稲尾岳、佐多岬でごわす!

2017.12.02(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 24
休憩時間
33
距離
8.6 km
のぼり / くだり
706 / 707 m
1 49
26
11
24

活動詳細

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甫与志岳を後にし、稲尾岳ビジターセンターに向かいました。 こちらの道も凄く整備されています。迷う事無く到着。ビジターセンター手前にあるキャンプ場にはトイレ完備されていますので、前日入り、テントや車中泊も可能だと思いました。(予め、ビジターセンターに許可が必要との事です) ビジターセンターに到着し、駐車場で準備をしているとセンター職員のお出迎え。センター内で稲尾岳のレクチャーをするとの事。お出迎えまでされましたので断れません。ジオラマにて、山のレクチャー。話したくて、話したくてしょうがないのか丁寧なご説明。 ガイドの提案に従い、周回登山をするならアップダウンのある滝回りコース(下り優勢)を先にし、稲尾岳、枯木岳、自然石展望台を巡るルートを選択しました。 結果から言うと、正解だと思いました。もし、逆回りなら唯一眺望のある自然石を最初に見て、それからは眺望のない枯木岳にに稲尾岳、最後にアップダウン(上り優勢)をしながら滝周りコース。想像してみて下さい。(私は美味しい物は最後に食べたいタイプです) さて、滝周りコース。 照葉樹林帯、シビれます。(直近の登頂した数山が無機質な杉林の山だったからでしょうか。相対比較でギャップを感じます) この時点で悦です。(西口コースのピストン登山なんて勿体無いと思いました。) 北口登山コースも最初は錆びれた杉林という感じですが、暫くすると苔生した岩岩。屋久島のミニチュア的な感じで分岐まで進みます。 分岐から稲尾岳頂上までは消化試合と考えて下さい。 稲尾岳から分岐に戻り、西口コースへ。 標高は枯木岳の方が高いため暫く登りを進みますが、枯木を超えるとエンディングまで全体的になだらかな下りが続きます。 自然石展望台からは、うっすら種子島を視認出来ました。(恐らく画像では分からないと思います) この山の素晴らしいところは、これ以降も楽しませてくれるところです。 画像41枚目も川の源。本当にチョロチョロの源泉から、歩みを進めるごとに水量が増します。川の生い立ちの教科書になりそうな川沿い、川中に登山道がありますの心地良いです。さらにこの川には固有種である「おおすみサンショウウオ」が生息しておるとの事で、晩春から夏に掛けてその生態が認出来るとの事です。(ガイドに聞きましたが、夏でも山ビルはいないとの事です) 最後まで全く飽きさせない山で、もう暫くこの場所に居たいと思いました。 美味しいお店で食事をした後はしばらく余韻が残り会話さえも憚る(はばかる)ものですが、ビジターセンターまでの道程はそれを確かめるにちょうど良い距離でした。 全く迷う事の無い道、危険の箇所がほぼ無い道、自然たっぷり飽きる事無い道、眺望があまり無い事以外は文句のつけようがありません。 山歩きを楽しみたいなら、対岸の雄日本百名山の一つに数えられる開聞岳さえも凌駕する山だと私は思います。 是非、皆さんに一度は登って頂きたい山だと思いました。 再びビジターセンターに立寄り、無料サービスの紅茶を頂きながら(冷めた身体が温まります)ガイドに南大隅町の観光スポットのヒアリングを致しました。 ビジターセンターを後にし、せっかくここまで来ましたので本土最南端の佐多岬(グレートトラバース2での田中陽希さんのゴール地点)に立寄りました。残念ながら灯台や展望台までは行けませんが、縁結びで有名な御崎神社⛩まで参りました。 その後、雄川の滝(残念ながら上流展望台)、荒平天神に立寄り、本日の道程を終えました。 まさに大満足の一日でございました。

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