愛宕山(清滝→清滝)

2017.12.10(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 47
休憩時間
1 時間 6
距離
10.4 km
のぼり / くだり
1013 / 1015 m
2 59
49
1 33

活動詳細

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「ときはいま あめがしたしる さつきかな」 明智光秀が本能寺の変の1週間ほど前に、愛宕山に登って連歌の会を開き、詠んだ歌とされています。また、占いを三度行い、全て凶であったとも伝えられています。 その愛宕山に登ってまいりました。 初めて戦国時代というものに触れたのは5歳の頃。大河ドラマで「天と地と」をやっていました。今でも少年時代の長尾景虎が「初めて人を斬った」と言ったシーンを覚えています。その後、強い影響を受けたのは、小学館の少年少女世界名作全集にあった「太閤記」を何度も読んだことと、9歳の時の大河ドラマ「国盗り物語」です。 子どもながらに、松坂慶子演じる濃姫はきれいだなぁと思い、大人になったら自分もあのような奥さんをもらいたいと思いました^^ 以後、私はほとんどの司馬遼太郎の著作を読み、その歴史観に大きな影響を受けております。 前日に結構雪が積もったようなので、アイゼンを持って出かけました。ただ、車を運転しながら遠目に眺めていると、大したことはなさそうです。駐車場のおばさんに聞いても、アイゼン無しで登っていっているとのことでした。 下界ではよく晴れていて、少し登ると汗だくだく。手袋も暑くて外したほどだったのですが、登るにつれて気温は下がり、残雪を見るようになり、転倒を注意して歩かねばならない状況になりました。 清滝からの登山道は広く、整備されています。昔はもっと賑わっていて、茶屋などもたくさんあったとのこと。でも、800m以上の標高差を登って、お参りに行くのは結構大変ですよね。春日大社や大神神社にお参りするのとはわけが違う。昔の人は偉いというか、今の人が情けないというか・・・。どちらかというと後者ですね。明智光秀が登ったのは、ちょうど私と同い年くらいの頃で、亀岡の方からだそうです。明智越えというらしく、途中の水尾という土地に興味があります。機会があれば、そちらのルートで改めて登ってみたいと思います。 タイヤはスタッドレスに履き替え、アイゼンとわかん、大きめのリュックを引っ張り出してきました。遭難はしたくないので、独りで雪山に登る気はありませんが、軽アイゼン程度で行けるところはどんどんチャレンジしたいと思っております。

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