【医王山】えっ!まさかの本格雪山

2017.11.26(日) 日帰り

活動詳細

すべて見る

※iPhone故障のため、軌跡データはなし。 ≪コース≫ 9:10西尾平-10:18白兀山-11:11夕霧峠(食事)-12:20夕霧峠発-13:05西尾平 ≪歩行時間≫ 登り=2時間1分(西尾平-夕霧峠)、下り=45分(夕霧峠-西尾平) 北陸地方では、冬になると晴れる日が極端に少なくなる。最近も週末は悪天候続きだったが、今日は「晴れのち雨」との天気予報。この機を逃したくないと、山仲間を誘って医王山へと向かう。先週、初雪が降ったとはいえ、まだ11月。当然、平野部に雪はまったくない。医王山も山頂がうっすら雪化粧している程度だろうと思っていたら、登山口のある西尾平(標高649m)に10~20cmも積雪があって驚いた。 午前9時10分に西尾平の駐車場を出発。幸い何人か先行者がいて、そのトレースをたどりながら登山道を歩く。先へ進むにつれ雪は深くなり、ごぼって(※金沢弁=足が雪にはまって)歩きづらい。突然視界が開け、眺望のよい小白兀に到着。冠雪した高山とまだ茶色の低山を同時に展望できるのは、この季節ならではだろう。 10時18分、白兀山の頂上(同896m)に到着。どう見ても積雪は50cm以上あり、展望台がとても低く見える。夕霧峠を目指し、さらに先へ。先行者は少なく、足が深くごぼる。まさかこの時季に本格的な雪山登山になるとは思わなかった。ワカンが欲しいくらいだ。途中で登山道を右に折れ、蛇尾山(同920m)に立ち寄る。11時11分、ようやく夕霧峠(同827m)に到着。 白兀平ヒュッテの前で、寒風に凍えながらクリームシチューをつくる。雪山で食べる熱々のシチューは格別。後からやってきた4人組が「何で外で食べているの?」と僕たちに声をかけ、ヒュッテの扉を開けて中に入った。何だ、入れるのか。施錠されていると思い込んでいた。 ヒュッテの中で熱いお茶をすすり、冷えた身体を温める。そろそろ空模様が怪しくなってきたので、奥医王山へ行くのを諦め、下山することにした。午後0時20分に夕霧峠を出発し、林道を下る。登ってきたときとは反対に、進むにつれて雪がどんどん浅くなる。1時5分、西尾平に帰還。まだ歩き足りない気分だが、まあ仕方がない。それにしても、900m級の低山にこんなに雪が積もっているとは想像できなかった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。