術後初めての山

2017.11.18(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 26
休憩時間
0
距離
11.1 km
のぼり / くだり
769 / 772 m
30
54
5
50

活動詳細

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スタートの加賀池への道は工事中で通れず、もう一つ西側の道から入った。 加賀池から遥照山への新道は土嚢が崩れ、道幅が極端に狭くなっているところがあった。 さて、今日は10月30日に手術して以来初めての山だ。 今週月曜日に子宮に入れていたパイプが取れ、疲れない程度に走ってもよいことになった。 なんでこんなことになったかというと、8月末に受けた子宮がん検診で子宮頚管に腫瘍が見つかったからだ。 明らかに良性のものもあったのだが、その奥のものは怪しい、腫瘍マーカーの数値も高い、ということで切除して検査することになった。 お医者さんは、がんという前提で話していたのだが、入院してみたら、別の執刀医の先生は良性のものという認識で相当に驚いた。 手術から2週間経って検査結果はすべて良性。 良性でも切ったら痛いし体調も優れない。 もう50なんだから子宮を取ってしまったらどうだ?とさえ言われていた。 取らなくて本当によかった。 大学病院の先生だからと言って、うかつに信用してはいけないということが本当によかった。 手術前の体調不良はがんと言われた精神的なものと、仕事が殺人レベルに忙しくプレッシャーがすごすぎたせいだ。 しかし、言っておくが、わたしはがんと言われても全く死の恐怖は感じなかった。 そんなことより仕事がちゃんとこなせないのではないかという恐怖の方が大きかった。 山にいれば死ぬのではないか、と思うこともたまにはある。 そういう意味ではがんだから何だ?という気持ちがある。 がんでないのはよかったが、切られ損とも思え、なんだか釈然としない。 しかし、これから復活をしていかなければならない。 まだ距離は走れなくてもとにかく登る。 そういう意味で今日の山はたいして走れなくても今のわたしにとっては意味があった。 わたしは山で死んでも病気では死にません。

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