Volare!天狗塚

2015.08.15(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 48
休憩時間
1 時間 56
距離
12.9 km
のぼり / くだり
1285 / 1294 m
11
1 58
22
22
3 47

活動詳細

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相棒とふたりだけの山行は久しぶり。 以前から気になっていた天狗塚に分県ガイドのルートで登ってみることにした。 距離こそ14kmくらいだが、参考タイムが約8時間と少々タフなルート。 気合いを入れていきますか。 ■あの光石登山口から 登山を始めて間もない頃、変に自信のついた我々は本来小屋泊まりの三嶺ルートを1日で踏破してみようと挑戦。 結果は、登山口まで参考タイムにして2時間の距離を残して日没。 おまけに自分のヘッデンは充電不足で使用不可、心細い自転車用のライトで下山する羽目になった。 そのとき登り始めたのが光石登山口。 軽くトラウマになってしまったのか、三嶺へは白髪山の登山口しか使っていない。 少し不安を感じながら、曰わく付きの登山口からスタートした。 ■あのガレた急登から 出だしは自然林の美しい森を沢沿いにゆっくりと高度を上げていく。 八丁ヒュッテまでは快適なトレイルだ。 そこから少し先の徒渉ポイント付近からガレた急登が始まる。 たちまち息が上がるが、森の中が涼しいので助かった。 以前、登った時と記憶を照らし合わせながら登っていくのは案外楽しい。 そして同時に初心者がこのルートにいきなり挑戦した愚かさも感じた。 ゴロゴロした足場で急登はかなり足が削られる。 よくもまあ登ったもんだ。 ■あのお亀岩ヒュッテから 森林限界を越えると抜けるような青空をバックにお亀岩が姿を現した。 疲れが吹き飛ぶ瞬間を満喫。 ほどなくお亀岩ヒュッテに到着。 ヒュッテ入り口で荷物を整理している外国のカップルとお会いした。 イタリアから東京、京都観光をしてから四国入り、剣山から小屋泊まりをしながら三嶺を縦走してお亀岩ヒュッテ。 そして、天狗峠から西山林道登山口へと下り成田から帰国するとのことだった。 片言の英語というより単語の羅列でも何とかなるもんだ。 ふたりとも我々の拙い英語を必死で聞き取ってくれている様子。 おまけに「Shikoku is Beautiful !」の言葉。 嬉しいねえ。 山で会う人は皆いい人は万国共通だなあ。 ■あの天狗塚から 天狗塚までは足元の見えにくい笹の稜線を進んでいく。 遠目に見ると気持ち良さそうな光景だが、いきなり足元が滑って少々やっかい。 先のイタリア人カップルとつかず離れずで天狗峠の分岐に到着。 名残惜しいが、ここでふたりとはお別れ。 Good day! さようなら! 英語が異常なほど苦手な自分にYAMAPの説明などできるはずもなく、国際的な広報活動はあっさり断念した。 そして我々は念願の天狗塚へ無事到着。 三嶺、剣山へと続く稜線。 広く雄大な牛の背。 ミルフィーユ状に連なり水墨画のような山々。 ここからの景観は想像以上に素晴らしい。 しかも晴天ながら雲が太陽を隠してくれて絶好のコンディションで昼食を取ることができた。 本来この後、牛の背へと向かうルートだが、右足に違和感があり不安を抱えて下山するのは嫌な予感がする。 前回のこともあるし、ここは時間的な余裕を持って下山したい。 次回、西山林道登山口から登るときのお楽しみとっておこうということになった。 この判断は珍しく大正解! ■あの綱附森分岐から 下山ルートは天狗峠から綱附森分岐を通っていくコース。 地形と参考タイムだけを見ると問題なそうそうな感じだったが、そう甘くはなかった。 急峻なロープ場が何カ所かあったが、そこは足場はしっかりしていて問題はない。 それ以外の多くは踏み跡は薄く、場所によっては、膝まである笹が足元を隠して適度に湿った地面はズルズルに滑る。 極めつけはルートが完全に流されてしまって崩れやすいザレ場の斜面をトラバース。 慎重に通過して通ってきた場所を見上げるととてもルートがあるようには見えない。 もし登りでこのコースを選んでいたら途中であきらめたかもしれないと思えるほどだった。 このルートはあまり使われている様子がなく、寸断されている箇所も多くテープだけが頼り。 我々くらいのレベルには少々荷が勝ちすぎるルートで参考タイムを大幅にオーバーしてしまったが、慎重に進んで無事下山。 個人的な印象として中上級以上の健脚で山慣れた方が複数で行くルートだと感じた。 改めてこの山域の奥深さと難コースに圧倒されてしまった。 そして、牛の背をパスした今回の判断は大正解。 前回と同じ轍を踏まなくてすみました。 ふぃ〜。 下山後の温泉はお馴染みの龍河温泉。 今日も脱衣所ではコンテンポラリージャズが流れ、湯船から眺める庭には狸の置物が多数鎮座する渋い温泉。 ツルツルのお湯で足のダメージがほぐれていく。 幸せなひとときだなあ。 さて、次回は四国YAMAPのジョイントだ。 どんな山旅になるんでしょ。

