットーに計画しました。 後20分も車で走れば集合場所の鞍掛東登山口というタイミングで 1本の電話が不吉の前兆を知らせて来ました。 「鞍掛峠に続く国道306号が土砂崩れで不通」 今から三重県側に回るのは時間的に無理。 どうするの?私達! 取り敢えず、車で行ける所まで行こうという事になり閉鎖ゲートまで行き、ゲート前に立つ警備員さんに通行の交渉をしてみたが 「車も人の通行もダメ!」 ここまで来て、温泉に直行は有り得ない!嫌〜! コースタイムは随分増えるけれど 鈴ケ岳から御池岳へ行く事に。 登山口へ向かうとここでも崩落。 仕方ないので、引き返し別の尾根から道無き道を突き進むバリエーションルートを選択。 立っているのも辛い感じの険しい斜面から出発。 常連の『M気味なメンバー』は水を得た魚の如く 何故か楽しげ💓激上りでも楽しそうな笑い声さえ聞こえて来る… しかし、今回、山歩き初デビューの私の書道の師匠のH先生(50代)目の前の壁の様な斜面に恐れをなし四つん這いで登る有様。 激下りやガレガレの斜面をトラバースさせて 持病の高所恐怖症を発症させてしまったようで 可哀想な事をしてしまいました。 山の楽しさを伝えたくてお誘いしたのに 山嫌いにしてしまったかも知れません。 「もう山は懲り懲りです💦」と言われてしまいました。 思ったより時間がかかり過ぎタイムリミットで 今回は御池岳方面は断念。 鈴北岳から御池岳を眺めながら下山開始です。 下山途中、後ろからライフルを肩から下げた勇ましい軍団数十人と会いました。 (その中に紅一点、若い女性もいました!) カッケー! ダメ元で写真撮影をお願いすると快諾。 今日は、罠を仕掛けに来られたそうです。 ここでも鹿の被害が多く滋賀県知事の直々の依頼だそうです。 気さくな方々で色々お話して下さいました。 下山は関電の送電線のルートで下りてしまうと 鞍掛峠西登山口に出てしまいその後、(通行止めの)峠道306号線をかなり遠回りに歩かなければならないので ルートの途中から1つ西側の尾根から下り、林道沿いに西に向かって駐車場所まで行く計画でした。 読図も兼ねて私達が先頭で目標の尾根をとらえた! ガイドさんから 「下方からまわり込みながらトラバースしよう」 と茶々が入りました。 言われた通りに行くと西の尾根に辿り着くような 優しいトラバース箇所は無く それでも何とかトラバースを繰り返しましたが 「これって、H先生絶対無理ちゃう?」 案の定、H先生は恐怖の為、ブルブル震えていました。ガイドにハーネスを装着してもらいスワミベルト状態。 これはもう無理と判断。 緊急事態なので 鞍掛西登山口へ下りる事に。 通行止めの306号線を何時間掛かっても歩こう! 遠回りになっても車道を歩く方が安全。 決死の覚悟で下りてみると さっき出会った猟友会の方々がいました。 私達の事が心配で待っていたそうです。 「そんなん、歩いて帰ってたら日が暮れるで 車に乗せてやるで」 何と、優しい方達! 感謝の涙が出そうでした。 本当にありがとうございました。 猟友会の方々の車で通行止めのゲートを守る (朝会った)警備員さんは 「車に乗せてもらえたんか!良かったな」 この方も私達が無事に下山するのを気に掛けて下さってたようです。ありがとうございます。 下調べが甘かったせいで 行き当たりバッタリの山行になりましたが 全員怪我もなく 予想外の楽しいルートを歩く事が出来た上 偶然出会った猟友会の人達の優しい心遣いにホッコリ❤️特別な山旅になりました。 余談では有りますが私達が読図で示した西側の尾根ルートで行っていればきっと予定通りの下山が出来たと 今でも確信していますがね。それだけが無念。

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