蝶ヶ岳周回、大滝山ピストン

2015.08.19(水) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 1
休憩時間
35
距離
8.5 km
のぼり / くだり
1273 / 182 m
DAY 2
合計時間
5 時間 39
休憩時間
23
距離
11.2 km
のぼり / くだり
517 / 1612 m

活動詳細

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先日、燕岳〜大天井岳〜常念岳と縦走してきたのですが、その先にある蝶ヶ岳が気になっていました。で、上高地行きバスを利用して一泊二日で行ってまいりました(ログは徳沢園から)。ピストンよりは面白いかと時計回りに徳沢〜横尾山荘経由を往路に選びました。しかし、バスセンターから登山口までのアプローチが長い(10㎞くらい?)うえに、登山開始直後から(地図上の等高線の狭さから覚悟していたのですが)相当な急登が延々と続きます。「槍見台」も、「なんちゃって槍見台」もさして際立った眺めとは思えず、辛い山行でした。しかし、ようやく尾根が上空に見えて来た時、ふと振り向いて、自分が素晴らしい場所に立っているのだとわかりました。蝶槍と蝶ヶ岳ヒュッテ付近から見る穂高に心震えない人間はいないと思います。まさしく「見ずに死ねるか」と言える風景です。 翌日は上高地の河童橋付近で4、5時間も時間を潰せる自信がなかったので、大滝山までピストンで行って来ました。先にたどり着く北峰は、蝶ヶ岳の風景を知らなければいい眺めではと思いますが、蝶ヶ岳の前座的風景、南峰は西側の眺望自体が灌木で捉えづらくなっていて、驚きや感動はありません(あくまで私見です)。パッパッと行ってきて、蝶ヶ岳に戻り、長塀尾根から徳沢に下って帰ってきました。頑張れば、あるいはバスの出発時刻がもう少しだけ遅ければ、日帰りコースだったかも。 蝶ヶ岳の往路、復路、大滝山へのルート、いずれも危険箇所、道迷いの危険は一切ありません。蝶ヶ岳は、上高地からなら長塀尾根のピストンで十分かも。横尾山荘経由は、平地の歩きと急登に強ければ、多少の時間短縮になるかもしれませんが、眺望的には、見逃して残念に思うポイントはありません。あと徳沢園(横尾山荘)までは、運動靴で十分です。必要に迫られなければ、バスターミナルから気張って重くて硬い登山靴に履き替える必要はないです。 蝶ヶ岳ヒュッテは、一泊二食9500円ですが、水は1L 200円だし、ビールも常念小屋や燕山荘より100円高いので、9800円のこれらの山小屋と実質同値段です。 あ、(余談ですが)登山女子というと失礼ながら年輩の方が目立つものですが、上高地付近では、ファッショナブルな若い山ガールを結構見かけました。やっぱり土地柄かな。

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