YAMAP

山登り・アウトドアの新定番

Language▼

ゲストさん

ホーム

夏休み日記Ⅶ:楽園ハイキング

とっさん YAMAP Meister Master

  • YAMAPマイスター:マスター
  • 自己紹介:未記入
  • 活動エリア:福岡
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1964
  • 出身地:
  • 経験年数:公開しない
  • レベル:公開しない
  • その他 その他

穂高岳・槍ヶ岳・上高地

2015/08/26(水) 19:58

 更新

夏休み日記Ⅶ:楽園ハイキング

公開

活動情報

活動時期

2015/08/23(日) 05:50

2015/08/23(日) 11:50

アクセス:1066人

タグ

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 510m / 累積標高下り 1,755m
活動時間6:00
活動距離17.04km
高低差1,248m

写真

動画

道具リスト

文章

★穂高岳山荘をあとにして涸沢へ

昨夜は早めの21時に就寝し、今日の早起きにそなえました。
3時半には起きて、涸沢岳の頂上からご来光を拝むつもりで。

数日前に山荘に宿泊予約状況、混雑予想を尋ねると、
おそらく1枚の布団におふたりになるかもしれません、とのこと。
夏休みの土日だし仕方ないかと覚悟はしてました。
ところが昨日の雨で登山者が少なかったのでしょう、布団1枚にひとりゆっくり!
心地よい疲れも手伝って、とっても気持ちよく寝ることができました。

気持ちよく寝すぎました...
みなさんすでに準備中。時間は4時を大きく回ってます。
涸沢岳は諦めてテラスにてご来光を待つことにします。

テラスに出ると、薄暗闇の中、眼下には一面の雲海!
その荘厳さにみんなため息をついてます。もちろん僕も。

やがて宇宙的オレンジネイビーの瞬間を経て、雲の輪郭が、輝くオレンジでくっきりと縁どられていきます。
そして、眩しすぎるご来光!
奥穂高岳も涸沢岳も真っ赤に染まります。
そして一気に気温上昇!

眠りから目覚めたとっさんは、これからの楽園ハイキングに向けて第一歩踏み出します。
まずは、涸沢へ急降下するザイテングラート。

ガレた岩場や、両脇にお花の咲いた細いくねくね道です。
急な岩道や、鎖のあるまき道などもありますが、宝満山を普通に下れる人であれば、なんてことありません。

ただ、道を間違わないようにしないと苦労しますし危険です。
僕、間違いました。いづれは合流するのですが、右にずれてしまい、ロングガレ岩地獄にはまってしまったのです。
例えるなら、上部は、久住すがもり越の下りの無数の岩が尖ってグラグラ動く、しかも長いって感じ。
下部は高千穂峰の砂地獄がこぶし大のザレ岩に変わったって感じで、冷や冷やものの下りとなります。
気をつけましょう。

そこを過ぎると、のんびり樹林帯を通り、開けたところが涸沢小屋です。
ここで朝ごはん。ちょうどお腹がへる頃で、山荘で用意していただいたお弁当をパクつきます。

その後、カラフルなたくさんのテントの間をすり抜け涸沢をあとにします。
小屋・ヒュッテ分岐を前に、もう一度だけ振り返ります。

涸沢カールの大雪渓を駆け上がり前穂高岳、天空の吊り橋、吊尾根を渡って奥穂高岳。
なんという大迫力、圧巻の風景なんでしょう。

今からこの地を去りますが、必ずまた戻ってきます!

