雨の洗礼 立山

2015.08.18(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間
休憩時間
1 時間 13
距離
5.6 km
のぼり / くだり
610 / 603 m

活動詳細

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当初は唐松岳の翌日に立山に登る予定でしたが白馬で夕方から雨。それも強い。翌日は朝から雨。断念して、氷見と富山を散策し次の日を待ちました。最終日、晴れ?やったぁ・・山の予報では次第に晴れ傾向だったので、ホテルで朝食をいただいてから満を持して立山へ。途中の車中は暑いくらいの日差しではありましたが高い山には雲が・・いやぁな予感。立山駅からモノレール、高原バスを乗り継いでとりあえず室堂に着きました。曇ってはいるもののまぁこんなもので、結構結構・・しかし外に出たとたんに雨が・・なんとタイミングのいい雨・・立山自然保護センターでカッパに着替えしっかり身繕いをして散策だけでも・・とまずはミクリガ池に。遊歩道は整備され、お花等の自然はがっちり保護され、特別な場所という雰囲気が漂っていました。どこまでも続く石畳と時折あらわれる雪渓に快適な時間が・・途中から勾配が加わってきて少し息が上がるとほどなく一の越山荘。ここは多くの登山者で賑わっていました。小学生らしき団体さんも何組かいて地元に根付いている山であることを改めて実感。結局、時間差はあるものの一人の脱落者も出さずに彼らは雄山を登頂したようでした。(小学生の時、地元の山である鳥海山に登ったことが思い起こされました。私にとってそこは特別なところなので、やはりこの子達にとっても雄山は特別な場所になるのではないかな) 雄山を目の前にして(でも山頂は雲の中。時折風の流れで雲が動き、懸命に頂を目指し登っている人たちの姿を捉えることができたのですがこれが結構きつそうで・・)脚が痛くて痛み止めと湿布とサポーターを欠かせない主人に止める?としつこいくらい尋ねたのですが「行く」の一点張りで・・(ここで引き返していた人たちも結構いました)それぞれは自分のペースで登ることにして、いざトライ。 がれ場の後の肩を過ぎた辺りで下山してきた素敵なおば様がライチョウがすぐそこにいることを教えてくださいました。もたもたしていて写真には収められなかったことが残念。結局運は良かったということでしょうか。カッパの中は汗だくで陽がさすと暑いのに、時折ぶるっとするくらい寒くなる体感の変化を繰り返しながら、山頂到着。気高い山に息をのみました。主人を待って山頂社務所で子供たちにお守りを買い、あったかいココアをかわいらしい巫女さんにいれていただき、帰りのバスを気にしながら早めの下山です。 帰りの道も、遅れてくる主人を待ちながら写真をゆっくり撮り、雪の階段を作ってくださっているスタッフの方たちに感謝の念を抱きながら、快調に室堂まで戻って来れました。大汝山や別山にも登って雷鳥平に回るコースは次回にとっておきましょう。 すぐそこに聳えているであろう剱岳の姿も北アルプスの山並みも全く目にすることはできませんでしたが、素敵な景色と花たちに癒された山行きになりました。

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