三嶺・天狗塚・石立山 光石登山口から登るのは久しぶり
光石登山口から登るのは久しぶり
三嶺・天狗塚・石立山 森の中は涼しい
森の中は涼しい
三嶺・天狗塚・石立山 沢にかかる吊り橋を渡ると本格的な登山道に変わって行く
沢にかかる吊り橋を渡ると本格的な登山道に変わって行く
三嶺・天狗塚・石立山 朝の陽が気持ちイイ
朝の陽が気持ちイイ
三嶺・天狗塚・石立山 キレイな八丁ヒュッテ
キレイな八丁ヒュッテ
三嶺・天狗塚・石立山 ルートの確認ですか?
ルートの確認ですか?
三嶺・天狗塚・石立山 とりあずツーショット
とりあずツーショット
三嶺・天狗塚・石立山 苔の中に小さなキノコ
苔の中に小さなキノコ
三嶺・天狗塚・石立山 清流!おどろくほど澄んでいる
清流!おどろくほど澄んでいる
三嶺・天狗塚・石立山 苔とキノコ 鼻血でそう
苔とキノコ 鼻血でそう
三嶺・天狗塚・石立山 配色がオシャレ
配色がオシャレ
三嶺・天狗塚・石立山 キノコのタワーマンション
キノコのタワーマンション
三嶺・天狗塚・石立山 すげー!
すげー!
三嶺・天狗塚・石立山 上から見ると花びらのよう
上から見ると花びらのよう
三嶺・天狗塚・石立山 可憐
可憐
三嶺・天狗塚・石立山 熊、やっぱいるんだね
熊、やっぱいるんだね
三嶺・天狗塚・石立山 鮮やかです
鮮やかです
三嶺・天狗塚・石立山 おー!お亀岩が見えたー
おー!お亀岩が見えたー
三嶺・天狗塚・石立山 メガネトリオ
メガネトリオ
三嶺・天狗塚・石立山 味のある案内板
味のある案内板
三嶺・天狗塚・石立山 さて行きますかね
さて行きますかね
三嶺・天狗塚・石立山 とりあえずXしてみる
とりあえずXしてみる
三嶺・天狗塚・石立山 振り返って三嶺、剣山までの稜線 素晴らしい
振り返って三嶺、剣山までの稜線 素晴らしい
三嶺・天狗塚・石立山 この分岐でイタリア人カップルとお別れ 気をつけて!
この分岐でイタリア人カップルとお別れ 気をつけて!
三嶺・天狗塚・石立山 思いの外、さくっと天狗塚に到着 乾杯!
思いの外、さくっと天狗塚に到着 乾杯!
三嶺・天狗塚・石立山 雲がイイ
雲がイイ
三嶺・天狗塚・石立山 アバンギャルドな記念撮影
アバンギャルドな記念撮影
三嶺・天狗塚・石立山 牛の背をバックに食後の一杯
牛の背をバックに食後の一杯
三嶺・天狗塚・石立山 シンプルだけどイイ感じのプレート
シンプルだけどイイ感じのプレート
三嶺・天狗塚・石立山 彩り彩り
彩り彩り
三嶺・天狗塚・石立山 定番の四国風
定番の四国風
三嶺・天狗塚・石立山 笹の稜線を進む
笹の稜線を進む
三嶺・天狗塚・石立山 雲が出てきた
雲が出てきた
三嶺・天狗塚・石立山 風が気持ちいい
風が気持ちいい
三嶺・天狗塚・石立山 ケルン越しの三嶺
ケルン越しの三嶺
三嶺・天狗塚・石立山 振り返って天狗塚と牛の背
振り返って天狗塚と牛の背
三嶺・天狗塚・石立山 今日は雲の感じがいいなあ
今日は雲の感じがいいなあ
三嶺・天狗塚・石立山 踏み跡が薄いのでテープだけが頼り
踏み跡が薄いのでテープだけが頼り
三嶺・天狗塚・石立山 水玉のシダ
水玉のシダ
三嶺・天狗塚・石立山 しばてんさんの行動食
しばてんさんの行動食
三嶺・天狗塚・石立山 四国風イケメンショット
四国風イケメンショット
三嶺・天狗塚・石立山 誰かの足跡みたいな凹み
誰かの足跡みたいな凹み
三嶺・天狗塚・石立山 ここまで降りてくるのに随分と時間がかかった
ここまで降りてくるのに随分と時間がかかった
三嶺・天狗塚・石立山 きらきらを纏ったキノコ
きらきらを纏ったキノコ
三嶺・天狗塚・石立山 見事な大岩
見事な大岩
三嶺・天狗塚・石立山 二丈の滝 水が気持ちイイ
二丈の滝 水が気持ちイイ
三嶺・天狗塚・石立山 ぼっきり
ぼっきり
三嶺・天狗塚・石立山 午後の光と影
午後の光と影
三嶺・天狗塚・石立山 下山の舞
下山の舞
三嶺・天狗塚・石立山 夕暮れの龍河温泉
夕暮れの龍河温泉
三嶺・天狗塚・石立山 タヌキトリオ
タヌキトリオ
三嶺・天狗塚・石立山 ますたーヨーダ
ますたーヨーダ

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