空木岳→木曽駒ケ岳縦走

2015.08.21(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 24
休憩時間
1 時間 32
距離
20.4 km
のぼり / くだり
1319 / 2921 m

活動詳細

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空木岳〜木曽駒ケ岳千畳敷カールまで縦走して来ました。 ブログとか色々調べていたのですが駒ケ岳→空木岳のコースはたくさん情報があったのですが、空木岳→駒ケ岳は情報がほとんどなくて気になったっていたのですが。。。やっぱりきつかったです。 ルートの方向で全然感覚が違うのを実感しました。 一日目は、駒ヶ根の菅の台バス停からタクシーで林道終点まで移動。約3000円位。 5時半出発。 そこから山道に入って空木岳へ。 この区間をピストンで登る方は何人かお会いしました。このルートはいいですね。 もう一度行って見たいです。途中大地獄小地獄という区間があるのですがその区間だけ慎重に転ばないように行けばほぼ大丈夫です。転んだら死んじゃいます。毎年何人もの方が滑落しているようです。 私たちは、駒岩経由で空木岳を超えて木曽殿山小屋で一泊。到着は15時頃。 翌朝は4時半出発でヘッドライトをつけて出発。 あいにくの雨で眺望は見られず、ひたすら登り歩き続けることに。。。 宿泊した時情報収集のため、何人かの人に空木岳〜木曽駒ケ岳の縦走路のことをお聞きしたのですが、 「キツかった!ここの縦走路を行けたたら、何処の縦走路でもあるけるよ。いろんな縦走路歩いたけどここはきつい、でも大丈夫!!」と、笑いながらよくわからないコメントをもらいました。でも、やっぱり、歩いてみてコメントの意味がわかりました。 取り付きの東川岳はマーキングもしっかりしていてわかりやすかったのですが。。。 熊沢岳は、頂上にはすんなり行けたのですが、超えて往くルートがわからず崖の付近をウロウロ。 どうしようかと、勇気を振り絞って崖を恐る恐る覗き込むとそこにアンカーが打ち込まれていてルートを発見。 駒ケ岳から空木岳へ行くルートなら下から見上げるような感じなので、分かりやすいのですが、空木岳から駒ケ岳へルートはマーキングを見つけにくいことをここで実感しました。 この3〜4m位の段差ですが、視界に山道にのしたの崖も見えて本当にここで滑ったら命はないなぁ。と実感しました。 また、マーキングのペンキも書かれてはいるのですが薄くなっていて何度もルートをロスト。天候が雨、曇りだったので視界が悪く踏み跡を辿っていくと、だんだん踏み跡が薄くなって道に迷っていることに気づくことも何度も。。マジ遭難の寸前の状態でした。 その後の山のピークは一つ一つが大きな岩がゴロゴロ。必死にしがみつきながら慎重にアタックしました。本当に怖かったです。 稜線は風も強く時より体を持っていかれそうな強風もしばしば山のピークでこの風には吹かれたら本当にやばかったです。 途中避難小屋へ温かいものを作ろうと思い稜線を降りた途端地獄から天国っていうような穏やかな気候。。一面のお花畑。。 あれっ?もしかして天国??いつの間にか死んじゃたのかなぁ?心地よさ。。(笑) というくらい、稜線とは大違い。ビックリしました。 30分位なら温かいものを作って食べてリスタートその後もルートロストを繰り返し。。でも何となくルートロストの感がわかってきました。(笑) 迷ったら、嫌でもハッキリ分かるところまで戻る。それが一番の近道。 そんな感じで、今回は視界も悪かったので宝剣岳は登らずそのままロープウェイ駅へ、極楽平から稜線を降りたらまた天国の様な気候。。。色々失敗もあったけど山歩きの厳しさを実感した。非日常でした。 話は変わりますが、避難小屋で暖をとっていると韓国人の方々が避難小屋に飛び込んできました。みんな軽装で雨具もポンチョ、グローブも無し。 火をつけてくれってジェスチャーでお願いされガスストーブに火をつけお湯を沸かしてあげました。なぜかこの駒ケ岳〜空木岳のコースは韓国人の方が多い。でも、みんな軽装。見ていて本当に怖い。地図もどっかのパンフレットとのようなもイメージ図見たいなものばかり。あの地図だけで歩き出すのは遭難しに行きますって感じです。なんとかならないとですかね。 韓国の方もYAMAP使って貰えれば迷わずにいけるかなぁ??

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