標高2000mの雲上の温泉♨と、水ノ塔・篭ノ登山

2017.11.19(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 47
休憩時間
21
距離
6.5 km
のぼり / くだり
484 / 484 m

活動詳細

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標高2000m雲上の温泉・ランプの宿として知られている高峰温泉に週末泊まって、当日(土曜)と翌日(日曜)に周辺の山を登るプランを考え、車坂峠から宿に通じる林道が11/20で通行止めになることもあり、車で行ける最後のこの週末に行ってきた。 宿から、車で来るならスタッドレスかチェーン持参との連絡が入り、出発当日にタイヤ交換して昼から出発となったため、当日の登山は中止。天気もよくなかったため宿に直行し、その日は温泉三昧。翌日の日曜(本日)、宿の目の前が起点となる水ノ塔・篭ノ登山コースを歩いてきた。ゴールはもちろん温泉宿。宿泊者は登山後に温泉に入れるのが嬉しい。今回は温泉メインで登山はおまけ程度であったが、こういう山と温泉の楽しみ方もありかと。 ⬛登山口へのアクセス 車坂峠への道はうっすらと雪が道路を覆っている程度で、通過時間も昼寝を過ぎていることもあり凍っている状況でもなく、ノーマルタイヤでも大丈夫そうだった。その調子で、車坂峠から林道に入った瞬間にABSが働いてヒヤリ。林道の方はスタッドレスの方が安心。ただし、この林道は20日で通行止めになる。 ⬛登山ルート 宿の朝食は8時からなので宿出発は9時になる。天気は晴れだが雲も多く、午後には天気が崩れると見込んで、手軽な水ノ塔・篭ノ登山コースとした。チェックアウトして、車はそのまま宿の駐車場においたままとし、宿の目の前の登山口から登り始める。標高差は大したことないが、途中から岩ゴロ道となり、積もったパウダースノーで滑りやすくなっている。初めて登るコースだが黄色のペンキの矢印のおかげで迷うことはない。 水ノ塔から東篭ノ登山までは比較的歩きやすいルートで高低差もそれほどでもない。東篭ノ登山山頂は360度の展望だが、この頃になると風が強くなってきており、長居せずに下山。下山口の池ノ平湿原からは林道をひたすら歩いて高峰温泉まで戻る。この林道、池ノ平湿原から高峰温泉へは下りになるので楽。池ノ平湿原にも駐車場があるので、そこを起点に周回できる。 ⬛温泉情報『高峰温泉』 http://www.takamine.co.jp 標高2000mにある温泉宿。日本秘湯を守る宿のひとつ。車で行ける温泉宿としては最高所と思う。ただし、通年車で行ける温泉地としては、標高1800mの万座温泉と、御嶽山の登山口になっている濁河温泉となる。この標高クラスでの温泉宿で通年営業は珍しく、他には八ヶ岳の本沢温泉と夏沢鉱泉ぐらい。 ここでの目玉は、雲上の野天風呂。この宿の温泉は日帰りも可能だが、それは内風呂だけで野天風呂は宿泊者のみ。 野天風呂は、宿の専用出入口から歩いて1分ほどのところにある。湯船は大人4人しか入れないため人数制限がされている。出入口に人数分の脱衣籠が用意されていて籠がないと入浴できず、誰かが戻ってくるまで待たされる。籠は男女それぞれ4個分ある。 内風呂は24時間だが、野天風呂は暗くなるまでだ。さらにぬる湯のため、とくにこの時期は一旦湯につかると出づらい。つまり長湯になりやすい。したがって、タイミングが合わないと待たされることになる。自分の場合は、待つことなく入浴でき、しかも後半は独り占めできた。ここの野天風呂を目的とするなら、早めの到着がよさそう。 また、内風呂もいい。2つの内風呂があるが、どちらも源泉浴槽と加温浴槽があって交互浴や長湯ができる。源泉浴槽の温度もそれぞれで異なる。 食事も美味しく、宿泊者を楽しませる様々なイベントもあり、温泉とサービス共々申し分ない。今度は真冬に行ってみたい。なお、冬期に行く場合は、近くのスキー場であるアサマ2000に車を停めて送迎してもらえる。黒斑山での雪山登山とセットで楽しめそうである。 (参考)山岳温泉♨ ①みかぐり池温泉 2430m(標高) ②地獄谷温泉 2300m👣  雷鳥荘 2400m  雷鳥沢ヒュッテ 2350m👣  ロッジ立山 2330m ③本沢温泉 [野天風呂] 2150m👣 ④高天原温泉 [野天風呂] 2100m👣 ⑤白馬鑓温泉 [野天風呂] 2100m ⑥夏沢鉱泉 2060m  ⑦高峰温泉 [野天風呂] 2000m👣 ⑧万座温泉 1800m👣  濁河温泉 1800m 👣 ⑨手白沢温泉 [露天風呂] 1500m👣 ⑩三斗小屋温泉 [野天風呂] 1465m

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