活動データ
タイム
07:38
距離
10.4km
のぼり
1236m
くだり
1234m
活動詳細
すべて見る前日の降雪でラッセル覚悟で挑んだ下田ルート粟ヶ岳。新雪のラッセルなら昨年から愛用しているアルタイスキーホックというスキーシューの出番です。 とはいえ急峻な粟ヶ岳でスキーシューの出番があるのか半信半疑でしたが出番がなくてもそんなに重たくは無いので負担にもなりません。 下田登山口の駐車場付近は積雪なし。4合目をちょっと越えたくらいから積雪が現れましたが、昨日のものらしきツボ足のトレースがあります。昨日の午前中は悪天候なのにすごい人です。我々はこのツボ足の主を「勇者」と名付け、このトレースを追いかけることにしました。 5合目の手前からスノーシューに履き替えましたが、まだアルタイスキーホックの出番はお預けです。スキーで岩場の鎖場など登れませんからね。 勇者ツボ足君は7合目の標識手前でタイムアップだったのか、ここでUターンした模様です。「勇者、ここで撤退!勇者、ここで撤退!」伝令が走ります。 さて、ここからどうするか。 この先には人が踏み入れた跡はなく、あるものと言えばウサギとカモシカの足跡です。夏道も雪に埋もれてどこか分からないので、野生の勘で動物の足跡を追うことにします。「全隊、ウサギのトレースを追え!」 とは言え、新雪のラッセルですので、スノーシュー、ワカンとて沈んでしまい体力を消耗してしまいます。ここで満を持してアルタイスキーホックの出番です。「隊長!アルタイスキーホックの装備をお願いします」ウサギくんが言いました。 満を持してアルタイスキーを装着して歩きます。7合目へ向かうなだらかな稜線をスキーシューで歩くのはすこぶる気分が良いです。みるみるうちにワカン部隊を引き離しスキーシューの機動力を見せつけます。 「隊長、ここから先は急峻な登りです!」ウサギくんが言いました。「なんのこれしき。アルタイスキーの底力を見せてくれるわ!」登りに手こずり体力を消耗し、息も絶え絶えジロー隊長は言いました。 しばらくするとワカン部隊のりっつさんが追いつきました。「ジローさん、お先に。」 またしばらくするとたこさんが追いつきました。「ジローさん、先行くね!」 「むむ、もはやこれまでか。無念」ジロー隊長はものの10分ほどでアルタイスキーホックを脱ぎ捨て、スノーシューに装備を替えました。 というわけで、アルタイスキーホックでのスキーシュー歩きはすこぶるご機嫌でしたが、使いどころは10分くらいでした。上りが急だと使えないんですよね。無論下りは危険すぎて使えません。 でも快晴にも恵まれ、登山人生最高の日となりました。今年10回目の粟ヶ岳でした。りっつさん、たこさん、どうもありがとう!またご一緒しましょう😊
活動の装備
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ 3/4 タイツ
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ 3/4 スリーブ クルー
- その他(Other)WristableGPSforTrekランニング登山用GPS3D標高ナビゲーションMZ-500L
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