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先人達のあしあと ~いにしえの古参道より一ノ森・槍戸山へ~

ミンさんさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:登山歴は2年と少しですが、幼少のみぎりより車窓から眺める山が大好きでしたので山ラブ歴は30年以上の大ベテランです。

    でも、山行に関しては初心者と殆ど変わりません。

    どうぞよろしく!
  • 活動エリア:徳島
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1979
  • 出身地:
  • 経験年数:3年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

剣山・八面山・正善山

2015/08/17(月) 23:21

 更新

先人達のあしあと ~いにしえの古参道より一ノ森・槍戸山へ~

公開

活動情報

活動時期

2015/08/15(土) 09:17

2015/08/15(土) 15:53

アクセス:408人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 1,056m / 累積標高下り 1,044m
活動時間6:36
活動距離8.81km
高低差786m
カロリー2105kcal

写真

動画

道具リスト

文章

まだ剣山にリフトがなかった昭和中期、もちろん今のように車でアクセスなんかありえなかった時代。
剣山の頂きを等しく目指した先人達はが木屋平の西にある、コリトリから一の森を経て、剣山へのルートが一般的だった。
俺の親父もその一人だ。
その親父曰く、

~昭和45年の夏、木屋平にて一ノ森ヒュッテ管理人・先々代のお家で一泊。その翌日一の森へ到着。それから剣山へ向かう。
山頂へ到着するやいなや、すぐさま引き返し一の森ヒュッテまで戻りさらに一泊。
翌朝下山。

アクセスが容易になった今では珍しい登山計画ではないだろうか?
もっとすごいのが、親戚のジイさん。木屋平よりさらに東にある神山町から山々を縦走して剣山へ登っていたそうだ。
考えられるルートが
①東宮山~富貴山~烏丸~高城山~カヤの丸~天神丸~しがきの丸~にくぶち峠を経て一ノ森~剣山
②東宮山~正善山~綱付山~中尾山~赤帽子山~丸笹山~剣山

いずれにしても相当な健脚と当時ならかなりの読図力がないと登頂不可なルートだったと思う。

今日はそんな偉大なる先人たちが残した足跡をみちしるべに、当時の古参道より一の森へ向かうこととしよう。


集合時間は朝7時。
しかし、友人のぬんちゃんは昨日飲み過ぎて朝寝坊!

待ち合わせ場所が墓場広場だったので、待ってる間、我が家の墓掃除を始める。
これだけで今日一日の日記が書けそうだ。話のネタに困ることがない素晴らしい一日になるであろう。そんな予感がした。

墓掃除が終わった頃ぬんちゃんが到着。当然文句は言えない。車を運転してくれるのはぬんちゃんだから。
もし置いてかれたらそれで今日一日が終わってしまう。こういう時は寛大なスマイル精神が肝心だと思う。

7:30出発→9:00頃コリトリ橋着(神山町~川井峠経由で木屋平)

コリトリ橋に車を停めてすぐにある登山口から登るのもよいが、橋を渡り車を少し走らせると龍光寺に到着する。それで1時間と少しショートカット出来る。
龍光寺は、剣山頂のお祭りなどではかかせないお神輿が奉納されてるという古くからの由緒あるお寺だ。

お寺の脇にある登山口から今日の山行が始まる。

昔は表参道だったが今だと見ノ越が表参道化してしまいこちらが裏参道と化した。
故に道中出会う登山者はほとんど無く、とても静かでノンビリとした山行を楽しむことが出来る。

また、開発と観光目的で開かれた軟弱な登山道とは違い、先達が残した古道は崩落することがないらしい。
若干歩きにくくて体力も必要だが、普段とは一味違った山行を楽しめ、ありのままの自然と触れ合える。
三嶺もそうだったが、標高が上がるにつれ変わってゆく植生にも注目だ。

なお、山行にかかる時間は意外にもそれほどかからない片道2時間半程。
スタート地点の標高が約1,100メートルなので高低差800メートルほど。
スタートしてすぐは急登が続くが危険箇所は特に無いので安心して登ることが出来る。

お昼ごろに一ノ森へ到着。ヒュッテへ立ち寄り、先頃の山行でお世話になったヒュッテのオヤジさんにご挨拶。
しばし談笑を交わし、それから一ノ森山頂を踏む。

そこから次の目的地「槍戸山」へと向かう。

ここからがとにかく大変だった。時間にして30分ほどだが、すね~膝まで生い茂った笹をひたすら掻き分けながら山頂を目指す。
笹に隠れた岩、石柱、倒木、くぼみ、急な段差となんでもありで危険極まりない登山道。唯一救いなのが一本道なので迷うことはないという点か。
台風後、海の日に登ったあの悲惨な暴風時無理してこっちまで来てたら確実に遭難してただろうなと恐怖感を同時に覚える。

こういう時は焦らずに無理せずに慎重に…ってぬんちゃんはハイスピードでなんくるないさ~って突き進む。で、滑る、転ぶ。
まったく、無茶しやがって…

そして上から目線の俺も転ぶ。。。

やっとのおもいでついに辿り着いた念願の槍戸山山頂。

最初に出た言葉は「二度と来ないだろうな…」

ネガティブ登山はさておき、槍戸山からの展望はめったに見ることが出来ない角度から次郎笈~剣山が眺められる。
結構南側に位置しているので、剣山系東部の名峰、南~南西には平家平や石立山等、木頭の名峰、西に次郎笈、三嶺、剣山の三峰を同時に撮ることが出来る!

しかし、今回ほどポッキリ心を折られた山は初めてかも。ちっとも面白くなかった。

ションボリと一ノ森ヒュッテへ戻り、ビールを呑みながらカレーを食べました。何故か翌日のお昼ごはんもカレーでした。
心が折れすぎて文面が丁寧語に戻っています。

雨が降るぞ~ってヒュッテのオヤジさんが言ったのでとにかく急いで下山しました。
必死で降りたので下山タイムは1時間ほぼジャストでした。これにはさすがに疲れました。

そうそう。今日行ったルートでは水場が全然無いので(地図上には水マークあったのに見つからなかった)水は多めに持って行きましょう!
少々マイナーな山行となるので縦走となると初心者向けというより中級者向けになるかと。体力的にはそれほど難しくはありません。

紅葉シーズンはとにかく素晴らしいとの話ですので、次は10月頃に行ってみようと計画を立てております。
今から楽しみです。でも槍戸山には行きません。

お疲れ様でした~

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