活動データ
タイム
12:35
距離
33.9km
のぼり
2766m
くだり
2419m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る有給消化がてら、西丹沢から西に向かって歩いてきました。せっかくなので途中にある菰釣避難小屋を使わせていただき、そのまま適当に西に向かいました。道はさすがの東海自然歩道です、ヤバイとかマズイとかは無かったと思います。なお白状すると、私はどこまでが丹沢なのか把握していないので、西丹沢の看板にルートが書かれていた「高指山」をこの活動記録では丹沢の西端と勝手に定義しています。 朝の電車で新松田に向かうのですが、そこはそれ、平日なので少々気まずい... まあ、知らん顔をして新松田に乗り込みますが、トイレが混んでおる。ここがある意味今回一番のヤマ場か?グズグズしているとバスが行ってしまう。...なんとか間に合い、大滝橋に乗り込みます。 大滝橋からの道は相当歩きやすいです。何度か川を渡りますが、この日は水も少なく快適です。途中にある橋などもガッツリと補強されており、安心感抜群な中歩いていけます。そのまま一軒家避難小屋、大滝峠上あたりまでは緩やかな道をノコノコ歩いてきます。大滝峠上から畦ヶ丸避難小屋まではところどころヒーコラ、ワッショイ言いながら歩く場所がありましたが、概ね道はあるきやすかったです。この日は雪がちらついていたので寒かったですが。 畦ヶ丸避難小屋をチラッと覗いたら、畦ヶ丸によってみます。無人の山頂は初めてだったので山頂を少しウロウロし、そのまま西に向かいます。西丹沢らしい尾根をノコノコと歩き、モロクボ沢の頭(だったかな)に到着です。この後何度か「○○の頭」をとおりますが、大体「道の途中で少し小高くなっているところ」なので、道標に小さく書いてあるのを見落とすと、思いっきりスルーしてしまいます。 モロクボ沢の頭を越えると、尾根道が広くて私の大好物になってきます。天気が良ければ最高なのですが、この日は残念ながら曇りで、手が寒い。とは言え道の様子は激写したいので、寒さに耐えながら歩いていきます。カメラとかが操作できる手袋がほしいところです。今もっているのは「ゴージャスな軍手」なので... もうこの辺りは東海自然歩道なので、道はとても歩きやすいです。尾根も広くて空もよく見えるのですが、白い。そう、曇っておるので残念賞であります。こういう道を冬の晴れた日に歩くのが最高なんだがなぁ... とか思いながら歩いていると、菰釣避難小屋に到着です。今日はここで一泊させてもらうとして、せっせと巣作りをします。その後直ちに一人宴会を初めてしまい、気がつけばすっかり暗くなっていました。体がポカポカしているうちに寝るとします。夜目が覚めたら、窓の向こうで光る眼がじーっとこちらをみていましたが、鹿でしょうかね。外は寒いやろうなぁ... と思いながらも中に入れてあげるわけにもいかんので、罪悪感に包まれながら鹿に背を向けておやすみなさい。 朝元気に目覚め、外の様子を見に行くと綺麗な空です。これは本日の天気が期待できそう、ということで、さっさと朝ごはんを食べて明るくなるまで待機します。すこしウジウジしていると、ライト無しで歩けそうな感じになってきたので、満を持して出発です。ノコノコ歩けば菰釣山に到着です。ここの景色はええなぁ。ここで日が昇るのを待とうかとも思いましたが、日の出の方には雲がモジャモジャあるので、こりゃあいかん、と先に進みます。 歩いていると、左(菰釣山)の方が明るくなってきます。ん?思いっきり太陽が出とるやんけ、山頂で待っておくべきだったか... とほんの少しアレな気分になりましたが、その分朝焼けの尾根を富士山とランデブーなので、むしろお釣りが来るわ。昨日に比べて気温も高いようで、手袋なしでも快適に歩けます。そりゃあもうウッキウキで歩いていきますが、どうもこのルートは登り返しがしんどいような気が... 道は木の階段やら砂袋でかなり丁寧に整備されています。これはちょっと凄いです、砂袋を持ってきて積み上げるのはかなりキツイと思います。あまり沢山人が歩く道でもないみたいですが、この丁寧な仕事には本気で頭が下がります。あと、鹿が木段を器用にピョンピョン上っていくのを見ました。やっぱり鹿にとっても登山道のほうが楽なのかな?この先でも結構登山道を歩いている鹿がいました。 そのまま進んでいき、今回私が勝手に設定した丹沢西端の高指山に向かっていきます。...ラスト2Kmがマジで素晴らしい... 丹沢の果て、最後の最後にこんなトレイルがあるとは... そしてそこから最終地点高指山での景色... こりゃあ凄いですわ。正直もう満足してしまったのですが、まだ時間が早めなので先に進むことにします。 高指山から、まずは明神山というところを目指します。この道はキツかったな。が、ヒーコラ言いながら上った先に待つ景色は凄いですね。今日は富士山が帽子をかぶっているのが極僅かに心残りですが、まあええ。ここに神社があるので、例によってこれまでの無事と、これからの無事を祈り先に進みます。ススキの原っぱを抜け、車道を渡り、またもやヒーコラ言いながら登ると三国山に到着です。これから先は三国山ハイキングコースという尾根道を歩くルートになりますが、これまた快適です。本当に快適。 大洞山までは、地味に上っていきます。わりと緩やかではあるので、ガツガツ歩かなければ気持ちよく登れます。ただ、曇りになり、風も強くなってまいりました。さ、さむい。苔むす林の中を歩き、最後の坂をヒーコラ登れば、本日のピーク(多分)である大洞山に到着です。このやまは「おおぼらやま」と読むようですが、丹沢方面からやってきた私にとっては馴染みのある読み方であるため、何の問題もありません。も、もも、もちろん「だいどうさん」とか思っていませんでしたよ?ほ、本当ですよ? だいどう、ではなく大洞山を越え少し歩くと微妙に進行方向が変わります。が、この微妙な違いが大きい。全く風がなくなりました。こりゃあええわ、とウキウキで進みます。ちょっと進むとアザミ平という場所にでるのですが、なんか不思議な雰囲気の場所ですね。なんでここだけこんな感じなんだろう。そのままモソモソ歩くと立山への分岐です。ここは「たてやま」ではなく「たちやま」であるようですが、流石にこれが読めないのは仕方がないでしょう。途中、台湾領土を抜け、立山へ出ると、先の方に展望台があるわいな、とのこと。もちろん行ってみます。実際には単なる開けた場所、なのですが、富士山が目の前にあります。本日は雲に覆われまくっておりますが、雲がなければすごい景色になりそう。 もうこの先は下るだけなので、ノコノコと下りていきます。そのうち車道にでるのでそのままズンズン進み、須走浅間神社を見学してトンズラしました。なお、日帰り温泉による予定でしたが、完全に忘れておりました、無念なり。
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