活動データ
タイム
08:05
距離
15.2km
のぼり
1196m
くだり
1277m
活動詳細
すべて見る4日前に歩く予定だったものの、時間的にかなわなかった『西丹沢登山詳細図』等の案内マップに未掲載の、室久保林道から水晶沢ノ頭に直接抜ける尾根道を歩いてきました。午前中はその「水晶沢ノ頭西尾根(仮)」を使って国境尾根に出て、ジャガクチ丸に進んだ後に、夏に見付けて歩いたやはり案内マップ未掲載の「ジャガクチ丸北尾根(仮)」を下りで使って戻りました。 この一周コースは5km丁度でお手軽な距離なんですが、バリエーションルートなので、整備された一般登山道に比べて多少時間は延びるでしょう。しかし、実は両方とも踏み跡がそこそこしっかりした道で、かつて杣道として使われていた痕跡があります。勾配がキツいところもありますが、全体として一本尾根のVRとしては歩きやすい道でした。下りでは支尾根に注意したいですが、ジャガクチ丸北尾根の方は最後の室久保林道に下る直前以外、間違えそうな支尾根はないくらいスッキリしています。 当初、ここを歩き切った後はどこにするか決めていませんでしたが、11時に林道に戻れて時間がたっぷりできたので、室久保林道沿いの他のルートではなく、車で道の駅どうしに移動して鳥ノ胸山を回ることにしました。ルートは実はまだ歩いていない正規ルートのハイキングコースにしました。下山ルートは秋葉山経由にしましたが、この鳥ノ胸山ハイキングコースは、一般登山道ながらかなりハードで、午前中のバリルートよりもはるかに大変でした。 秋葉山のルートなんかはマーキングがあるバリエーションルートと言う感じで、最後の区間はそのマーキングで変なところに誘導されてしまいましたが、急遽ここを歩くことにしたために、この周辺の地図を持ってきておりませんでした。正規ルートで道標もマーキングも豊富なので、スマホで事足りると思って安心していましたが、最後の沢のところでピンクリボンに沿って進んだら、西に折れずに直接道志川に出てしまい、柵に阻まれたり、護岸堤防の上の斜面を歩く羽目になったり、面倒なことになりました。やはり地図はきちんとあらかじめ見て頭に入れておいた上で、リボンも林業関連のものもあるので、あまり信用し切らないようにしないといけませんね。反省反省。 でも、天気が良かったので、富士山が何度も目に入ってきて、気分も晴れやかな山行になりました(^∇^)v 【コース状況】 水晶沢ノ頭西尾根は穏やかな勾配の区間から始まり、徐々に勾配がキツくなりますが、中盤で平均的な登山道と言う感じになります。踏み跡は落ち葉の多い区間では見えませんが、笹の枯れ茎が多いところでは踏み跡に沿って茎がないので、間違いなく歩かれている道です。登りでは一本尾根に思えますが、下りでは何箇所か支尾根が出てきます。ただし、赤テープが巻かれているので、踏み跡も注視していれば間違えることはないでしょう。 ジャガクチ丸北尾根の下り始めは、蔦や枝で歩きづらいところが少し続き、先では細尾根になって尾根の上を岩が立ちはだかるところが何回か出てきますが、脇にしっかりエスケープする踏み跡があるので問題はありません。踏み跡は水晶沢ノ頭への道よりもはっきりしていますが、マーキングはありません。支尾根もほとんどありませんが、最後の林道に出るところで二又に分かれます。どちらでも下れますが、右側の方が安全でしょう。 鳥ノ胸山の南北山稜ルートは正規ルートながらかなり勾配の厳しい登りが多く、大変疲れます。特に林道出合から先の後半区間はロープさえ設けられた急登です。 秋葉山へのルートもとてもキツい下りが続き、落ち葉も多くて路面がはっきりしません。ただし、リボンは多いので道を誤ることはないものの、道の通っているところはバリエーションルート然としています。 秋葉山からの下りも急勾配の一直線下降が続き、普通なら避けるような急な斜面の谷をロープを頼って下ります。古い丸木階段が打ち込まれていますが、皆朽ちていて、うかつに丸木を踏んで体重を乗せると、いともたやすく真っ二つに割れますので、要注意です。しかし、一番の問題は谷底の沢に出てからで、渡渉地点のテープを見付けて渡ると、ちょっと下の対岸に戻るように同じテープが見え、そちらに進むと右に踏み跡があって、先にはリボンがこれまで通りあって、それを参考に疑うことなく進んだら、観光農園より大分東側の川原に出てしまいました。そこから川沿いに戻りますが、すぐに護岸の岸壁があって、直下を川が流れているため、岸壁の上を通らざるを得なくなります。平坦ではなく土が斜めに被っているので、滑ったら10m近く下の川の中ですから大変危険です。
活動の装備
- その他(Other)CANMORE
- 富士フイルム(FUJIFILM)フジカST-701
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