活動データ
タイム
15:30
距離
30.8km
のぼり
1961m
くだり
1961m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る冬型の合間の移動性高気圧。これを狙って有給休暇をゲット! さぁ、どこに行こうかと調べていたら、上高地行きのシャトルバスが11/15で今シーズンの営業終了するという情報を見つけた。 これも何かの縁、夏は敬遠していた上高地も今なら空いているだろうと、穂高を見に行く事に決定。 念願だった穂高のモルゲンロートを見るべく、こちらも営業終了した蝶ヶ岳ヒュッテの冬期小屋泊まりを選択。 どうせなら、夏には行かない大滝山からの周回コースを設定。 狙い通り、早朝の上高地は人もまばら。シャトルバスには4人しか乗っていなかった。 徳沢から本格的な登り開始。長塀尾根は噂通りの樹林帯の急登。 日曜日なのに誰とも会わない。 長塀山手前から雪が多くなって来たが、それでもくるぶし程度。 蝶ヶ岳山頂直下になって、ようやく展望が開けた。 冬期小屋の様子を見たかったので、まずは小屋へ。 噂どおりの超思い鉄の扉をようやく持ち上げて小屋へ入る。 日曜泊まりなので、誰もいないかと思っていたが、先客が一組だけ。(蝶槍まで行っていたとの事) とにかく寒い。夕焼けの風景を堪能して、厚着をして6時前に早々にシュラフに潜り込む。 しかし、寒さで熟睡できず、長い夜をひたすら耐えた。 そして翌朝、我慢の甲斐あって、最高の景色を見ることが出来た。 とにかく寒いが、空気が澄んで遥か彼方までクリアーに見える。 長年の夢が適った瞬間であった。 あとはのんびりと下山・・・・という訳にもいかない。徳本峠までの長~い道のりが待っている。 吹き溜まりですね辺りまで積雪があるが、半年振りの雪の感触を楽しみながら、大滝山へ。 噂通り、常念や蝶から見るのとはまた違った絶景を楽しめた。 稜線は、上越や奥秩父に近いような感じで、ほぼ樹林の中。 トレースは当然殆ど無いが(うっすら一人?)、ピンテも沢山ついていて、注意していれば迷うような危険は無い。 ようやく着いた徳本峠からは、整備された道を、正面に明神岳と西穂を見ながら足早に下った。 2日間で山中で出会ったのは、一緒に冬期小屋に泊まったカップルのみだった。 初冬の上高地は、人も少なくおすすめ。 雪に閉ざされる前の自然を静かに楽しめる。
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