硬石山(ミズナラ計測)

2017.11.18(土) 日帰り

活動詳細

すべて見る

 硬石山の最高点の手前に、ミズナラの巨木があり、登山者には、「神々しい木がある」と言われて おり、この山の登山道を開いた、によさんが、「この木は樹齢200年。有名になる」と見立てる。  その樹は、いかにも巨木であるが、並の迫力ではない。  一本立ちで、とても太く、枝を八方に広げた安定感のある樹形が素晴らしい。 加えて、足元(根張り)や、幹肌の荒れ具合も良く、盆栽の手本足り得る名樹である。  北海道の巨木として紹介されている樹は多く、特に、幹回りの太さから樹齢を推測し、古さを強調 しているが、樹形が株立ちであったり、立ち上がりから枝が分かれている樹があり、幹の太さのみを 以て古さを語るのは安易である。  この樹の魅力を客観的に伝えたく、先ずは幹回りを計測した上で、育った環境などを考慮し、紹介 されている樹と比較してみようと思い、天気予報の「札幌の、午後の天気は雪」がハズレたと思うや、 連れに  「ミズナラの幹回り、計りに行くぞ」 と午後1時半に告知し、午後2時10分に登山口に立つ。  先日作った階段の使い勝手を確認しつつ、約30分でミズナラの樹に着く。 用意していたひもを幹に巻き付けて計測すると、4m20cmである。 また、すぐ近くのミズナラの巨木の幹を計測すると、4m50cmとさらに太いが、コブを巻き込んでの 計測なので、実質的には最初の樹が太く、迫力も別格である。  今後、紹介されているミズナラの巨木の幹回りを計測し、樹形などを確認、比較してみようと思う。  ミズナラの樹の計測後、雪がちらついてきたので下山を開始した。  今年の見納めかと頂上に立ち寄り、途中、年上と思われる男性登山者と話すが、その方は硬石山が 見える所にお住まいのようで、「南斜面は雪がないのが見えたので、登りに来た」とのこと。また、  「妻は、いつも家でゴロゴロしていて、家を出てくるときと帰った時と、同じ格好で寝ている」 と仰るので、「何度か寝返りはしていますよ」と申し向けて笑いを取り、お別れ。  帰宅後、風呂に入り、恒例の反省会。またしても「山→風呂→酒」である。 ミズナラの樹のレポートは、今年中にまとめたいと思う。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。