強風の硫黄岳

2017.12.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 50
休憩時間
2 時間 23
距離
17.0 km
のぼり / くだり
1281 / 1289 m
54
27
53
1 2
38
15
1 19
15
46

活動詳細

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今年度の雪山始めに硫黄岳。 久しぶりのな為足慣らしのつもりでしたが、 強風の影響で予想以上にハードな山行でした。 前日の積雪の状況がわからないので4WDのみとな氏に車を出してもらいました。 桜平(下)へ駐車してスタート。 あまり積雪もなく、凍っていなかったのでもう一つ上で止めれたかな?と話しながら林道歩き。 雪質はパウダーでサラサラでした。 夏沢鉱泉で登山届を出し、準備を整えます。 オーレン小屋は冬季休業中、ここまで天気は良さそうですが、雲の流れが速く山頂は風が強そう。 夏沢峠で、この先の暴風にそなえてフリースを着込み、アイゼン、厚手のグローブ、バラクラバを準備。 エネルギーを補給して山頂へアタック。山頂はあまり凍ってなさそうなのでストックを使用しました。 樹林帯を抜けると、少し雲が出てきて風が吹き荒れ山頂に進むにつれて強くなっていきます。 雲が通過する際にはハードシェルのフードを雹が横殴りに叩きます。 グローブをしている指先が痛くなり、痺れが強くなってきます。なるべく手先を動かし血流を促しました。 風は予想より強く、時折体をもっていかされそうそうになります。 森林限界を越えてから1時間と少し位のあいだですが、なんでこんな日に山に登っているんだろうと考えてしまいました。 最近、運動不足で歩みは遅いので、なるべく休まずに歩きます。(みとな氏は先に行っては、止まって待ってもらいましたが) 道は広いので、危険個所は少ないですが、暴風と気温の低さがネックでした。 途中で補充したエネルギーが効き始めて元気に山頂へ。 夏沢峠から山頂までは下山してくる人、数名とすれ違いました。 山頂につくと、雲はありますが、赤岳、爆裂火口が見わせてました。山頂には誰もいなくて貸し切りでした。 ここまでの最低気温ー15℃位。 寒さで長居出来ないので、そそくさと下山します。 途中ゴーグルの内側が結露して凍って取れなくなり上半分が見えなくなったり、やっぱりメガネが曇ったり大変でした。 夏沢峠まで下るといままでの寒さが嘘の様で天国のようでした。 オーレン小屋の避難小屋でお昼休憩をとり、夏沢鉱泉からの長い林道歩きを経て駐車場へ到着。 無雪期とは違いかなり体力を奪われ、ヘトヘトでした。 諏訪インターまでの間にある、縄文の湯で疲れを癒しました。

メンバー

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