あとで後悔したことその1:寝坊しても涸沢岳登るべきだった。昨日見れなかった大パノラマが見られたのに、バカなとっさん。


★横尾・徳澤・明神

涸沢をあとにすると、さわやかな樹林帯の中をゆるーく下ります。
若干、太ももが張ってるかな~、まあ大したことありません。歩けばほぐれます。

しばらく歩くと小さな吊り橋が見えてきます。
本谷橋です。ちょっと川におりてみます。
そして、手を差し入れてみます。
はい、予想通り、氷水です。もしかすると雪解け水の強烈な冷たさを初めて体験したかも、この年で…
顔を洗い、一口含み、天を仰ぐ...気持ちんよか~~~!
なんか、贅沢すぎますね、この一瞬。

再び歩きはじめます。
てくてくてく...
おおー、見えてきたぞー。でっかーーい壁。
び、屏風岩ーーー!

写真で見るより、当然ですが、大迫力!
いつかはこの岩山を正面から登ってみたい、、、なんてこれっぽっちも思いません。

横尾の大きな橋を渡りしばし休憩。
さあ、1日ぶりのラーコー、ラーコー!
ペプシだけど、うまいねー! シュワシュワー!

そして、次の目的地、徳澤を目指します。

と、その前に、寄りたいところがあります。
ナイロンザイル事件慰霊ケルンです。井上靖の小説にもなりましたが、この事実に基づいた小説が、
僕の穂高岳に対する関心を深めたといっても過言ではありません。
新村橋を渡り、その地を目指します。途中までは広い道でしたが、途中から狭くなり藪漕ぎ状態に。
あまりにひどいので断念。少し遠くから手を合わせました。

あとで後悔したことその2:帰ってから地図見るとかなり近くまで行ってた。勘違いしてたバカなとっさん。

さあ、徳澤、徳澤。
徳澤と言えばー、名物ソフトクリーム!
これは、計画時から外せなかった最重要ミッションでした。
みんな、ベンチに座って食べてるよー、ペロペロ。
僕もいただきます、400円也。
ペロペロ、マイウー!

最後は、こっこさんご夫婦の待つ明神へ。
長く平坦な道は、通常つまらないものなのですが、周りを見るとお花だらけ。
見たことある花、ない花。
先日、全国お花男子協会に登録した僕としましては、とても癒されるロング&ワインディングロードでした。

明神館から右折し明神橋を渡ります。梓川沿いを少し歩き右折すると、待ち合わせ場所の、嘉門次小屋です。
いましたいました笑顔のこっこさん。たかちゃん、初めましてです。
ご挨拶し、お互いの健闘を讃えあい、カンパーイ!
頭からガブリと行くのが流儀らしい岩魚の塩焼きが、ウマすぎー!ビールにあうーー!
疲れなんか吹っ飛びます。
しばし談笑し、お別れ。
今度はいっしょに登りましょうねー。

穂高神社、明神池と散策し、帰りのバスが待つ上高地へと向かいます。


★エピローグ

僕は、山を下りた後の自分の匂いが好きです(いきなり変態発言)。
今まで山にいたんだぞーっていう証みたいな匂いが。

そしてその匂いを落とす風呂も大好きです。
スイッチの入れ替えですかね。山から離れるための。

こっこさんに教えていただいた小梨平キャンプ場の外来浴場で汗を流します。
肩まで湯につかり、目をつぶり、振り返ります。

奇跡やったなー、タクシーの運ちゃんに感謝やなー、しかもかっこよかった、運転が。
プロフェッショナルやん。

昨日の雨、つらかったなあ。よう滑落せんかったよ、よかったよかった。
ところで、オレンジ青年、ジャンダルム行けたかなあ、彼なら行けてるね。
あの精悍な横顔は忘れられないよ。勇気をありがとう。

山も花も空も星も月も太陽も、きれいやったなー。
でも、やっぱり、ひとりで見るのはつまらん。
みーんなと一緒に見たいね。きゃーきゃーいいながら。
来年行く人、この指とーまれ、的な。

最後に、ここに来ることを許してくれた山の神様、天の神様、ありがとうございました。
これからもよろしくね!


おしまい











コメント

コメントを投稿するには「ログイン」が必要です。
初めてご利用になる方は「会員登録」をお願いします。
会員登録 ログイン