活動データ
タイム
02:22
距離
5.1km
のぼり
462m
くだり
461m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る東日本大震災における被災を乗り越えて、逞しく復興しつつある港町、宮城県牡鹿群は女川町。同町の最高峰にして、古くからその漁師たちが海に出た際、目印にしていたとされているのがこの『石投山』なのだそうだ。 同峰には、当地のNPO法人によって登山道が整備されており、ファミリー向けのハイキングルートとして知られている。筆者も今年の5月に一度足を運んでみたが、間抜けにも道を間違えてしまい肝心の登山道への入り口を発見できず、結局何もせずに引き返す羽目になるという失敗を体験したのである。 それから半年、年の瀬も迫った天皇誕生日のこの日、改めて挑戦することを決意。実は10月末に黒部峡谷下ノ廊下から帰ってきてから、正体不明の体調不良によりしばらく山行を控えていたので、実に2ヶ月ぶりのリハビリ登山となる。当日の朝は、布団から這い出すのも大変な試練となる寒さであったが、半年前のリベンジを果たすため、女川へ向け出発である。 <注意事項> ・タクシーの運転手の方の話によると、実は『石投山』と呼ばれる山は女川に二ヶ所存在しているとのこと。筆者も寡聞にして知らぬところであった。山と渓谷社の『分県登山ガイド03 宮城県の山』にて紹介されており、町外から訪れる登山者の多くが目指すであろう『石投山』は、そのうち町の北側にそびえ立つ方(もうひとつは西側)。此度の筆者のように、タクシーで登山口に向かう際は、「北側の、新田(しんでん)仮設住宅に登山口がある方」と告げれば分かってもらえるはずだ。 ・登山口のある『新田仮設住宅』までは、女川駅から町民バス(ワゴン車)も利用可能だが、発車時刻が鉄道との接続をほとんど考慮していない点に注意(列車の到着時刻からわずか1分後)。筆者は後述の通り、タクシーを利用することにした。 ・地図にない伐採用の作業道が各所にあるため、道標であるピンクのテープをよく確認すること。 ・山頂直下の坂は傾斜がかなり急であり、登りが大変なのは勿論のこと、下りはさらなる危険が予想される。筆者は持参していなかったが、ストックの使用を推奨。また、降雨後はかなりの用心を要することが想像される。
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